ナスの保存方法・期間とは?冷凍や常温で美味しく長持ちさせるコツを紹介!
【管理栄養士監修】ナスが余った場合、どうしていますか?今回は、〈常温〉〈冷凍〉〈冷蔵〉などナスの正しい保存方法・期間や保存する際のポイントを紹介します。また、〈干しナス・漬物・煮浸し〉などナスを保存食にする方法や賞味期限の見分け方も紹介するので参考にしてください。
目次
なすを冷凍で保存した場合のおいしく食べられる期間は、1カ月程度となります。なすは、冷凍することで冷蔵と違い、低温障害による変色や軟化などリスクがなく保管できます。なすを大量保存する場合は、冷凍で保存しておくことがおすすめです。
冷凍で保存する方法・手順
冷凍庫でなすを保存する場合のおすすめの方法や手順を紹介するので、保管する際の参考にしてみてください。
【やり方】
①輪切り、乱切りなど調理する際使いやすい形にカットする
②水を張ったボウルなどに入れ、10分程度漬けてアクを抜く
③ペーパー紙などで水気をしっかりとる
④使い切る量ごとにわけラップなどで包む
⑤ポリ袋などに入れ密閉し、冷凍保存する
冷凍保存する際のポイントは、調理する時に使いやすくカットすることです。後の料理に使いやすい形にカットしておくと、手間が省けけて便利です。また、冷凍庫で保管する際は、アルミトレーにのせ平たく保管することで、スピーディに凍らせることができ鮮度を保持することができます。
解凍する際のポイント
自然解凍してしまうと、調理の際に水っぽくべちょっとした食感になってしまうため、解凍せず凍ったまま調理しましょう。カットしたなすを焼いて冷凍すると、解凍後のべちょべちょ感を抑えることができますし、解凍してそのまま食べることも可能です。
和菜
管理栄養士
調理後ナスの綺麗な紫色を残すには調味前にナスを素揚げをすることがポイントです。 ただしナスは水分も多く、油を吸収しやすいのでn-6系のサラダ油ではなく、n-9系のオリーブオイルで調理するのがおすすめです★
(*なすの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ナスの常温での保存方法・期間
常温で保存した場合、どれくらいの期間長持ちさせることができるか知っていますか?賞味期限の目安や保存の仕方など詳しく説明します。
賞味期限の目安
なすを常温で保存する場合、3から4日程度の期間鮮度を保って保管することができます。なすの適温は、10~12度といわれて、常温で保管の際には日当たりをさけ涼しい場所で保管することがポイントです。
常温で保存する方法・手順
冷蔵庫などにいれずに、なすを上手に保存する手順などを紹介するので参考にしてください。
【やり方】
①一本ずつきっちりと新聞紙などでラッピングする
②日当たりをさけ、通気性のよい場所で保存する
南アジア原産のなすは、夏場の高温化では日持ちできる期間がかなり短くなるため、常温保存せずに冷蔵庫などで保存しておくと長持ちさせることができるので覚えておきましょう。