マンハッタンとは?カクテルの女王と呼ばれる?レシピや言葉の意味・由来を紹介!
マンハッタンとはどんなカクテルか知っていますか?カクテルの女王とも呼ばれますよね。今回は、カクテル「マンハッタン」の〈カクテル言葉・意味〉や、〈味・アルコール度数〉を、作り方・レシピとともに紹介します。マンハッタンのチェリーは食べるのかや〈スコッチウイスキー〉などアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
- マンハッタンとは?カクテル言葉・意味は?カクテルの女王と呼ばれる?
- マンハッタンとはカクテルの女王とも呼ばれるウイスキーで作るカクテル
- マンハッタンのカクテル言葉は「切ない恋心」
- マンハッタンの意味・由来
- カクテル「マンハッタン」の味は?アルコール度数はどのくらい?
- マンハッタンの味わい
- マンハッタンのアルコール度数は25〜35%程度
- カクテル「マンハッタン」の正しい飲み方は?チェリーは食べる?
- マンハッタンは時間をかけて少しずつ飲むのがおすすめ
- マンハッタンのチェリーは食べて大丈夫
- カクテル「マンハッタン」の作り方・レシピは?
- 材料
- 作り方・手順
- マンハッタンのアレンジレシピも知っておこう
- ①ブラックマンハッタン
- ②ドライマンハッタン
- ③ロブ・ロイ
- マンハッタンとはどんなカクテルか知っておこう
マンハッタンとは?カクテル言葉・意味は?カクテルの女王と呼ばれる?
マンハッタンと呼ばれるカクテルは大変有名なカクテルですが、ベースのお酒や味わいを知っておくことで、バーでもスマートに注文できます。まずはマンハッタンのベースとなるお酒の種類や、名前の由来について説明します。
マンハッタンとはカクテルの女王とも呼ばれるウイスキーで作るカクテル
マンハッタンはウイスキーベースで作られるカクテルで、夕日をイメージしたチェリーの砂糖漬けが入っているのが特徴です。赤く美しい見た目からカクテルの女王とも言われており、ウイスキーやベルモットの分量の違いで味わいが変わることからも、バーテンダー泣かせのカクテルとも言われています。
ウイスキーの種類はバーボンウイスキーかライウイスキーと指定されていますが、作るときは値段の安いウイスキーを使っても構いません。
マンハッタンのカクテル言葉は「切ない恋心」
カクテルには花言葉のようにカクテル言葉がついており、マンハッタンのカクテル言葉は「切ない恋心」です。他にも以下のような似たカクテル言葉がついたカクテルがあります。
・ブルームーン:叶わぬ恋
・アメリカーノ:届かぬ思い
・フォーリンエンジェル:叶わぬ願い
・ブランデーフリップ:あなたを想う切なさ
・カカオフィズ:恋する胸の痛み
マンハッタンはカクテルの女王とも言われており、ウイスキーとベルモットを合わせたルージュのような赤い色合いからも、女性のイメージの強いお酒です。そのため恋する女性の心情を表した、深い意味のあるカクテル言葉が当てはめられています。上記のようなマンハッタンのカクテル言葉と似た意味をもつカクテルも、飲み比べてみてください。
(*カクテル言葉の一覧について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マンハッタンの意味・由来
マンハッタンの考案者は、イギリスの元首相であるチャーチル氏の母親であることが有名です。アメリカ大統領選のときにニューヨークで行われた支援パーティーで、ウイスキーにスイートベルモットを混ぜたカクテルを振る舞ったのが始まりとされています。
その時の会場がマンハッタンクラブだったことに由来しており、他にもマンハッタンに夕日が沈む光景をイメージしたカクテルとも言われています。
カクテル「マンハッタン」の味は?アルコール度数はどのくらい?
マンハッタンの味わいと、アルコール度数を紹介します。アルコール数を知っておくことで、飲み過ぎや深酔いを防ぎ、楽しくお酒を飲むことができます。
マンハッタンの味わい
マンハッタンはバーボンウイスキーやライウイスキーがベースですが、スイートベルモットを使用しているため、甘い味わいのカクテルが飲みたい時にはおすすめです。アンゴスチュラービターが加わることでほろ苦さやハーブの風味も感じられるので、大人の女性に適したカクテルと言えるでしょう。
マンハッタンのアルコール度数は25〜35%程度
マンハッタンのアルコール度数は25%〜35%程度で、カクテルの中では高めです。バーボンウイスキーにベルモットを加えて作り、ジュースなどの割材は使用されていないことからも、高アルコール度数であることは納得と言えます。甘味があるのでつい飲み過ぎてしまうかもしれませんが、いつの間にか深酔してしまうこともあるので、注意が必要です。
カクテル「マンハッタン」の正しい飲み方は?チェリーは食べる?
