梅酒の飲み頃はいつ?手作り・冷凍梅では?色や熟成期間の目安も紹介!
梅酒の飲み頃はいつか知っていますか?漬けてからどれくらいなのか気になりますね。今回は、梅酒の飲み頃について〈手作り・冷凍梅・色〉や〈ブランデー・ウイスキー・日本酒〉など梅酒の作り方別に紹介します。手作り梅酒の飲み頃や熟成期間の目安も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
梅酒の飲み頃はいつ?冷凍梅や手作りした時の熟成期間は?
自家製の梅酒を作ってみたけれど、漬けてどれくらいで飲めるのか分からないという人もいるのではないでしょうか。ここでは、梅酒の飲み頃や熟成期間について解説します。
梅酒の飲み頃は漬けてから3ヶ月程度
自家製の梅酒は、漬けてから3ヶ月程度が飲み頃です。3ヶ月程度漬けた梅酒は、さっぱりとした味わいに仕上がります。まろやかな味わいが好みの場合は、半年から1年程度漬けるとさらに熟成され、コクのある深い味わいになります。自家製の梅酒は漬ける期間によって味わいが変化するので、自分好みの梅酒を作れるのも魅力の一つです。
冷凍梅で漬けた梅酒は1週間程度で飲める
冷凍梅で漬けた梅酒は、1週間程度で飲むことができます。梅を冷凍することで梅の細胞が壊れ、梅のエキスが出やすくなるため、通常よりも短い期間で出来上がります。漬けてから1週間程度で飲むことはできますが、1ヶ月程度漬けておくと熟成され、より美味しくなるのでおすすめです。
また梅は5月から6月半ばと短い時期にしか出回りませんが、冷凍しておけば季節関係なく自家製の梅酒が作れるので便利です。
梅酒は長く漬けても3年までに飲み切るのがおすすめ
長く漬けると熟成が進み深い味わいになりますが、漬けてから3年までに飲み切るのがおすすめです。梅酒はホワイトリカーやブランデーなどアルコール度数が高いもので作るので、長期間保存しても基本的に腐ることはありません。
しかし仕込む過程で瓶の煮沸消毒ができていなかったり、保存状態が悪かったりすると腐ってしまう場合もあります。梅酒の表面にカビが浮いていたり、酢のような酸っぱい匂いがしたときは腐っているので、飲まずに破棄してください。
また長期間保存する場合は、梅の実は1年程度で取り出すようにしましょう。梅の実を入れたままにしておくと、種の苦味が出たり梅酒が濁る原因になります。
梅酒の飲み頃の判断方法はある?見た目や色は?
梅酒の飲み頃の判断方法は、熟成期間の他には何があるでしょうか。ここでは、見た目や色でも飲み頃を判断できる方法を紹介します。
飲み頃の梅酒の見た目・色
梅酒が飲み頃かどうかは、見た目や色でも判断することができます。ホワイトリカーで作った梅酒の場合、はじめは無色透明ですが飲み頃になると琥珀色へと変化します。これは梅のエキスがホワイトリカーへと移ることで琥珀色になるので、飲み頃かどうか判断しやすい方法です。
ほかにも、梅の実の見た目で飲み頃を判断することができます。漬け始めた頃は梅の実が上に浮いてますが、砂糖が溶けて日数が経つと下へと沈みます。沈んだ梅の実に、シワができたら飲み頃のサインです。
梅酒の飲み頃はお酒の種類によって違う?ブランデーやウイスキーでは?
梅酒を作るときにホワイトリカーを使うのが一般的ですが、ブランデーやウイスキーなどほかの種類のお酒でも作ることができます。ここでは、お酒の種類によって飲み頃が異なるかについて解説します。
ブランデー・ウイスキー・日本酒などで作った梅酒の飲み頃
ホワイトリカー以外のブランデー・ウイスキー・日本酒などを使う場合も作り方は同じで、青梅と砂糖、そして好みのお酒を漬け込む方法で梅酒が完成します。飲み頃はホワイトリカーで作ったときと同じく、3ヶ月程度です。
ただし、種類によってはアルコールの香りが強く残っていることもあるので、気になる場合は半年以上漬けて、味や香りがなじませるとコクのある味わいになります。ブランデーは熟成が早いのが特徴のため、3ヶ月程度でもまろやかな味わいが楽しめるでしょう。ウイスキーを使うと、芳醇な香り豊かな梅酒が出来上がります。
日本酒で作る場合は、日本酒に糖分が含まれているので、砂糖の量は少なめにしましょう。また注意点として、アルコール度数が20度以上の日本酒を必ず使用してください。
(*ホワイトリカー以外の梅酒作りに合うお酒について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
梅酒の飲み頃を知っておこう
保存期間によって味わいが変化するのが、自家製梅酒の醍醐味の一つです。飲み頃を知っておけば、自分好みのタイミングで飲むことができます。ほかにも砂糖の量を変えたり、使うお酒の種類を変えて、好みの梅酒を作るのもおすすめです。梅酒の飲み頃を知って、味わいの変化を楽しんでください。