カツオのたたきに玉ねぎは合う？水にさらす？切り方・スライスの仕方を紹介！

かつおのたたきに合う薬味には、以下のようなものがあります。

・玉ねぎ
・薬味ねぎ
・しょうが
・大葉
・みょうが
・にんにく

かつおのたたきと玉ねぎはとても相性が良く、さっぱりした味わいとシャキシャキした歯ごたえのある食感を楽しむことができます。かつおのたたきの発祥の地である高知県では、玉ねぎの他にも、小口切りにしたねぎや薄切りのにんにくなどを添えて食べることが多いです。

（＊かつおのたたきに合う薬味について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

かつおのたたきに使う玉ねぎは、スライスする切り方が一般的です。

・包丁を使って薄切りにする
・スライサーを使用する

包丁やスライサーを使って、食べやすいように薄くスライスしてください。繊維に沿ってスライスすると、玉ねぎのシャキシャキした食感を活かすことができます。逆にやわらかい食感を楽しみたい場合は、繊維を断ち切るように切りましょう。

また、繊維と垂直に切ると、玉ねぎの辛み成分である硫化アリルが空気に触れて健康効果のあるアリシンという成分に変わるため栄養価が高まるというメリットもあります。

玉ねぎを添え物ではなく薬味として加える場合は、みじん切りにするのもおすすめです。

①玉ねぎの皮をむいて半分に切り、切り口を下にして置く
②包丁を寝かし、繊維に対し垂直に数か所切れ目を入れる
③包丁の向きを戻し、繊維を断つようにして細かく刻む

細かく刻んで繊維を断ち切ることで、玉ねぎに含まれる硫化アリルが健康効果のあるアリシンに変わり、栄養価が高まります。また、より細かく刻むほうが水分が出るため、他の具材との馴染みも良くなります。あえて食感を出したいという場合は、繊維を残して粗めに刻む切り方がおすすめです。

玉ねぎを水にさらすメリットは、以下の通りです。

・玉ねぎの辛みが緩和される
・食感が良くなる
・変色を防止できる
・新玉ねぎは水にさらさないほうが良い

玉ねぎを水にさらすと、生の玉ねぎに特有の辛みや刺激のあるにおい、えぐみなどを緩和することができます。玉ねぎは水にさらすことでシャキッとするので、より歯ごたえのある食感を出せるのもメリットのひとつです。また、生の玉ねぎはスライスして少し時間が経つと茶色く変色してしまう場合がありますが、水にさらすことでこの変色を防止できます。

ただし、新玉ねぎを使用する場合は水にさらさないほうが良いです。新玉ねぎは普通の玉ねぎよりも柔らかくみずみずしさがあり、もともと辛みがあまりないのが特徴です。電子レンジなどを使用した加熱にも向いていないので、スライスしたものをそのまま生で食べましょう。

（＊玉ねぎを水にさらす理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）