杏露酒（シンルチュウ）とは？味や度数は？飲み方・割り方のおすすめも紹介！

女性を中心に大人気の杏露酒は、CMやスーパーでもよく見かけます。「杏露酒」という漢字は、正確にはなんと読めば良いのでしょうか。またどんな味わいで、アルコール度数はどれほどでしょうか。今回は杏露酒の気になる点を、美味しい飲み方と合わせて紹介します。

杏露酒は「しんるちゅう」と読み、名前にもあるように杏の実を使ったリキュールです。国産100％の杏の実を一度冷凍させ、蒸留酒に漬けて時間をかけエキスを抽出します。名前の雰囲気から杏露酒は中国から伝わってきたと思っている人もいますが、実は日本生まれのお酒です。

名前が特徴的で有名なので、杏酒・リキュールはすべて杏露酒だと思っている人がいます。しかし杏露酒は、キリンビールが販売している杏を使った果実酒の商品名です。キリンが販売しているもの以外は、すべて杏酒になります。

女性に人気のお酒・杏露酒は、どのような味わいなのでしょうか。ここでは、気になる杏露酒の味やアルコール度数・カロリーを紹介します。

杏露酒は、杏のフルーティーな香りとまったりとした甘みが特徴です。とろりとした濃厚な味わいは、スイーツを感じさせます。桃や梅のようなフレッシュでフルーティーな香りは、食前酒としても親しまれています。おすすめの人は、甘いものが好きな女性やお酒の香りが苦手な人です。

杏露酒のアルコール度数は、7～15％とやや高めです。7％の杏露酒はストレートでも飲みやすく、15％のものは濃厚な味わいを楽しめます。杏露酒は甘くフルーティーで飲みやすいですが、アルコール度数はビールより高いのでゆっくり楽しみましょう。

杏露酒のカロリーは、100mlあたり139kcalです。果実リキュールのカロリーは150kcalほどなので、杏露酒は少し低めと言えます。しかし決して低くはなく、ジュースなどで割るとさらにカロリーは高くなるので飲み過ぎには注意してください。

ここでは自宅で簡単にできる、基本の杏酒の作り方を紹介します。自分で作ると好みにアレンジもできるので、参考にしてください。