びわの旬の時期・季節はいつ?選び方や美味しい食べ方も紹介!
【野菜ソムリエ監修】びわの旬の時期を知っていますか?他の果物と比べて目にする機会が少ないですが、今回は、びわの旬・収穫時期や、主産地・生産量などを紹介します。びわの栄養価や選び方のほか、レシピ・食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてください。
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びわの旬・収穫時期はいつ?
果物の中でも店頭で見かける時期が限られるびわの旬の季節や収穫時期、生産地などを詳しく紹介します。
びわの旬・収穫時期は5月〜6月あたり
びわが一番旬の季節は5〜6月です。収穫時期は産地により若干差があり、ハウス栽培しているところもありますが、それでも店頭に並ぶのは4月〜7月の春から初夏に限られます。収穫後に熟成させて甘みや柔らかさが増す果物も多い中で、びわは収穫してすぐに鮮度が落ちてしまいます。そのため店頭で見かける時期が短く、旬の時期だけ楽しめる貴重な果物です。
池田奈央
野菜ソムリエ
ビワは、食べ過ぎるとお腹が緩くなると言われています。旬が短い食材は、パワーがありアクも強いです。お子さまの食べ過ぎには、注意しましょう!
(*びわの収穫時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
びわの主産地・生産量
びわの主産地と生産量のTOP5を紹介します。
順位 | 都道府県 | 生産量 |
1位 | 長崎県 | 1.470トン |
2位 | 千葉県 | 503トン |
3位 | 鹿児島県 | 474トン |
4位 | 愛媛県 | 303トン |
5位 | 香川県 | 288トン |
びわ生産量日本一なのは長崎県で、びわの収穫量1/3は長崎県のものです。収穫時期は長崎県や鹿児島県など海岸沿いの温暖な地域は2月〜6月で、その他の地域では4月〜6月がメインです。上位5県が日本の生産量70%を占めています。
池田奈央
野菜ソムリエ
ビワの種を使った杏仁豆腐のレシピなどありますが、バラ科の果物の種には、天然の毒素が含まれています。自家栽培のビワの種の加工には注意しましょう。
(*びわの値段について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
びわの選び方や栄養価は?
旬の時期だけの貴重な果物ですから、新鮮なびわを選びたいものです。美味しいびわの選び方のポイントとびわに含まれる栄養価を詳しく説明します。
新鮮なびわの選び方のポイント
新鮮なびわの選び方のポイントを詳しく紹介します。
・ヘタがしっかりしている
・オレンジ色が鮮やかで色むらがない
・皮にハリとツヤがある
・皮に白い粉がついている
・皮にうぶ毛がある
・形が左右対称
びわは鮮度が落ちやすいため、新鮮なものを選び早めに食べるのがおすすめです。鮮度が落ちるとヘタや皮にハリがなくなりシワになってきます。びわについている白い粉はカビなどではなく、新鮮で熟した果物が分泌している成分なので安心してください。産毛も鮮度が良いもののほうがたくさんあります。
傷があるとすぐに傷んでしまうので、見た目のキレイさも重要です。