グラッパとはどんなお酒?味はまずい?原料・度数やカロリーも紹介!
グラッパとはどんなお酒か知っていますか?今回は、イタリアで生まれたお酒「グラッパ」の〈原料・度数・カロリー〉や味は〈まずい・美味しい〉のかをおすすめ商品とともに紹介します。グラッパの美味しい飲み方・カクテルも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- グラッパとはどんなお酒?原料は?度数・カロリーはどれぐらい?
- グラッパとはブドウの搾りかすを原料とするイタリアのお酒
- グラッパと「ワイン」の違い
- グラッパのアルコール度数は30〜60%程度と高め
- グラッパのカロリー・糖質
- グラッパの味わいはまずい?美味しい?評判・口コミも紹介!
- グラッパの味わい
- グラッパがまずいと感じる人の評判・口コミ
- グラッパが美味しいと感じる人の評判・口コミ
- グラッパの美味しい飲み方はカクテル?エスプレッソ・コーヒーで割るのがおすすめ?
- 飲み方①ストレート
- 飲み方②エスプレッソと合わせる
- グラッパのおすすめ商品も知っておこう!日本産・甘い味も紹介!
- ①ガラッティ グラッパ 38度 700ml (2,077円)
- ②ベルタ トレ ソーリ トレ(17,940円)
- ③うちだグラッパ(2,420円)
- グラッパとはどんなお酒か知っておこう
グラッパとはどんなお酒?原料は?度数・カロリーはどれぐらい?

グラッパとはどんなお酒のことをさすのでしょうか。今回はグラッパの原料や度数、カロリーについて紹介します。グラッパとはどんなお酒なのかを理解し、グラッパを堪能しましょう。
グラッパとはブドウの搾りかすを原料とするイタリアのお酒
グラッパとは、ぶどうの絞りかすを原料とするお酒の事で、原産地はイタリアと言われています。次第に人気が出て、今はヨーロッパ全土をはじめ、アメリカ・ロシアなどの幅広い地域で飲まれているお酒です。EUの規制により、イタリア以外で作られたものはグラッパと呼べないと定められています。
グラッパと「ワイン」の違い
グラッパはぶどうの絞りかすを使用するのに対し、ワインはぶどうそのものを使用します。元々、ワインは貴族の飲み物で非常に高価だったため、ワインを飲みたいけれども飲めない貧しい庶民達が、ワインを作ったぶどうの絞りかすを使って、見よう見まねで作ったお酒がグラッパであるという説が有力です。そのため、値段もワインと比較すると安い傾向にあります。
グラッパのアルコール度数は30〜60%程度と高め
グラッパは蒸留酒の分類となり、アルコール度数が30~60%と高めなのが特徴です。蒸留によってアルコール分のみが抽出されるため、お酒の中でも比較的高い度数を示します。赤ワインの方が白ワインに比べてアルコール度数が高くなる傾向にあります。
グラッパのカロリー・糖質
100mlあたり | カロリー | 糖質 |
グラッパ | 71kcal | 0g |
ビール | 39kcal | 3.1g |
ワイン | 75kcal | 2.0g |
ウイスキー | 234kcal | 0g |
ブランデー | 234kcal | 0g |
焼酎 | 206kcal | 0g |
上記の表はグラッパと他のお酒のカロリー・糖質を比較した表となります。グラッパはビールに比べてカロリーは高いですが、糖質は0gです。ワインとはほぼ同等のカロリーですが、ワインには糖質が含まれているため、糖質を抑えたいという人に向いています。ウイスキーやブランデー、焼酎と比較するとカロリーが低い点も魅力です。
グラッパの味わいはまずい?美味しい?評判・口コミも紹介!

