丸ナスの特徴は?種類が豊富?産地・旬の時期や食べ方を紹介!

丸ナスの特徴を知っていますか?水ナスや長ナスとの違いが気になりますよね。今回は、丸ナスの特徴や種類を旬の時期や産地、美味しい食べ方とともに紹介します。新鮮な丸ナスの選び方や保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 丸ナスとは?どんな特徴がある?
  2. 丸ナスは丸い形が特徴のなすび
  3. 丸ナスと米ナス・長ナスとの違い
  4. 丸ナスの旬の時期・主な産地
  5. 丸ナスの代表的な種類は?
  6. ①賀茂ナス
  7. ②民田ナス
  8. ③大和丸ナス
  9. ④杉谷ナス
  10. ⑤吉川ナス
  11. ⑥越の丸ナス
  12. ⑦梵天丸ナス
  13. ちなみに海外の丸ナスもある
  14. 丸ナスの美味しい食べ方・人気レシピを紹介!
  15. ①丸ナスの味噌マヨチーズグラタン
  16. ②丸ナスのステーキ
  17. ③丸ナスの田楽
  18. ④丸ナスの煮浸し
  19. ⑤皮まで美味しい丸ナスの漬物
  20. 新鮮な丸ナスの選び方と保存方法は?
  21. 新鮮な丸ナスの特徴
  22. 丸ナスは冷凍・冷蔵保存が最適
  23. 丸ナスを試してみよう

丸ナスとは?どんな特徴がある?

丸ナスは地域によっては、店頭で見かける機会が少ないかもしれません。一般的な長ナスと比較すると水分量が違うなど異なる特徴があるので、料理に合わせて選ぶのがおすすめです。ここでは、丸ナスとはどのような特徴があるかを説明します。

丸ナスは丸い形が特徴のなすび

丸ナスは丸い形が特徴のなすびで、一般的な長ナスと比べると生産量が少ないことで知られています。日本の丸ナスは野球あるいはソフトボールの球ほどの大きさのものが大半で、皮だけでなくヘタも紫色です。丸ナスとその他のナスでは水分量や味、食感が異なるので適した料理も違います。

丸ナスと米ナス・長ナスとの違い

丸ナスと米ナスや長ナスの特徴は、以下のように異なっています。

【丸ナスの特徴】
・ふっくらと丸い形をしている
・直径10cm程度のものが主流
・ヘタも皮も濃い紫色
・肉質が硬め
・水分量が多くジューシー

【米ナスの特徴】
・長ナスの2~3倍の大きさ
・ヘタは緑色で皮は濃い紫色
・皮も果肉も硬め

【長ナスの特徴】
・細長いが形状は様々
・長さは20~30cmのものが主流
・ヘタと皮は紫色
・温暖地域で栽培したナスは果肉が柔らかい
・寒冷地域で栽培したナスは果肉が緻密


ナスは種類によって形状や大きさだけでなく、水分量や味わいにも違いがあります。果肉がしっかりして型崩れしにくい丸ナスは煮浸しや田楽に、皮も身も硬めの米ナスは焼きナスやステーキに向いています。一般的な長ナスは皮は硬くとも果肉が柔らかいため、炒めものや焼きナスに使うとよいでしょう。

丸ナスの旬の時期・主な産地

丸ナスの旬の時期は7~9月ですが、品種によっては5月中旬から収穫されるものもあります。伝統野菜として栽培している地域が多く産地は京都や新潟、滋賀、奈良など様々です。水分量が多くてジューシーなところは共通していますが、栽培している地域によって合う料理が異なるので、各地の丸ナスを取り寄せて食べ比べてみるのもおすすめです。

丸ナスの代表的な種類は?

