バナナに白いカビが生えても食べられる？見分け方や対処法は？正しい保存法も紹介！

カビがバナナ全体に繁殖している時は、皮の中身にもカビが繁殖している可能性が高いと言えます。中身がカビていなければ食べることが出来る場合もありますが、カビは目に見えなくても増えている場合が多いので、食べない方が無難です。カビが全体に及ぶ場合は、健康を守るためにも食べずに廃棄しましょう。

カビは無毒な種類も多く、多少口にしても胃の中で消化され、健康に影響を及ぼさない場合がほとんどです。しかし、免疫力が低い赤ちゃんの場合には、食べると体調に異変が起こる場合もあるので気を付ける必要があります。

もし赤ちゃんがカビを口にしてしまった際には、食べたあとの様子をしっかりと観察するようにしましょう。赤ちゃんの体調などによっては、カビを舐めた後に嘔吐やアレルギーなどを引き起こす場合があるので、症状がひどい場合は医療機関の受診も検討するのがおすすめです。

ここまでバナナのカビについて見てきましたが、カビ以外にも腐っているバナナに見られる特徴はあるのでしょうか。ここでは、腐ったバナナに特徴的な見た目や臭い・触感の3つの点について紹介します。誤って腐ったバナナを食べてしまわないように参考にしてみて下さい。

腐ったバナナは、白いカビが生える以外に、皮がむけないくらい柔らかく中身がドロドロになる場合があります。ただし、中身が柔らかくなったとしても、単に熟していることが原因の場合もあるのでしっかりと見分けることが大切です。

バナナが柔らかくなりすぎてる場合は、柔らかさ以外の見た目の変化を確認すると同時に、臭いなども含めて腐っているか判断するようにしましょう。

一般的なバナナは甘い香りがしますが、腐ると雑菌やカビなどの増殖によって、酸っぱい匂いや生ごみのような臭いがする場合があります。基本的に、臭いが変わってしまったバナナは腐っている可能性が高いので、食べずに廃棄しましょう。

バナナが腐ると非常に柔らかい触感になり、さらに腐敗が進むと汁も出始め、場合によっては汁から嫌な臭いがすることもあるでしょう。バナナの皮がむけないくらい柔らかくなっていたり、変な汁が出てきたら食べない方が無難です。

（＊「バナナが腐るとどうなるのか」について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ここまでバナナのカビや腐った状態について説明してきましたが、どのようにすればカビの繁殖を防ぐことが出来るのでしょうか。ここでは、バナナをカビさせないための適切な保存方法について紹介します。

バナナを袋に入れたまま保存しておくと、バナナから水分が少しずつ蒸発して、袋内の湿度が高まってカビが生えやすくなります。購入後はなるべく早く袋から出して、直射日光の当たらない風通しの良い場所で保存しましょう。