お酒を飲むと眠くなるタイプ・性格なのはなぜ?対策や病気の可能性も解説!

お酒・アルコールを飲むと眠くなるタイプ・性格なのはなぜでしょうか?今回は、お酒・アルコールを飲むと眠くなるタイプ・性格の<理由・原因>や、眠くならない対策方法を紹介します。お酒・アルコールを飲むと眠くなるのは病気なのかや、酔いにくい種類のお酒も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. お酒・アルコールを飲んだら眠くなってしまう…
  2. そもそもお酒を飲むと眠くなる仕組みは?
  3. ①脳内の神経系に作用するから
  4. ②アセトアルデヒドが血中にたまるから
  5. お酒を飲むと眠くなるタイプ・性格なのはなぜ?
  6. ①体質的にアルコールに弱い
  7. ②加齢による肝機能の低下
  8. ③加齢による水分不足
  9. ④毎日飲酒している
  10. ⑤病気の可能性
  11. お酒を飲むと眠くなるのを防ぐ対策法は?
  12. ①飲む際にペースを落とす
  13. ②食事をとりながら飲む
  14. ③水分補給をする
  15. ④酔いにくい種類のお酒を選ぶ
  16. 眠るためにお酒を飲むのはNG?
  17. 睡眠の質が下がるので避けるほうが良い
  18. お酒で眠くなる理由や対策を知っておこう

お酒・アルコールを飲んだら眠くなってしまう…

楽しい飲み会の席でいつもよりお酒を飲みすぎて、無意識のうちに眠った経験のある人がいるかもしれません。実はアルコールと睡眠の関係は深く、飲酒時に眠たくなる仕組みもすでに解明されています。今回はお酒を飲むと眠くなる理由やタイプ、眠たくなりにくいお酒の種類について紹介します。

そもそもお酒を飲むと眠くなる仕組みは?

過度にお酒を飲む行為はタイプによって眠気を誘う可能性がありますが、なぜ飲酒による眠気は起こるか理由を知りたい人も多いでしょう。以下で紹介するお酒によって眠たくなる原因を知って、少しでも眠たくなるのを防ぐために活かしてください。

①脳内の神経系に作用するから

体内で吸収されたアルコールは血液と一緒に脳にまで達することで、脳神経に作用する仕組みになっています。アルコールが脳神経に作用すると鎮静効果をもたらし、眠くなることがあります。

②アセトアルデヒドが血中にたまるから

アセトアルデヒドは体内でアルコールを分解する際に生成される物質で、主に頭痛や吐き気、眠気の原因になります。アルコールの分解ができにくいタイプの人はアセトアルデヒドが体内で蓄積されやすく、少量の飲酒でも眠くなるのです。

お酒を飲むと眠くなるタイプ・性格なのはなぜ?

お酒を飲むと眠くなるのは飲む量が関係していることもありますが、タイプや性格によって少量のお酒でも眠くなることもあります。以下では、アルコールを摂取すると眠くなるタイプや性格について紹介するので、自身に当てはまっていないか確認しておきましょう。

①体質的にアルコールに弱い

お酒を飲んですぐに眠くなる人の中にはタイプとしてアルコールに弱い人もおり、少量のお酒でも頭痛や吐き気、眠気を感じやすいです。アルコールに弱いタイプの人は飲酒後に体内に蓄積されるアセトアルデヒドの分解酵素が弱く、体内にアルコールが溜まりやすいのです。

②加齢による肝機能の低下

アルコールは肝臓で分解されて無害な物質に変換されますが、年齢を重ねると肝臓の分解機能が低下していきます。肝臓の分解機能が低下することで、少量のお酒でもすぐに眠くなることがあります。また、年を取っても飲めるタイプの人は若いころから飲めるタイプである可能性が高いです。

③加齢による水分不足

人は年齢を重ねることで肝機能の低下以外に、体内の水分が徐々に低下していきます。水分は体内でアルコールを分解するのに必要で、体内の水分が低下することでアルコール分解効率が悪くなります。最近お酒を飲んでいなくて久しぶり飲むとき、昔と同じ飲み方をする場合は注意が必要です。