伝統野菜である丸ナスは生産量が少ないものの、各地で様々な品種が栽培されています。丸ナスの旬や味わいは産地によっても異なるので、品種を覚えておくと料理をする時に便利です。ここでは伝統野菜である丸ナスの中でも、代表的な品種を紹介します。

①賀茂ナス

出典:https://twitter.com/rururu_torijin/status/1141571682844286976?s=20&t=O6SoTPQyL8wzqexdsO0Ngg

賀茂ナスは京都で栽培されている伝統野菜で、1つの大きさは400~500gと大きめです。果肉が固くしまっているので歯応えがよくコクと甘味があり、ナスの女王といわれています。色は鮮やかな紫色ですが傷がつきやすく、水やりのタイミングを逸すると色がぼけてしまいます。田楽や漬物のほか、油の吸収が少ないので、天ぷらなどの揚げ物にしても美味しいです。

②民田ナス

出典:https://nasu-sodatekata.com/%E3%83%8A%E3%82%B9-%E5%93%81%E7%A8%AE/%E6%B0%91%E7%94%B0%E8%8C%84%E5%AD%90.html

山形県の民田地区だけで栽培されている伝統野菜で、400年の歴史を誇ります。大きさは1つ10~15gと小ぶりで皮が硬く果肉も引き締まっており、歯切れもよいです。色は深い紫色で、漬物に使われることが多い品種でもあります。辛子漬けや麹漬け、醤油漬けなど、どの味わいの漬物にしても美味しく仕上がる丸ナスです。

③大和丸ナス

出典:https://twitter.com/hayato8325/status/1110042976103723008?s=20&t=O6SoTPQyL8wzqexdsO0Ngg

奈良県で栽培されてきた品種で「大和の伝統野菜」として認定されており、出荷量が少ないため高級品です。直径が10cmと大きい球形で、果肉が緻密なので空洞がほとんど見られず、断面を押しても硬さが感じられます。濃い黒紫色でヘタが太く鋭いトゲがついており、果肉はしっかりしているのにも関わらず柔らかい食感が特徴です。

④杉谷ナス

出典:https://shigaquo.jp/foods/4882.html

江戸時代から滋賀県で栽培されてきた伝統野菜で現在はブランド化が進み、杉谷丸ナスの名前でも出荷されているようです。直径が10cmの楕円形の丸ナスで、重さは1つ300~400g程度です。皮は柔らかいものの果肉は緻密で、そのまま煮浸しや煮物にすると美味しく仕上がります。色は黒紫色で、絞った巾着口のような縦のしわがよっているのも特徴です。

⑤吉川ナス

出典:https://twitter.com/nynplus/status/1150001569800155137?s=20&t=O6SoTPQyL8wzqexdsO0Ngg

福井県鯖江市の中でもかつて吉川村と呼ばれていた地域で栽培されてきた品種で、1000年以上の歴史を誇る丸ナスです。直径が10cmほどのソフトボールのような形状で、巾着型のものもあります。果肉が緻密で固く締まりがあって煮崩れしにくく、油を吸わない品種なので田楽におすすめです。皮はツヤのある紫色で、傷がつきやすいため栽培に手間がかかります。

⑥越の丸ナス

出典:https://twitter.com/niigata_shop/status/1291962609231704064?s=20&t=O6SoTPQyL8wzqexdsO0Ngg

新潟県の糸魚川の特産品としても名高い越の丸ナスは直径が10cm以上、重さは1つ180~300gと大きめです。ナスの大トロと呼ばれるほど甘味が強く、身が締まっているため煮浸しや焼きナスにすると美味しく仕上がります。ツヤがある濃い黒紫色の丸ナスで皮にハリがあり、ヘタにトゲがあるものが美味しい証拠です。

⑦梵天丸ナス

出典:https://ja-tokamachi.shop-pro.jp/?mode=f11

山形県米沢市で栽培されており、小ナスに分類されることも多い丸ナスです。大きさは一口サイズからこぶし大のものまで様々ですが、皮が薄いにも関わらず果肉が緻密で弾力があります。柔らかいのでそのまま煮浸しにしても、揚げ物や漬物にしても美味しいです。購入する際は、鮮やかな紫色で皮にツヤがあり、みずみずしいものを選びましょう。

ちなみに海外の丸ナスもある

出典:https://twitter.com/au_79197/status/1277913646429949954

日本古来の伝統野菜のように感じられる丸ナスですが、海外でも様々な品種が栽培されています。ナスの現産地はインドですが、数百年前からアジアやアラブ、ヨーロッパでも栽培が行われています。海外産の丸ナスとして有名な品種にインディアン・エッグプラントがあり、スープやシチューの具材としても人気です。

また丸ナスはトマトソースとの相性がよいので、イタリアではヴィオレッタ・ディ・フィレンツェと呼ばれる大きめの丸ナスを栽培し、主にオーブン料理に用いられています。

丸ナスの美味しい食べ方・人気レシピを紹介!

