小麦粉の生食はNG?お腹を壊す?生焼けの見分け方・防止策を解説!

小麦粉の生食がNGな理由を知っていますか?腹痛・下痢になる可能性があります。今回は、小麦粉の生食がNGな理由を、生食した場合の対処法や実際に食べた人の体験談とともに紹介します。小麦粉の生地の生焼けの見分け方と防止法を〈お好み焼き・クッキー・ホットケーキ〉など料理別にも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 小麦粉は生で食べるのはNG?お腹壊すの?
  2. 小麦粉の生食がNGの理由は?
  3. 生の小麦粉を食べると消化不良で腹痛・下痢になる可能性がある
  4. 小麦粉アレルギーにも注意しよう
  5. 小麦粉を生食したらどうなった?対処法は?
  6. 小麦粉を生食した人の体験談
  7. 消化不良になったら休んで胃に優しい食品を食べよう
  8. 小麦粉の生地の生焼けの見分け方は?
  9. 料理別の生地の生焼けの見分け方
  10. 料理別の生地の生焼けを防ぐ加熱時間
  11. 小麦粉の生地が生焼けだった時の対処法は?
  12. ①お好み焼き
  13. ②クッキー
  14. ③ホットケーキ
  15. ④たこ焼き
  16. 小麦粉の生焼けには注意しよう

小麦粉の生食や生焼けの生地を食べて消化不良になった時に向いている、消化に良い食品は以下の通りです。

・ゼリー飲料
・おろし大根
・りんご


消化不良になり、腹痛や下痢を起こしたときは胃腸を休めることが大切です。しかし、水分がなくなり脱水症状になる場合もあるので、水やスポーツドリンクなどの水分補給はこまめに行いましょう。

身体を休めて症状が改善しても、すぐに普段と同じ食事をすると弱った胃腸に負担がかかり、消化不良が再発する場合があるため、まずは胃に優しい食品で消化の良い食事を心がけます。ゼリー飲料は消化が良く、水分も補給できます。また、消化を助ける酵素を多く含む大根やリンゴもおすすめです。

小麦粉の生地の生焼けの見分け方は?

クッキーやお好み焼き、ホットケーキなど小麦粉を使った生地の生焼けを食べてしまった経験を持つ人もいるでしょう。ここでは、知らずに生焼けを食べて消化不良を起こさないために、生焼けの見分け方を紹介します。

料理別の生地の生焼けの見分け方

お好み焼きやクッキー、ホットケーキなどの小麦粉を使った代表的な料理での生地の生焼けの状態は以下の通りです。

・お好み焼き:生地がドロッとしている
・ホットケーキ:ねっとりとした生地で粉っぽさがある
・クッキー:焼き色が薄く、しっとりしている
・たこ焼き:粉っぽさを感じ、ふんわりしていない


お好み焼きやホットケーキは竹串を刺して、生地がついてこなければ加熱は十分です。お好み焼きは豚肉などの具材があり、色で判断しにくいですがホットケーキやクッキーは焼き色で判断するのもおすすめです。

こんがりと焼き色がついていたらしっかり加熱されていると考えてよいでしょう。また、ホットケーキやお好み焼きは上から少し押さえたときに弾力が感じられれば中まで焼けています。生焼けのときはぐにゃぐにゃした柔らかい感触になります。

焼きたてのクッキーは生地が柔らかいので、押さえて確認するのは難しく冷めてから割るか、食べてみて歯ごたえのある食感になっていれば加熱できています。たこ焼きは材料の配合などにより、中をトロトロに仕上げる場合があり判断に迷うかもしれませんが、生焼けの時は粉っぽく、焼き色が薄いなど見た目にも違いが見られます。

料理別の生地の生焼けを防ぐ加熱時間

料理別に、記事の生焼けを防ぐ目安の加熱時間を紹介します。

・お好み焼き:約15~20分
・たこ焼き:約10分
・クッキー:約5~15分
・ホットケーキ:約15~20分


お好み焼きやホットケーキは弱火でじっくり時間をかけて加熱してください。クッキーは生地の厚みやオーブンの温度によりますが、薄いものを高温で調理する場合、加熱時間は5分程度で良いでしょう。

たこ焼きも比較的高温で調理することが多く、一つ一つが小さいので加熱時間は短めですが、中心部まで火が通っているか確認しながら焼くようにしてください。生焼けが気になる人は、様々なレシピの温度設定や加熱時間の目安を参考にするのもひとつの方法です。

小麦粉の生地が生焼けだった時の対処法は?

小麦粉を使った生地が生焼けにならないための加熱時間はわかりましたが、実際に調理して生焼けだったことが分かったときはどう対処すればよいでしょうか。ここでは、小麦粉の生地が生焼けだった時の対処法を料理別に紹介するので参考にしてください。

①お好み焼き

お好み焼きが生焼けだった時は、生地を再加熱しましょう。方法はいろいろありますが、フライパンや電子レンジ、オーブントースターなどを使って中までしっかり火を通しましょう。フライパンは表面が焦げないように、こまめに火加減を確認したり、ひっくり返したりしながら再加熱します。

オーブントースターも表面が焦げやすいので、アルミホイルなどで蓋をすると上手に火が通せます。

(*お好み焼きの生焼けについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

お好み焼きの生焼けは危険?腹痛になる?見分け方や対処法・焼き方のコツを紹介!

②クッキー

クッキーが生焼けだった場合は、140℃程度まで温度を下げたオーブンを使った再加熱がおすすめです。10分程度で、中心部分まで火を通すことができるでしょう。また、オーブントースターで火を通すこともできますが、オーブントースターは温度が高く焦げやすいのでよく見ながら加熱してください。

電子レンジを利用する時は、20~30秒程度加熱しながら様子を見ます。ただし、電子レンジによる再加熱の場合は、クッキーに美味しそうな焦げ色がつかない欠点があります。

(*クッキーの生焼けについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

クッキーの生焼けは腹痛になる?判断方法は?原因や焼き直し方・対処法も解説!

③ホットケーキ

ホットケーキの生地が生焼けだった場合は、フライパンや電子レンジによる再加熱がおすすめです。フライパンで再加熱するときは弱火でじっくり、焦げないように気をつけながら火を通します。

電子レンジの場合はふんわりとラップをして、湯気が立つ程度まで加熱してください。加熱しすぎると乾燥し、味が悪くなるので1分以上の加熱は避けましょう。

(*ホットケーキの生焼けについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ホットケーキの生焼けは食べていい?腹痛の恐れは?見分け方や対処法なども紹介!

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