マティーニのオリーブの意味は?いつ食べる?食べないのはあり?
マティーニのオリーブの意味を知っていますか?いつ食べるのが正しいのでしょうか?今回は、カクテル「マティーニ」にオリーブが付いてくるのはなぜかを、オリーブの種類・種の処理や〈食べる・食べない〉など正しい飲み方・食べ方とともに紹介します。オリーブ入りのマティーニの作り方やオリーブのおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- マティーニにオリーブが付いてくるのはなぜ?意味は?
- 理由①マティーニとドライマティーニの違いの目印
- 理由②口休め・口直し
- マティーニに入ってるオリーブの種類や味は?塩漬けが一般的?
- マティーニのオリーブは種を抜かれ塩漬けされたものが多い
- マティーニのオリーブはいつ食べる?ピンや種の処理は?そもそも食べないとダメ?
- マティーニに入ってるオリーブを食べるかは自由
- マティーニのオリーブを食べるタイミング
- オリーブの種の処理
- オリーブにピンが刺さってる理由・食べ方
- マティーニ(オリーブ入り)の作り方も知っておこう!
- 材料
- 作り方・手順
- マティーニにおすすめのオリーブも紹介!
- ①TP グリーンオリーブ 種抜き 塩漬け|富永貿易(258円)
- ②テーブルオリーブ(アルベキーナオリーブス)|オリカテセン(918円)
- マティーニのオリーブの意味や正しい飲み方を知っておこう
マティーニにオリーブが付いてくるのはなぜ?意味は?

ジンとベルモットで作られるカクテル、マティーニにはオリーブがつきものです。このオリーブには何の意味があるのでしょうか。この記事ではオリーブ入りマティーニの正しい飲み方を解説し、簡単な作り方を紹介します。
理由①マティーニとドライマティーニの違いの目印
オリーブはマティーニの種類を見分ける目印に使われていました。マティーニはジンとベルモットを混ぜ合わせて作るカクテルで、なかでもベルモットの量が少ないものをドライマティーニと呼びます。通常のマティーニとドライ、辛口のマティーニを見た目だけで見分けるのは困難です。
通常のマティーニにはチェリーを入れ、ドライマティーニにはオリーブを入れることでお酒の種類や誰のためのお酒なのかを簡単に見分けられるようになっています。
理由②口休め・口直し
オリーブはマティーニの口直しにも使われ、お酒を飲んでいる途中でオリーブをかじり、味の変化を楽しんだり、飲み終わってから口直しとして食べたりできるように入れられています。お酒だけを味わうためにオリーブをグラスに入れず、別添えにして提供されることもあります。
マティーニに入ってるオリーブの種類や味は?塩漬けが一般的?

マティーニに入っているオリーブに決まりごとはあるのでしょうか。ここではオリーブの種類や味、一般的には塩漬けが使用されるのかについて解説します。
マティーニのオリーブは種を抜かれ塩漬けされたものが多い
一般的にマティーニに入れるオリーブは種を抜き、塩漬けされたものが使われています。乳酸発酵したオリーブを使用することもあり、バーによってその味わいはさまざまですが、塩気のあるおつまみのように楽しまれることが多いです。
カクテルの淡い色と相性のいいグリーンオリーブが採用されることが多いですが、色の違いや種の有無など作り手の好みで自由にアレンジされます。
種を抜いたオリーブに赤ピーマンやチーズ、ナッツを詰めるなど、作り手によってマティーニは印象を変えます。いろいろなバーのマティーニを飲んでどのようなオリーブを使っているか確かめるのもマティーニというお酒の楽しみ方のひとつです。
マティーニのオリーブはいつ食べる?ピンや種の処理は?そもそも食べないとダメ?