④毎日飲酒している

若いときから毎日飲酒を繰り返していると肝臓が疲弊して、年齢を重ねていなくても徐々に肝機能が低下していきます。毎日大量のアルコールを摂取するのではなく、休肝日を設けてしっかり休みながらお酒を楽しみましょう。

⑤病気の可能性

飲酒をすると眠くなる人の中にはそもそもウイルス肝炎や、肝硬変といった肝臓の病気を抱えている場合もあります。お酒を飲むと腹痛や下痢の症状が出るタイプの人は、肝臓の病気の前兆の可能性もあります。さらにウイルス肝炎や肝硬変は男性の割合が約7割なので、特に過度にお酒を飲む男性は注意しましょう。

お酒を飲むと眠くなるのを防ぐ対策法は?

アルコールを摂取すると眠くなるのはタイプや性格、摂取量といった要因があります。ただ、お酒の飲み方次第では眠くならない方法もあるので、飲酒時に眠たくなりやすいタイプの人は以下で紹介する方法を試してみましょう

①飲む際にペースを落とす

飲み会で眠くならないためには、1日で自分の許容できるアルコールの量を把握しておく必要があります。飲み会では他の人と一緒にお酒を飲むので無意識に飲みすぎて、自分が飲める範囲以上にアルコールを摂取する可能性があります。ただ、1日で飲める量は体調によっても変わってくるので、その日の体調をしっかり見極めてお酒の量を考えましょう。

②食事をとりながら飲む

アルコールの80%は小腸で吸収されますが、小腸にたどり着く前に胃に到達します。ただ、胃の中に固形物がない状態で飲酒をすると胃の出口が閉まらず、アルコールが小腸に直接流れ込みます。小腸に直接流れ込んだアルコールはすぐに吸収され、結果的にアルコールが早く回って眠気を誘います。

③水分補給をする

お酒を飲むときに眠くなるのを防ぐ方法の1つとして、飲酒時に水を一緒に摂取して血中アルコール濃度を下げる方法があります。血中アルコール濃度を下げて脳内へのアルコールの回りを遅くすることで、酔いを抑えて眠くなるのを防げます。

④酔いにくい種類のお酒を選ぶ

お酒の中でも酔いにくいものは以下の通りで、酔いにくいお酒を選べば結果的に眠くなるのを防げます。

・焼酎
・ウォッカ
・生絞りレモンサワー
・梅酒
・ラムコーク

上記のお酒は度数の強いお酒ばかりですが、焼酎やウォッカといった蒸留酒はアルコールに含まれる不純物が少ないことが特徴です。また、梅酒やレモンサワーに含まれるクエン酸には、アセトアルデヒドの分解を助ける効果があるので積極的に摂取しましょう。他にはラムコークのように、蒸留酒を味の濃い飲み物で割るのも飲みやすくて効果的です。

眠るためにお酒を飲むのはNG?

アルコールを摂取することで眠気を誘う性質を利用して、寝る前にお酒を飲んでそのまま眠る寝酒をする人も多いでしょう。ただ、寝酒の睡眠への影響はどのようなものなのか詳しく紹介するので寝酒をする人は1度目を通してみてください。

睡眠の質が下がるので避けるほうが良い

アルコールが体内に回ることで眠気を誘い、すぐに入眠できますが、眠り浅くなるので睡眠の質はかなり下がります。寝酒が習慣化し、少量のアルコールでは酔わないからと言って、深酒をして昏睡状態のままで入眠することになります。昏睡状態での入眠は体にも害がある上に、睡眠の質も悪いので寝酒はできるだけ避けましょう。

お酒で眠くなる理由や対策を知っておこう

アルコールの摂取はタイプや性格によって眠くなる人がいますが、人それぞれ違った理由で眠たくなります。それぞれのタイプに合った対策を知っておくことで飲み会を最後まで楽しく過ごせるので、今回紹介した方法を参考にしてみましょう。

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