紫色の果物・野菜11種類を一覧で!味わい・旬など特徴や活用レシピも紹介!
紫色の果物・野菜といえば何があるか知っていますか?実はいろんな種類があります。今回は、紫色の果物・野菜の種類11選を一覧で〈旬・名産国・値段〉など比較して紹介します。紫色の果物・野菜を使ったレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
⑤黒人参
・原産国:トルコ
・旬:3~4月
・値段(100gあたり):150円
・主な栄養素:食物繊維、アントシアニン、カロテン、ビタミンA・Cなど
黒人参は人参の原種に近く、表面も内側も濃紫色で人参特有の臭みがなく、糖度が高くお菓子の原料にも使われます。カロチン含有量が多く健康食品として注目される人参ですが、黒人参は抗酸化効果のあるアントシアニンも豊富です。ジュースの色合いは美しく、野菜というよりも果物感覚で楽しめます。根菜類ではビーツや大根、蓮根などに紫色の品種があります。
(*人参の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑥ビテロッテ
・原産国:フランス
・旬:5~6月
・値段(100gあたり):50~100円
・主な栄養素:ビタミンC、カリウム、アントシアニン・ビタミンB、ナイアシンなど
ジャガイモの品種の一つで、表面は黒に近い紫色で中身は青紫色をしています。抗酸化色素アントシアニンを豊富に含んでいて、加熱しても色が落ちることはありません。日本では類似品として品質改良したシャドークイーンが入手できます。紫色をしたイモ類ではほかに沖縄産の中身が赤紫色の紅芋や、サツマイモの品種で中身が鮮やかな紫色の紫芋があります。
(*シャドークイーンについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑦紫白菜
・原産国:日本
・旬:10~11月
・値段(100gあたり):50円
・主な栄養素:ビタミンA・C、カリウム、カルシウム、食物繊維、アントシアニンなど
機能性成分のアントシアニンをたっぷり含んだサラダ用紫白菜として開発された品種で、一般的な白菜よりもやや小ぶりで葉が柔らかく、生のまま食べられる野菜です。茹でると紫色が抜け出るので、蒸すか酢を使うなど加熱の際には一工夫必要となります。紫色をした葉茎菜類には、紫野菜の筆頭格ともいえる紫キャベツ、赤ねぎ、紫たまねぎ等があります。
⑧紫アスパラガス
・原産国:エジプト
・旬:5~6月
・値段(100gあたり):400~500円
・主な栄養素:食物繊維、ビタミンB9、ビタミンC、アントシアニンなど
野菜全体が紫色のアスパラガスで緑色に比べ収穫量が少なく高級食材です。皮が柔らかく甘みが濃く、生で食べることもできます。栄養素も緑色に比べてビタミンCが多く、紫色をもたらす抗酸化物質アントシアニンが豊富なので老化防止や美肌効果が期待できます。他にはルバーブも紫色をした茎菜類で、ジャムにもジュースにもなる果物のような野菜です。
⑨紫トマト
【インディゴローズ】
・原産国:英国、米国、フランス
・旬:6~8月
・値段(100gあたり):350円
・主な栄養素:ビタミンA、B6、カルシウム、カリウム、鉄、アントシアニン、リコピンなど
アントシアニンが含まれているミニトマトの改良品種の一つで、外側は黒に近い濃紫色で中の果肉は淡い紫色です。抑制の効いた酸味としっかりとした食感が特徴でサラダに適しています。アントシアニンの健康効果とリコピンの美容効果を併せ持つスーパーフード野菜の一つです。
⑩紫トウモロコシ
・原産国:中南米、主にペルー
・旬:7~10月
・値段(100gあたり):90円
・主な栄養素:亜鉛、銅、鉄、マンガン、マグネシウム、カリウム、ビタミンB5・B9、ナイアシン、アントシアニンなど
鮮やかな紫色をしたトウモロコシですが、粒の中は白色で通常乾燥したものが販売されています。ジュースにして飲んだりお菓子の色付けに使います。大腸がん抑制効果、肥満・糖尿病の防止、抑制効果を発揮することが期待されるスーパーフード野菜です。