マティーニのオリーブはどのように食べればいいのでしょうか。ここでは、オリーブの種や刺さっているピンの扱い方について詳しく解説します。
マティーニに入ってるオリーブを食べるかは自由
マティーニに入っているオリーブは食べても食べなくてもかまいません。オリーブはマティーニというお酒を構成する要素の一つなので、頼む時にオリーブなしを頼まない限りオリーブがついてきます。しかし、オリーブは前述の通りお酒を作った側の気遣いなので食べても食べなくても失礼には当たりません。
オリーブをかじりながらマティーニをあおってもいいですし、オリーブの風味のついたマティーニだけを飲んでグラスの中にオリーブを食べすに残してもいいでしょう。
マティーニのオリーブを食べるタイミング
オリーブの食べ方にルールはないので好きなタイミングで食べても問題ありません。前半に食べるとオリーブの風味やうまみがマティーニのおいしさを引き出しますし、油分が胃を保護し、お酒をおいしく飲む助けになります。後半に食べるとオリーブの風味が余韻として残りやすく、飲み終わった後の締めとして食べる人もいます。
あえてオリーブを別添えで出してもらい、おつまみとして食べながら飲むのもおすすめです。バーによって使われているオリーブはさまざまなので、自分の好みの飲み方を見つけてください。
オリーブの種の処理
マティーニのオリーブを食べたら種が入っていた、という場合は実を食べた後に種を出すのが一般的です。オリーブの種をそのままグラスや皿に出すのではなく、ティッシュや紙ナプキンに出し、包んで中身が見えないようにするのがマナーです。
オリーブにピンが刺さってる理由・食べ方
オリーブにピンが刺さっている理由は、オリーブをそのまま入れると底に沈んでしまい、上手に食べられないからです。そのためカクテルピンと呼ばれるピンに刺してグラスに浮かべたり添えたりしています。オリーブはカクテルピンを使って食べるとよいでしょう。
カクテルピンはバーによって素材やデザインが異なるので、オリーブにピンがさしてあった場合、デザインや機能性を比べてみるのも楽しいです。
マティーニ(オリーブ入り)の作り方も知っておこう!
バーで飲むのもおいしいですが、マティーニは自宅でも手軽に作ることができます。ここでは簡単なマティーニの作り方を紹介します。
材料
・ジン 45ml
・ドライベルモット 15ml
・オリーブ 1個
作り方・手順
オリーブ入りマティーニの簡単な作り方を紹介します。
①ミキシンググラスに氷と水を入れよくかき混ぜ、氷の角が取れたら水を捨てる
②ミキシンググラスにジンとドライベルモットを入れ軽く混ぜる
③カクテルグラスにピンで刺したオリーブを入れ、冷えた②を氷が入らないように注ぐ
ミキシンググラスは氷を入れて混ぜることでよく冷えるため、よりおいしくいただけます。ジンとベルモットの割合は3対1から4対1がおすすめですが、ベルモットの量が少ないほど辛口になるのでお好みで調整してください。
マティーニにおすすめのオリーブも紹介!
ここではマティーニにおすすめのオリーブを紹介します。種の有無や品種など違いはありますが、手軽に買えるものが揃っているので参考にしてください。
①TP グリーンオリーブ 種抜き 塩漬け|富永貿易(258円)
風味の良いスペイン産のオヒブランカ種を使用した塩漬けグリーンオリーブです。種抜き済みなので種の後処理を気にすることなく食べられます。フレッシュな香りがあり、ほどよい苦みと酸味がマティーニによく合います。
②テーブルオリーブ(アルベキーナオリーブス)|オリカテセン(918円)
スペイン産の高級オリーブ、アルベキーナ種の塩漬けです。苛性ソーダを使用していないため、オリーブ独自の苦みとうまみが楽しめます。歯ごたえがあり、フルーティで爽やかな香りとほのかな甘さとスパイシーさが特徴です。
マティーニのオリーブの意味や正しい飲み方を知っておこう
マティーニはどこのバーでも楽しめる王道のカクテルですが、オリーブひとつで印象を大きく変えます。オリーブを入れる意味を知るとよりマティーニをおいしく飲むことができそうです。いろいろなマティーニを飲んでオリーブの違いを確かめてみてくださいね。