桃が硬い原因は「品種」か「未熟」!美味しい食べ方をそれぞれ紹介!

【清野ファーム監修】硬い桃って美味しく食べられるのでしょうか?実は桃の硬さには、完熟度だけではなく、「品種」も関係ありました。今回は、硬い桃の代表品種から、硬い原因が〈品種・未熟〉か別に美味しい食べ方を紹介します。硬い桃の日持ち期間・保存方法についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |その他の専門家 清野慶明
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清野ファーム現代表(二代目)。農業高校を卒業後、果物の生産に携わって約40年。過去には品評会でサンふじの福島県知事賞や特別賞など、...
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清野ファーム現代表(二代目)。農業高校を卒業後、果物の生産に携わって約40年。過去には品評会でサンふじの福島県知事賞や特別賞など、多数表彰していただきました。 国内をはじめ、海外でも農業の勉強を行い、日々美味しい果物を独自のこだわりを持ってつくっています。

目次

  1. 桃が硬い…食べられる?
  2. 桃の硬さには「完熟度」と「品種」が関係している
  3. 硬い桃の特徴・見分け方
  4. 硬い桃の代表品種は?
  5. ①おどろき
  6. ②川中島白桃(かわなかじまはくとう)
  7. ③あかつき
  8. ④なつっこ
  9. ⑤浅間白桃
  10. ⑥まどか
  11. 硬い桃の美味しい食べ方は?
  12. 未熟のため硬い桃は追熟させて食べる
  13. 完熟した硬い桃は食べる直前に冷やすのがおすすめ
  14. 硬い桃は日持ちする?保存方法は?
  15. 硬い桃を食べてみよう

(*桃の食べ頃の見分け方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

桃の食べ頃の見分け方は?美味しい時期・旬や食べ方のおすすめも紹介!

完熟した硬い桃は食べる直前に冷やすのがおすすめ

桃は温度や湿度に敏感な果物なので、基本的には常温で保存するのがよいでしょう。長時間冷蔵庫で保存すると、傷みやすくなったり甘みが損なわれたりするので注意が必要です。

完熟した硬い桃は食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れて少し冷やすと、桃の甘みを引き出すことができます。あくまでも冷やしすぎないように、少しだけ冷やすことが硬い桃を美味しく食べるポイントです。

硬い桃は日持ちする?保存方法は?

一般的に硬い桃は日持ちしやすいと言われていますが、保存に際しては温度や湿度に注意する必要があります。保存する際のポイントは、以下の通りです。

・常温保存する
・新聞紙に包みポリ袋に入れて涼しい場所で保存する


桃は冷気と乾燥が苦手なため、冷蔵庫の中で長時間保存したり冷房の風が直接当たる場所で保存したりすることは避けてください。新聞紙とポリ袋を使うと冷気と乾燥から桃を守ることができます。

おどろきなど柔らかくならない品種以外は、この方法で2〜3日保存すると少しずつ柔らかくなっていきます。見た目も触った感じも柔らかくなってきたら食べ頃ですが、硬めの食感が好きな方は保存せずに早めに食べることをおすすめします。

清野慶明

清野ファーム

1〜2日で食べ切ってしまう量であれば、常温保存し、食べる前に数時間、冷蔵庫で冷やすのはオススメです。 しかし産直品など箱買いした時は量が多く保存が必要になりますね。 そんな時、丁寧に保存することで、傷みやすい桃も、1週間程度、新鮮さや甘さを保ったまま美味しく楽しめますよ。 清野ファームの保存方法、オススメはこちら ①硬い桃は柔らかくなるまで、2〜3日様子を見ながら常温保存。 ②柔らかくなったら桃一個一個にピッタリと〈ラップ〉を巻いて冷蔵庫に保存。 やってみてください。

(*桃の保存方法について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

桃の保存方法や日持ち期間は?冷蔵庫はNG?夏場でも美味しさ長持ちな秘密を紹介!

硬い桃を食べてみよう

桃には甘みが強くて硬い食感の品種があり、柔らかい桃とは違った美味しさがあります。硬いまま購入すると、追熟して好みの硬さにすることも可能です。桃の名産地では色々な品種の桃を安く購入することができるので、ぜひお気に入りの品種を見つけてください。

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