りんごの賞味期限はいつまで?常温・冷蔵庫で日持ちさせる保存方法など紹介!
【野菜ソムリエ監修】りんごの賞味期限・日持ちの目安を知っていますか?今回は、りんごの賞味期限はいつまでなのか、腐って食べられない状態の見分け方とともに紹介します。りんごの<常温・冷蔵庫・冷凍>で日持ちのする保存方法や、古いりんごの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
りんごは腐るとぶよぶよになったり、しわしわになることがあります。こうなると完全に傷んでいるので、食べないほうが良いでしょう。
また、皮が茶色や黒に変色していたり、切ったときに全体的に茶色い場合も同じく傷んだ状態です。ただ、切ったリンゴの表面が茶色い場合はりんごの蜜やりんごのポリフェノールが酸化したものの可能性があり、食べられる事もあります。
(*りんごの芯にカビが生えている場合に食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③味
腐ったりんごを食べてしまったら、どのような味がするのでしょうか。
・生ごみのような味
・酸っぱすぎる
・異常な味がする
・苦い、渋い
りんごの中身が茶色い場合、食べるとぱさぱさで苦いことがあります。これはりんごが酸化したことが原因で、体に害を及ぼすことはありませんが、おいしくないのでこの部分はジャムなどにしたほうが良いでしょう。一方、苦いだけではなく生ごみのような味がする、酸っぱいなどの異常な味がしたときは完全に腐っていますので食べないようにしましょう。
(*りんごが腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
(*りんごが苦い・渋い原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
りんごの日持ちする保存方法は?半年もつ?
りんごは生鮮食品なので、そのままだとあまり日持ちしません。日持ちさせるためにはどのようにして保存すればよいのでしょうか。
①常温保存する場合
常温でりんごを保存する場合、どのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか。
・風通しの良い場所に置く
・冷房の効いた部屋または涼しい部屋や夏場は冷蔵庫に入れる
・日光の当たらない場所に置く
・一個ずつ新聞紙につつむ
りんごは気温0~5℃、湿度85~90%の環境での保存が適しているとされており、秋や冬は常温保存できます。しかし、18℃以上で劣化が始まってしまうのでその場合は冷蔵庫に入れましょう。また、常温で保存する場合であっても食べる直前に冷やすとより甘くなるのでおすすめです。
りんごは植物ホルモンのエチレンを分泌しており、リンゴ同士でもお互いの成熟を促してしまいます。成熟が早いと腐りやすくするので、段ボールなどに入れるときは新聞紙で包んでおきましょう。また、気温・湿気が高い場所は避け、風通しの良い場所で保管しましょう。
②冷蔵庫(野菜室)で保存する場合
冷蔵庫で保存するとき、どのように保存すれば賞味期限が伸びるのでしょうか。