「とちおとめ」はどんな特徴のいちご?旬の時期・産地や味わいは?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】「とちおとめ」とはどんないちごか知っていますか?今回は、「とちおとめ」の〈旬の時期・産地・味わい・糖度〉など特徴や、選び方や正しい保存方法についても紹介します。「とちおとめ」の美味しい食べ方・レシピも参考にしてみてくださいね。
目次
- 「とちおとめ」とは?どんな特徴のいちご?
- 「とちおとめ」は「女峰」を品種改良して誕生した「いちご」
- 「とちおとめ」の味わい・糖度
- 「とちおとめ」の値段
- 「とちおとめ」の旬の時期・主産地は?
- 「とちおとめ」の旬の時期は1〜4月
- 「とちおとめ」の主産地
- 「とちおとめ」の選び方と保存方法は?
- 美味しい「とちおとめ」の選び方のポイント
- 「とちおとめ」などいちごの正しい保存方法
- 「とちおとめ」の美味しい食べ方は?
- ①洗ってそのまま食べる
- ②冷凍いちごにするのもGood
- ③いちごに合う甘味料と一緒に食べる
- 「とちおとめ」の食べ方・レシピのおすすめ
- ①とちおとめのジャム
- ②とちおとめのマフィン
- ③ローストホースのとちおとめソース
- 「とちおとめ」を食べてみよう
店頭で「とちおとめ」を購入する際、美味しい「とちおとめ」を見分ける方法はあるのでしょうか。美味しい「とちおとめ」の選び方のポイントや、正しい保存方法について紹介します。
美味しい「とちおとめ」の選び方のポイント
美味しい「とちおとめ」の見分け方のポイントは、以下の通りです。
・果肉の色が鮮やかでツヤがある
・ヘタが濃い緑色をしている
・果肉にキズがなくハリがある
・甘い香りが漂う
美味しく新鮮な「とちおとめ」は明るい紅色をしており、ヘタの付近まで果肉の色が赤く色づいています。果肉にハリがあり、種を覆うほど果肉が盛り上がっているものも食べごろです。また、ヘタの先端が尖って反り返り濃い緑色をしているものや、甘い香りがするものも鮮度が良いと言えます。
「とちおとめ」などいちごの正しい保存方法
「とちおとめ」などのいちごの正しい保存方法は、以下の通りです。
1.水気を拭き取る
2.平らなお皿にヘタの部分を下にして並べ、ラップをかける
3.冷蔵庫の野菜室に入れて保存する
「とちおとめ」を保存する際は、ヘタがついたままの状態で洗わずに水気を拭き取ってから保存します。「とちおとめ」をお皿に移す際はヘタを下に向けて果実同士が重ならないように並べ、乾燥を防ぐためラップをかけておきましょう。このような方法で保存すると、3日から5日程度日持ちさせることができます。
(*いちごの保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
「とちおとめ」の美味しい食べ方は?
「とちおとめ」にはどのような食べ方があるのでしょうか。「とちおとめ」のおすすめの食べ方について紹介します。
①洗ってそのまま食べる
鮮度の良い「とちおとめ」の場合は、生で食べる方法が一番美味しいと言われています。「とちおとめ」をそのまま食べる場合は、水で軽く洗ってヘタを取ってから食べてください。
果実を口に入れる際には、ヘタ側から食べるのがおすすめです。いちごはヘタ側よりも先端部分の甘味のほうが強いため、ヘタ側から食べると最後に最も甘い先端部分にたどり着き、より甘みを感じやすくなります。
(*いちごの洗い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
堀崎至代
野菜ソムリエ
果肉が硬いわりに果汁が多く、きれいな円錐形であることからデコレーションケーキに使いやすい品種です。甘い香りも楽しめます。
②冷凍いちごにするのもGood
「とちおとめ」を冷凍して食べるのもおすすめで、冷凍いちごにする場合は以下のような手順で行います。
1.実を水洗いして水気を拭き取り、ヘタを取る
2.タッパーやジップ付きの密閉保存袋に入れ、実同士が重ならないように並べる
3.タッパーや密閉できる保存袋の空気を抜いて冷凍室で保存する
「とちおとめ」をたくさん購入して食べ切れない時は、上記のような方法で冷凍して保存すれば保存期間を延ばすことができます。冷凍した「とちおとめ」を食べる際は、冷蔵庫で半解凍してシャーベット感覚で食べたり、牛乳とともにミキサーで撹拌してスムージーにして飲んだりしても良いでしょう。
(*いちごの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)