五香粉の代用品9選！八角・オールスパイスは代わりになる？活用レシピも紹介！

様々なスパイスが使われる海外の料理ですが、五香粉と呼ばれるスパイスはあまり馴染みがないかもしれません。料理を作る際に五香粉がないときには、代用できるスパイスはあるのでしょうか。ここでは、そもそも五香粉とはどの様なスパイスをさすのか、詳しく説明します。

五香粉とはウーシャンフェンと読み、中国や台湾料理の代表的なスパイスとして知られるものです。その名の通り、シナモン・クローブ・陳皮・八角・花椒の五つの香りが配合されているスパイスをさします。五香粉の配合はメーカーによって違いがあり、必ず入っているのはシナモン・クローブ・陳皮で、この他にはフェンネルやウイキョウが使われることもあります。

五香粉は甘い香りとほのかな辛味や苦味があり、豚の角煮やルーロー飯などのスパイスとしても有名で、炒め物からスイーツまであらゆる料理に使われることが特徴です。また、香りや風味づけだけではなく、肉や魚の臭み取りのためにも用いられます。

（＊五香紛について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

豊かな香りを楽しめる五香粉ですが、料理に使ったことがない人も珍しくありません。ここでは、五香粉の代用品として使えるスパイスを9つ紹介します。

西洋ではスターアニスと呼ばれる八角は、独特の香りを持ち、チャーシューや豚の角煮などの肉の臭み消しに用いられるスパイスです。八角はもともと五香粉に含まれているため、違和感なく代用品として使うことができます。しかし、複数のスパイスを配合した五香粉より香りの奥深さはないため、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

（＊八角の味・香りについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

五香粉はシナモン・クローブ・陳皮が必ず使われることに対し、オールスパイスはシナモンとクローブ、ナツメグの3つが基本とされるスパイスです。このため、オールスパイスの香りは五香粉にかなり近いと言えるでしょう。五香粉をオールスパイスで代用すると、配合されたスパイスの種類が少ないといった違いがあるため、料理の風味がさっぱりと仕上がります。