伝統野菜である丸ナスは様々な品種がありますが、水分が豊富なのに煮崩れしにくく料理のバリエーションも豊富です。和風でも洋風でも美味しく仕上がるので、レシピを覚えておくと便利です。ここでは伝統野菜である丸ナスを美味しく食べられる、人気レシピを紹介します。

①丸ナスの味噌マヨチーズグラタン

出典:https://cookpad.com/recipe/1171536

スライスして切り込みを入れた丸ナスを水に浸けたものを電子レンジで加熱し、フライパンで焼くレシピです。丸ナスに焼き色がついたらソースを塗り、チーズをのせてからトースターで仕上げます。トースターで焼く際は、焦げないように様子を見ながら加熱してください。

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②丸ナスのステーキ

出典:https://cookpad.com/recipe/6345709

スライスした丸ナスにオリーブオイルを塗ってからグリルパンで焼き上げ、ステーキにするレシピです。マグロの剝き身とネギを合わせたソースをかけるので食べ応えがあり、ヘルシーな主菜としても人気があります。

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③丸ナスの田楽

出典:https://cookpad.com/recipe/2569990

丸ナスだけで作るシンプルな田楽は、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもなると人気です。このレシピでは合わせ味噌に砂糖と醤油と料理酒を加えて、タレを作っています。トッピングの山椒が香りと彩りを添え、丸ナスの美味しさを存分に味わえます。

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④丸ナスの煮浸し

出典:https://cookpad.com/recipe/6393799

丸ナスを煮浸しにすると、常備菜としても活躍するのでおすすめです。このレシピでははじめに丸ナスを焼いてからめんつゆを加えて加熱するので、洗い物が少なく済みます。煮る際に生姜を加えているので、風味豊かな味わいに仕上がります。

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⑤皮まで美味しい丸ナスの漬物

出典:https://cookpad.com/recipe/5828241

小ぶりで皮の柔らかい種類の丸ナスは、そのまま漬物にするのがおすすめです。砂糖を多めに使った漬け汁に漬け込むため、甘みのある味わいに仕上がります。丸ナスを容器に入れて漬け汁に漬ける際には、容器に隙間が無いようにしてください。

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新鮮な丸ナスの選び方と保存方法は?

丸ナスは生産量が少ないので、選び方や保存方法を知らない人も少なくありません。旬の丸ナスを美味しく食べるためにも、覚えておくと便利です。ここでは新鮮な丸ナスの選び方とともに、正しい保存方法を紹介するので活用してください。

新鮮な丸ナスの特徴

新鮮な丸ナスの特徴は、以下の通りです。

・ヘタのトゲがとがっている
・切り口がみずみずしい
・皮にツヤがある
・皮にハリがある
・持つと重みを感じる


新鮮な丸ナスのトゲは鋭いので、ケガをしないよう注意して触りましょう。時間の経過に伴って水分量が減ると皮にしわが寄ったり軽く感じられたりするようになるので、このような丸ナスは選ばないようにしてください。丸ナスを購入する際には見るだけでなく、手に取って鮮度を確かめるのが得策です。

丸ナスは冷凍・冷蔵保存が最適

丸ナスは冷凍あるいは冷蔵保存が最適で、以下のようにポイントが異なります。

【冷凍保存】
・使いやすい大きさにカットする
・ジッパー付き保存袋に入れて急速冷凍する

【冷蔵保存】
・表面の水分をしっかり拭き取る
・1つずつラップにくるんで野菜室で保存する

丸ナスは冷凍保存すると約1ヶ月、冷蔵の場合は約10日ほど日持ちさせることが可能です。用途に合わせて保存方法を変えるとよいでしょう。保存期間が長ければ長いほど丸ナスから水分が失われていくので、できるだけ早く食べ切ることをおすすめします。

丸ナスを試してみよう

料亭などで目にする機会も多いジューシーな丸ナスは、煮浸し以外にも美味しく食べられるレシピが豊富です。長ナスとは違う甘みや食感が楽しめるので、一度丸ナスを食べてみましょう。

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