もやしが臭い原因とは?腐ってる?匂いの取り方・消す方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】もやしの臭いがきつい理由を知っていますか?腐っているのでしょうか?今回は、もやしの臭いがきつい原因や臭いの消し方・対策など紹介します。ほかにも、もやしの臭いが気にならない料理レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
もやしを洗った後は、もやしを茹でます。茹でる際のお湯の量はもやし1袋に対して1.5L程度のお湯ですが、この時のお湯に塩と酢を少し加えると、さらに臭いを軽減出来ます。なお、茹ですぎてしまうともやしのシャキシャキ感がなくなってしまうので、約1分を目安に茹でると良いでしょう。
手順③再び水に入れる
もやしが茹で上がった後は、すぐに冷たい水につけましょう。こうすることで、もやしのにおいがさらに軽減される上に、シャキシャキとした美味しい食感を残すことができます。水につけずにおいておくと、もやしに火が通り過ぎて柔らかくなってしまうの、この過程は手早く行うことが大切です。
もやしが臭くならない・傷みにくい保存方法は?
ここまで、もやしの気になる臭いを取る方法について紹介してきましたが、なるべく臭いを抑えて保存できる方法はあるのでしょうか。ここでは、もやしが臭くならない上に傷みにくい保存方法について紹介します。
もやしは冷凍保存がおすすめ
もやしは冷蔵では2日間しか持ちませんが、冷凍庫で保存することで2週間も長持ちさせることが出来ます。もやしの冷凍保存の手順は以下の通りです。
【手順】
①流水で洗う
②水気をしっかりと切る
③ジッパーバッグなどに入れて冷凍する
購入したもやしはそのまま冷凍するのではなく、一度洗ってから冷凍することでよりおいしさを保つことが出来ます。洗ったもやしはしっかり水気を切らないと、冷凍保存中に霜が生じて味や食感が落ちてしまうので注意してください。
なお、冷凍したもやしは正しく保存しても、解凍後は新鮮なものよりも食感が少し柔らかくなってしまいます。これは冷凍の過程でもやしの中に含まれる水分が氷の結晶となって膨張し、組織が破壊されることが原因です。
この組織の破壊をなるべく抑制したい場合は、急速冷凍の機能を活用するか、熱伝導率の高いアルミなどの金属製のトレーの上にのせて冷凍するなどして素早く冷凍すると良いでしょう。
(*もやしを日持ちさせる方法や冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
もやしを素早く冷凍して氷の結晶が大きくならないようにするためには、保存袋に入れる際できるだけ平らになるように並べることも大切です。厚みを均一にすることで冷凍速度のムラも軽減されます。
新鮮なもやしを選ぶのも重要
もやしの臭いや傷みをできるだけ防ぐためには、購入する際に新鮮なもやしを選ぶことも大切です。以下に挙げる新鮮なもやしの特徴を理解しておきましょう。
・みずみずしい
・ハリがある
・白くて太い
・葉のような部分が黄色い
・根が変色していない
・豆が開ききっていない
・袋の中に水が溜まっていない
もやしは上記のような特徴のものを選ぶのがおすすめですが、消費期限が表示されていることも多いので、なるべく期限が先のものを選ぶようにするのも良いでしょう。ただし、保存状態によっては消費期限内であっても状態が悪い場合もあるので、もやし自体の状態もしっかりと確認することが大切です。
(*もやしの消費期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
もやしの臭いが気にならない料理レシピ
もやしの臭いが気になる際には、調理方法や味付けを工夫することで臭いを抑えることができます。特に、炒めたり香味野菜や酢・酒などの調味料を組み合わせたりすると効果的です。ここでは、もやしの臭いを気にせず食べられるレシピを紹介するので参考にして下さい。
➀もやしのナムル
茹でたもやしやにんじん、きゅうりを調味料と和えるだけで簡単に作れるレシピです。香りの強いエスニック風の味付けで仕上げているため、もやしの気になる臭いが抑えられます。