マッシュルームは生でも食べられる?危険性はない?人気レシピ22選を紹介!
【野菜ソムリエ監修】マッシュルームは生で食べられるか知っていますか?今回は、<ホワイト・ブラウン>のマッシュルームの生食できる期間、生食する際の注意点・危険性を紹介します。保存方法・ポイントや、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- マッシュルームは生でも食べられるの?
- 収穫後3, 4日目までの新鮮なマッシュルームであれば生食できる
- 新鮮なマッシュルームの特徴
- マッシュルームを生で食べる際の注意点・危険性は?
- ①妊娠中や赤ちゃんは生で食べない
- ②食べ過ぎると消化不良になる可能性がある
- ③腹痛や下痢になる可能性がある
- マッシュルームが生食できる期間は?
- 生食は購入後1~2日が目安
- 生マッシュルームの食べ方・レシピ【サラダ】
- ①マッシュルームのチーズサラダ
- ②スタッフドマッシュルームサラダ
- ③生マッシュルームと春菊のサラダ
- ④生マッシュルームとアボカドのサラダ
- ⑤水菜とマッシュルームのサラダ
- ⑥じゃがいもとマッシュルームのサラダ
- ⑦ブルーチーズと生マッシュルームのサラダ
- ⑧マッシュルームとレモンのサラダ
- 生マッシュルームの食べ方・レシピ【スープ】
- ①マッシュルームの濃厚きのこポタージュ
- ②ジャガイモとマッシュルームのスープ
- ③オニオンマッシュルームスープ
- ④ブラウンマッシュルームスープ
- ⑤マッシュルームトマトスープ
- ⑥4種のきのこのポタージュ
- ⑦レタスとマッシュルームのスープ
- 生マッシュルームの食べ方・レシピ【おつまみ】
- ①生マッシュルームのオリーブオイルがけ
- ②マッシュルームのシンプルおつまみ
- ③丸ごとマッシュルーム
- ④アヒージョ風マッシュルーム
- ⑤マッシュルームと生ハムのマリネ
- ⑥マッシュルームのバジル和え
- ⑦ホワイトマッシュルームの塩昆布和え
- マッシュルームの保存方法・ポイントは?
- ①冷蔵保存する
- ②冷凍保存する
- ③水で洗わない
- ④保存する際は空気に触れない
- ⑤レモン汁をつける
- マッシュルームを生で美味しく食べよう
マッシュルームは生でも食べられるの?
マッシュルームはパスタなどの具材として加熱して食べるイメージが強く、生で食べるイメージはあまり無いかもしれません。マッシュルームは、レタスなどと同じように生で食べることはできるのでしょうか。ここでは、マッシュルームは生でも食べられるかどうかを解説します。
池田奈央
野菜ソムリエ
マッシュルームというのは、英語で、本来の意味はキノコです。和名では、ツクリタケというのが、マッシュルームと呼ばれているキノコの名前です。
収穫後3, 4日目までの新鮮なマッシュルームであれば生食できる
下記は、収穫後の日数経過とマッシュルームの状態を表しています。
1日目 | 軸は短く伸びていない |
---|---|
2日目 | 軸が少し伸びる |
3, 4日目 | 軸の周りに亀裂が少し入って黒い部分が見える |
5日目 | かさが開いてヒダの色が淡灰色から暗褐色に変化する |
マッシュルームは、きのこ類の中では珍しい、生食ができる品種です。ただし、生食する場合は収穫後3~4日目までの新鮮なものを選ぶようにしましょう。収穫後5日を過ぎるとかさが開いて軸の周りの黒い部分が見えるようになり、ヒダの部分も黒ずんだような色合いになります。このような状態になった場合は、鮮度が落ちているので加熱調理がおすすめです。
なお、マッシュルームにはホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームの2種類がありますが、いずれも新鮮であれば生食できます。
新鮮なマッシュルームの特徴
マッシュルームを生食する場合は、以下のような特徴を持つ新鮮なマッシュルームを選びましょう。
・かさが開いていない
・触ったときにしっかりしている
・黒ずんでいない
・水分が増えていない
・固くしまっている
マッシュルームは鮮度が落ちると色が黒ずみ、水分が増えて柔らかくなります。逆に新鮮なマッシュルームは触った時に固くしまっているので、購入時は色や固さを確認して選ぶようにしましょう。また、かさの部分を確認できるのであれば、かさがしっかり閉じていることを確認するのがおすすめです。
池田奈央
野菜ソムリエ
マッシュルームには、4つの品種があり、よく見るホワイト種、ブラウン種に加えて、オフホワイト種やクリーム種の種類があります。
マッシュルームを生で食べる際の注意点・危険性は?
新鮮なマッシュルームは生で食べることができますが、人によっては生食をすると体調を崩す場合もあります。また、年齢などによっては生食が推奨されない場合があるので注意が必要です。ここでは、マッシュルームを生で食べる際の注意点・危険性について解説します。
①妊娠中や赤ちゃんは生で食べない
マッシュルームは、妊娠中の方はや赤ちゃんは生で食べない方が無難です。生のマッシュルームには雑菌などが付着している場合もあり、妊娠中に食べた場合にお腹の中の赤ちゃんへの影響が絶対に無いとは言い切れません。さらに、妊娠中はホルモンバランスが大きく変化する影響で免疫力が低下しているため、雑菌が原因で体調を崩す場合もあります。
また、赤ちゃんは消化能力があまり高くないので、マッシュルームを食べるとお腹を壊してしまう危険性があります。加熱したマッシュルームであれば7か月ごろから離乳食に使えますが、生食は大人と同じ食事ができるようになる頃までは避けたほうが安全です。
②食べ過ぎると消化不良になる可能性がある
マッシュルームには不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は便秘の改善などに役立つ栄養素である一方で、体内で全く消化・吸収されないため、大量に摂取すると消化不良を起こす危険もあります。さらに、不溶性食物繊維は摂取量が多すぎると、便が硬くなり過ぎて便秘が悪化する場合もあるので、マッシュルームの食べ過ぎには注意が必要です。
③腹痛や下痢になる可能性がある
マッシュルームには「フルクタン」と呼ばれる糖類が含まれています。フルクタンは小麦や玉ねぎ・にんにくなどにも含まれていますが、人によってはフルクタンを含む食べ物を食べると腸が過敏反応を起こして腹痛や下痢を起こす危険性があります。
マッシュルームを食べるといつも腹痛や下痢を起こす場合は、フルクタンに過敏反応している可能性が高いので、なるべく食べない方が良いでしょう。