ぶどうの熟成させた香りが特徴でアルコール度数高いグラッパの味わいについても紹介します。美味しい・まずいと感じた人それぞれの評判や口コミもあわせて紹介するので、参考にしてみてください。
グラッパの味わい
グラッパの味わいは使用するぶどうの種類や、熟成の方法で大きく異なります。ステンレスタンクやガラスなどで6ヶ月程度熟成させたグラッパは、比較的すっきりとしており、透明な色合いが特徴です。
一方で、木樽の中で10年以上長期熟成させるグラッパもあり、こちらはまろやかでフルーティーな味わいです。ブランデーのような熟成した香りと味わいが好きな人におすすめです。
グラッパがまずいと感じる人の評判・口コミ
グラッパがまずいと感じる人の口コミには、下記のようなものがあります。
・癖がある
・アルコールの香りがきつい
・発酵臭がする
前述したように、グラッパはアルコール度数の高いお酒のため、きついと感じる人もいます。また、精製の過程で熟成されるため、この独特のぶどうの香りに苦手意識を感じる人も多いです。
グラッパが美味しいと感じる人の評判・口コミ
グラッパを美味しいと感じる人の評判や口コミは、下記のようなものがあります。
・フルーティーな味わい
・複雑な香りがする
・様々な組み合わせを楽しめる
アルコール度数も高いため、ブランデーのようなお酒が好きな人は美味しいと感じる傾向があります。またストレートだけでなく、珈琲と組み合わせたり炭酸と割ったりすることで、様々な味わいを楽しめます。
グラッパの美味しい飲み方はカクテル?エスプレッソ・コーヒーで割るのがおすすめ?

イタリアで作られるぶどうの絞りかすを原料とした熟成酒のグラッパは、どんな飲み方をすればよいのでしょうか。ここでは、グラッパの美味しい飲み方について紹介します。グラッパの美味しい飲み方を知り、ワインやブランデーなどとはひと味違った飲み方を楽しみましょう。
飲み方①ストレート
グラッパの本場イタリアでは、グラッパを食後酒としてストレートで飲むのが一般的です。一口にグラッパと言っても、ぶどうの種類や熟成の度合いによって香りや味わいがかなり異なるのが特徴と言えます。様々な種類のグラッパを、食後にストレートで楽しんでみるのも良いでしょう。
飲み方②エスプレッソと合わせる
もう一つの有名な飲み方がエスプレッソと合わせる方法で、本場のイタリアでもよく飲まれる飲み方です。まずはじめに熱いエスプレッソに砂糖を溶かして、溶けきる前にエスプレッソを飲み干します。その後、砂糖が残ったグラスにグラッパを注ぎ、かき混ぜて飲むのが本場イタリア流です。この飲み方は、レゼンティンと呼ばれています。
(*グラッパの飲み方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
グラッパのおすすめ商品も知っておこう!日本産・甘い味も紹介!
ここでは、グラッパのおすすめ商品を紹介します。ぶどうの種類や熟成の度合いによっても味わいが大きく異なるため、自分の好みに合うグラッパを見つけてみましょう。
①ガラッティ グラッパ 38度 700ml (2,077円)
手頃な価格で試すことができ、初心者におすすめなのがこのガラッティグラッパです。ワイン熟成後のぶどうを蒸留して作っているのが特徴です。しっかりとしたぶどうの味わいが楽しめるため、食後酒だけではなく、お菓子作りに使ったりアイスにかけたりして楽しむ人もいます。
②ベルタ トレ ソーリ トレ(17,940円)
グラッパの名門と呼ばれるイタリアのピエモンテ州にある会社、ベルタ社が作った商品です。ぶどうの絞りかすを7年3ヶ月熟成させて作られるため、ブランデーのような芳醇な香りが楽しめるのも特徴です。本場の熟成した風味を堪能したい人におすすめの商品と言えます。
③うちだグラッパ(2,420円)
山梨県で取れたぶどうを使用した、国産のグラッパです。日本のぶどうならではの甘い味わいが楽しめるのが特徴と言えます。本場イタリアのグラッパにも劣らないフルーティーな味わいも魅力です。
グラッパとはどんなお酒か知っておこう
グラッパとはイタリアが原産国のお酒であり、ワインが飲めない庶民がぶどうの絞りかすを使って作ったのが始まりと言われています。熟成期間が長いと、ブランデーのような味わいと香りを感じられます。グラッパがどんなお酒なのかを知り、様々な飲み方でグラッパを楽しみましょう。