カレーに隠し味「チョコ」を入れる効果は？量・タイミングなど入れ方のポイントを解説！

カレーの隠し味としてミルクやビター、ホワイトなどのチョコが使えることがわかりましたが、それ以外にも風味を増す食材があります。ここでは、チョコ以外のカレーの隠し味としておすすめのものを6つ紹介します。

カレーの隠し味として一般的なものといえば、やはりしょうゆでしょう。カレーに入れすぎないように少量のしょうゆを加えると、和風のテイストになり、味が引き締まります。だししょうゆなどを加えると、より美味しく仕上がります。

なお、使用量の目安はカレールー1箱に対し、しょうゆ小さじ1杯が適量です。カレールーを入れる前に醤油を加え、20分ほど具材と一緒に煮込みましょう。

（＊カレーの隠し味に醤油を入れる効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）

カレーの味に深みを増したい時には、中濃ソースを隠し味にしましょう。中濃ソースは豊富な香辛料が含まれているだけでなく、野菜や果物の旨味も詰まっているうえ、辛味が増すこともないため誰でも食べやすい味に仕上がります。

中濃ソースを加えるタイミングは、カレールーを溶かした後です。そのため、中濃ソースの塩味が加わってもよいように、カレールーの量を調整しておきましょう。

辛くなったカレーを甘くしたい時には、はちみつを隠し味にするのもおすすめです。チョコよりも自然な甘みが加わり、カレールーが濃厚になります。しかしはちみつも入れすぎると甘くなりすぎるので、注意が必要です。

また、はちみつはカレールーを入れる前に鍋に加えてください。ただし、はちみつにはアミラーゼと呼ばれる成分が含まれており、カレールーに含まれている小麦粉を分解する働きがあります。アミラーゼの働きを阻害するためにも、カレールーより先に入れることが大事です。

カレールーにコクを加えたい時には、バターを入れるのがおすすめです。無塩バターであれば濃厚さだけが加わり、普通のバターであれば塩味が強くなります。バターによってカレーの辛さが緩和されるうえ、多少入れすぎでも味に悪影響が及ぶこともありません。

バターはカレールーを溶かす時に同時に入れても、皿によそった後に切ってのせても美味しく食べられます。

（＊カレーにバターを入れる効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

カレーの隠し味としておすすめなものに味噌があります。発酵食品である味噌を加えることで濃厚なコクと旨味が加わり、日本人が食べやすい美味しさになります。味噌の中では甘みのある八丁味噌がおすすめですが、入れすぎると塩味が強まるので適量に抑えるのがポイントです。

カレーの隠し味にする際にはルーが溶けてから仕上げとして入れるのが一般的ですが、煮込む過程で味噌を加えておくとより風味が増すのでおすすめです。