野菜の漢字・読み方50選!クイズ向きの難しい・1文字の漢字など一覧表で紹介!
野菜には様々な難しい漢字があることを知っていますか?今回は、〈オクラ・ピーマン〉など、クイズ向きな野菜の名前の難しい漢字の〈読み方・由来〉などを紹介します。五十音順で全50種類を一覧で紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 野菜の難しい漢字何個分かる?
- 野菜の難読漢字【あ行】
- ①竜髭菜(読み方:アスパラガス)
- ②鰐梨(読み方:アボカド)
- ③隠元豆(読み方:インゲマメ)
- ④独活(読み方:ウド)
- ⑤榎茸(読み方:エノキダケ)
- ⑥陸蓮根(読み方:オクラ)
- 野菜の難読漢字【か行】
- ⑦芥子菜(読み方:カラシナ)
- ⑧甘藍(読み方:キャベツ)
- ⑨蕪(読み方:カブ)
- ⑩南瓜(読み方:カボチャ)
- ⑪花椰菜(読み方:カリフラワー)
- ⑫胡瓜(読み方:キュウリ)
- ⑬牛蒡(読み方:ゴボウ)
- ⑭苦瓜(読み方:ゴーヤ)
- 野菜の難読漢字【さ行】
- ⑮薩摩芋(読み方:サツマイモ)
- ⑯馬鈴薯(読み方:ジャガイモ)
- ⑰春菊(読み方:シュンギク)
- ⑱生姜(読み方:ショウガ)
- ⑲西瓜(読み方:スイカ)
- ⑳清正人参(読み方:セロリ)
- ㉑空豆(読み方:ソラマメ)
- 野菜の難読漢字【た行】
- ㉒筍(読み方:タケノコ)
- ㉓青梗菜(読み方:チンゲンサイ)
- ㉔土筆(読み方:ツクシ)
- ㉕唐辛子(読み方:トウガラシ)
- ㉖玉蜀黍(読み方:トウモロコシ)
- ㉗蕃茄(読み方:トマト)
- 野菜の難読漢字【な行】
- ㉘人参(読み方:ニンジン)
- ㉙大蒜(読み方:ニンニク)
- ㉚葱(読み方:ネギ)
- 野菜の難読漢字【は行】
- ㉛阿蘭芹(読み方:パセリ)
- ㉜薄荷(読み方:ハッカ)
- ㉝甘唐辛子(読み方:ピーマン)
- ㉞糸瓜(読み方:ヘチマ)
- ㉟菠薐草(読み方:ホウレンソウ)
- 野菜の難読漢字【ま行】
- ㊱茗荷(読み方:ミョウガ)
- ㊲糵(読み方:モヤシ)
- 野菜の難読漢字【ら行】
- ㊳落花生(読み方:ラッカセイ)
- ㊴辣韭(読み方:ラッキョウ)
- ㊵萵苣(読み方:レタス)
- 野菜の名前には難しい漢字が多い
食物繊維が豊富な野菜として知られるゴボウは、漢字で牛蒡と表記します。牛蒡の由来は諸説ありますが、中国では大きな植物を表すのに牛の字を使い、中国に自生する蒡という植物に似ていることから牛蒡と表すようになったようです。また、単純にゴボウが牛の尻尾に似ていることから使われるようになったとする説も有力となっています。
(*ごぼうの漢字表記について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑭苦瓜(読み方:ゴーヤ)
苦味が特徴的なゴーヤは漢字で苦瓜と表記します。ゴーヤは和名でにがうりと呼ばれ、果肉に苦みがあることで知られていますが、苦いウリ科の野菜ということから苦瓜と表すようになりました。琉球国由来記という沖縄が琉球王国だった時代の書物にも苦瓜の記載があることから、1700年代には既に日本にも伝わっていたようです。
野菜の難読漢字【さ行】
名前(読み方) | 漢字 | 難しさ |
サツマイモ | 薩摩芋 | 簡単 |
ジャガイモ | 馬鈴薯 | 難しい |
シュンギク | 春菊 | 簡単 |
ショウガ | 生姜 | 簡単 |
スイカ | 西瓜 | 普通 |
セロリ | 清正人参 | 難しい |
ソラマメ | 空豆 | 簡単 |
⑮薩摩芋(読み方:サツマイモ)
焼き芋にすると甘くて美味しいサツマイモは、漢字で薩摩芋と表記します。サツマイモは今から400年ほど前に日本へと伝わり、沖縄から現在の鹿児島県である薩摩に広まり江戸時代には作物として本州にも広がりました。薩摩から全国へと広がった芋であるため、薩摩芋とよばれ現在でも広く親しまれています。
⑯馬鈴薯(読み方:ジャガイモ)
フライドポテトやポテトサラダの材料として親しまれているジャガイモは漢字で馬鈴薯と表記し、バレイショと読むこともできます。
馬鈴薯は中国からきた言葉で、じゃがいもが馬の首に付ける鈴の形に似ていることが由来していると言われます。他の説としては、ジャガイモがマレー半島から伝わったイモとされ、マレーのイモが訛りバレイショと呼ばれるようになった説もあるようです。
(*じゃがいもの漢字表記について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑰春菊(読み方:シュンギク)
鍋野菜として活用されることが多いシュンギクは、漢字で春菊と表記します。由来は漢字の通りで、春になると花を咲かせ、葉の形が菊に似ていることから春菊と表記されるようになりました。もとはヨーロッパが原産の植物で、日本に渡ってきた時に食用として品種改良された野菜と言われます。
⑱生姜(読み方:ショウガ)
ショウガは漢字で生姜と表記し、昔の言い伝えが名前の由来となる珍しいパターンの野菜です。神農と呼ばれる人物が山に薬草を採取しに行ったときに誤って毒キノコを口にしましたが、自生していた生姜によって命を救われたという逸話があります。
この経験から神農の姓である姜の字と、命を救われたことを意味する生の字を合わせて生姜を呼ばれるようになりました。