ウイスキーベースで作る高アルコール度数のマンハッタンには、正しい飲み方があるようです。グラスにチェリーが入っているので、初めて飲む時にどうすればよいか戸惑うかもしれません。正しい飲み方を説明するので、バーに行くときには参考にしてください。
マンハッタンは時間をかけて少しずつ飲むのがおすすめ
マンハッタンはゆっくり時間をかけて、味わいを楽しみながら飲むことをおすすめします。マンハッタンは短時間で飲むことが推奨されているショートカクテルに分類されています。しかしウイスキーを使用しておりアルコール度数が高いため、一気に飲むと酔いが早くなるので、注意が必要です。
マンハッタンのチェリーは食べて大丈夫
マンハッタンに入っているチェリーは、食べても構いません。食べるタイミングのルールは特に決まっていませんが、アルコール度数の高いカクテルのため、途中で食べることでリフレッシュにもなりお酒も染み込んで美味しく食べられます。
バーによってはチェリーを漬けてあるシロップを捨てて、ウイスキーなどのお酒で満たし、オリジナルの一押しのチェリーを作ることもあるようです。
カクテル「マンハッタン」の作り方・レシピは?
マンハッタンは、自宅でも簡単に作ることができます。マンハッタンは基本的にはステアで作りますが、シェイクで作る方法もあるので紹介します。
材料
・アンゴスチュラビター:1dash
・ウイスキー:45ml
・ベルモット:15ml
・チェリー:1個
作り方・手順
マンハッタンの作り方は、以下の通りです。
1.シェイカーに氷を入れる
2.アンゴスチュラビターとウイスキーとベルモットを順番に入れて軽くステアする
3.シェイクする
4.グラスに注ぎチェリーを添える
材料をステアするときは、ウイスキーとベルモットが良く混ざるように、グラスの奥の方までしっかりマドラーを差し込んで混ぜるようにするのがポイントです。また、ウイスキーだけでなく、道具やグラスも冷やしておくようにしましょう。
マンハッタンのアレンジレシピも知っておこう
ここでは、様々なウイスキーを使った、マンハッタンのアレンジレシピを紹介します。ウイスキーやベルモットの種類を変えるだけで、名前も味も変化するため、覚えておくと作るときや注文するときにも味を想像しやすくなります。
①ブラックマンハッタン
【材料】
・コーヒー豆:10g
・ウイスキー:30ml
・ベルモット:10ml
・オレンジピール:1枚
・チェリー:1個
こちらはコーヒーを使って作るブラックベルモットで、コーヒーを抽出したら急冷してから作り始めます。マンハッタンと同じく作り方はステアですが、コーヒーが入るため、マンハッタンとは違うビターな風味と味わいが特徴です。生チョコとの相性が良く、甘いものとともにカクテルを楽しみたい場合におすすめです。
②ドライマンハッタン
【材料】
・ライ・ウイスキー:50ml
・ドライベルモット:10ml
・アンゴスチュラビターズ:1dash
・オリーブ:1個
ドライマンハッタンは作り方とウイスキーは通常のマンハッタンと同じですが、ベルモットをドライに、チェリーはオリーブに代えて作ります。カナディアンウイスキーで作るため、マンハッタンとは違い辛口で軽い口当たりに仕上がり、男性の食前酒としてもおすすめです。カクテル言葉は敬愛で、女王であるマンハッタンへの想いを現したような一杯です。
③ロブ・ロイ
【材料】
・スコッチウイスキー:3/4
・スイートベルモット:1/4
・アロマティックビダーズ:1ダッシュ
バーボンウイスキーを使うマンハッタンに対し、ロブ・ロイはスコッチウイスキーを使用します。作り方はマンハッタンと同じですが、マンハッタンよりもさっぱりとした味わいが特徴なので、甘いカクテルが苦手な人にはこちらがおすすめです。
マンハッタンとはどんなカクテルか知っておこう
バーボンウイスキーとベルモットを使って作る、美しいカクテルのマンハッタンは、カクテルの女王と呼ばれるにはふさわしいお酒と言えます。使うウイスキーやベルモットの種類によって味や色合いが大きく変わるので、好みの味わいのマンハッタンを自宅で作ってみましょう。