酒未来とは?味など特徴は?日本酒の銘柄別に比較して紹介!
酒未来とは何か知っていますか?日本酒の中でも人気の銘柄に使われています。今回は、酒未来で作る日本酒の〈味わい〉など特徴を、〈十四代・栄光富士・くどき上手・東洋美人〉など銘柄とともに紹介します。酒未来の由来・歴史なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
酒未来とは?日本酒で使われている?
日本酒を作るのには酒米は欠かせませんが、その中には酒未来と呼ばれる品種があるようです。ここでは酒未来について説明しますが、まずは酒未来がどのようなものなのかを知っておきましょう。
酒未来は日本酒作りに適した酒米の品種
酒未来は日本酒造りに適した酒米の品種のことで、酒造好適米とも呼ばれています。読み方は「しゅぞうこうてきまい」で、山形県にある高木酒造が18年をかけて作った酒米です。酒未来の由来は、日本酒が長く発展する未来と、醸造家たちがより磨きをかけて美味しい日本酒を作ってほしいとの願いから付けられました。
酒未来で作る日本酒の特徴
酒未来で作る日本酒の特徴は、華やかで豊かな味わいが特徴です。酒未来は心白と呼ばれる米の中心部分が小さくできているため、精米歩合を挙げられることから雑味のない味わいに仕上がります。そのため、純米大吟醸などの高級酒に使われることが多く、酒未来で作られた銘柄は高値で取引されることもあります。
酒未来を使った日本酒の銘柄4選!
ここからは酒未来を使った、日本酒の銘柄を4選紹介します。味や香りなどの特徴も併せて紹介するので、酒未来を使用した日本酒が気になっているなら、購入するときの参考にしてください。
①十四代
酒未来を作った酒造である高木酒造の中でも人気の高い十四代は、日本酒に詳しくなくても知っている人は多いかもしれません。
・メロンのようなフルーティーな香り
・ほのかな甘み
十四代は渋みを貴重にした味わいながらも、酸味の中にほのかで上品な甘みを感じます。キレのある喉ごしで全体のバランスも良く、芳醇ながらも軽やかな飲み心地です。
②栄光富士
栄光冨士は山形県の地酒で、こちらは純米大吟醸の無濾過の銘柄です。
・華やかな香り
・芳醇でフルーティーな旨み
栄光冨士はや山形県鶴岡市にある、冨士酒造で製造されています。酒米の甘さが前面に出るため、好き嫌いは別れるかもしれませんが、値段が手ごろなので日常的に飲む日本酒としてもおすすめです。
③くどき上手
くどき上手は亀の井酒造から販売されている日本酒で、山形の地酒の中でも人気が高く、地元の人からも愛されています。
・花のような香り
・辛口ながらも甘さを感じる
画像のボトルは限定品ですが、値段も手ごろで購入しやすく味の割りにコスパが良いとも言われています。なめらかな口当たりと、辛口ながらも甘さを感じる点では、酒未来らしい味わいと言えるでしょう。