パイナップルの食べ頃の見極めは?選び方が重要?切り方や食べ方のおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】パイナップルの食べ頃・食べごろの見分け方を知っていますか?今回は、パイナップルの食べ頃を〈色・形・硬さ・ヘタ〉で見極める方法や、パイナップルを追熟させて食べ頃にする方法を紹介します。パイナップルの旬や完熟後の日持ち期間も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- パイナップルは食べ頃の見極めが重要?なぜ?
- パイナップルは追熟されないため
- 食べ頃のパイナップルの見分け方・選び方は?
- ①重量感がある
- ②実が下部につれて膨れんでいる
- ③葉の色が濃くツヤがある
- ④表面がふっくらとしている
- ⑤表皮にツヤがある
- ⑥白い粉がついている
- ⑦黄みを帯びている
- ⑧甘い香りがする
- ⑨触ると軟らかい
- パイナップルの食べ頃の季節はいつ?
- パイナップルの食べ頃の時期・旬は初夏
- 完熟パイナップルの日持ち期間は?
- ①丸ごとパイナップルを保存する場合
- ②カットパイナップルを保存する場合
- 完熟パイナップルの美味しい食べ方
- ①パイナップルをそのまま食べられる切り方
- ②トロピカルなパイナップルボート
- ③パイナップル・フラペチーノ
- パイナップルの食べ頃を見極めよう
(*パイナップルの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
完熟パイナップルの日持ち期間は?
冷蔵・冷凍で保存したパイナップルはどの程度日持ちするのでしょうか。パイナップルの保存方法のポイントとあわせて、保存方法別に日持ち期間を見てみましょう。
①丸ごとパイナップルを保存する場合
パイナップルは常温で保存できますが、室温では他の保存方法より日持ち期間が短くなります。また、夏の時期は気温が高く傷みが早くなり、日持ちしません。日持ち期間の目安は常温で冷暗所に置いて2〜3日ほどで、冷蔵庫の野菜室保存では5日前後になります。パイナップルは追熟はしませんが、置いておくことによって多少酸味が抜けることもあるそうです。
パイナップルを丸ごと保存する場合は新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室に入れるか、風通しのよい冷暗所に置いておきましょう。その際、葉が付いていることで鮮度が保っているので、切り落とさないようにしてください。また、葉の部分を下にして逆さにおいておくと、パイナップルの下の部分に溜まった甘みが全体に行き渡りやすくなります。
②カットパイナップルを保存する場合
一度カットしたパイナップルは表面から劣化が進むので、乾かないようにラップなどに包んで冷蔵庫で保存します。日持ち期間の目安は冷蔵庫で2〜3日ほどです。冷凍する場合は、1口大にカットしたパイナップルをアルミなどの金属皿の上に間隔をあけて並べ冷凍し、凍ってからジッパー付き保存袋に入れておけば、1〜2ヶ月は保存できます。
(*パイナップルの日持ちする保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
カットされたパイナップルは上述の通り傷み始めるのが早いので、カットパイナップルを購入する場合は実の色が濃くツヤツヤしているものを選び、日を置かずに食べきるようにしましょう。
完熟パイナップルの美味しい食べ方
パイナップルは下部のほうが甘味が強いので、頭のほうから食べていくと最後まで美味しく食べられます。ここでは、パイナップルをそのまま食べられる切り方や盛り付け方、おすすめのドリンクレシピを紹介します。
①パイナップルをそのまま食べられる切り方
栄養豊富で比較的低カロリーなパイナップルは食べると体やお肌にうれしい効果や効能があります。そんなパイナップルをそのまま食べられる切り方の紹介です。
・パイナップルの両端を切り落とす
・縦横半分切り、4等分にする
・芯は取り除く
・皮と実を分ける
・身を厚み均一に切る
・実を交互にずらして盛り付ける
動画にはないですが、パイナップルの葉の取り方は片手は実の上に、もう一方の手はタオルなどを使って葉を持ちクルッと回すと綺麗に葉が取れるので試して見てください。
葉をとったパイナップルの両端を切る時は、甘みが集まる下部を切りすぎないよう注意しましょう。皮と実を分ける時は、皮を下にして皮と実の間に包丁を入れて、皮と平行になるように切るのがコツです。切った実をお皿に見立てた皮の上に並べ、交互にずらして見栄えよく盛り付けます。
②トロピカルなパイナップルボート
身から葉に向かって包丁を入れ縦半分に切りますが、葉は半分に割らずに器に使うパイナップルにつけておきましょう。パイナップルのおしゃれな器にブロック状にカットしたパイナップルと他のカラフルなフルーツを盛り付けます。パイナップルボートの食卓を彩る色と見栄えは、ちょっとしたパーティーに喜ばれる一品です。