かぼちゃの旬の時期・季節はいつ?冬至?食べ頃の選び方も紹介!
【野菜ソムリエ監修】かぼちゃの旬の時期を知っていますか?今回は、かぼちゃの旬や収穫時期・季節にくわえ、主産地・生産量などを紹介します。さらに、かぼちゃの栄養価や選び方のほか、レシピ・食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
福光佳奈子
野菜ソムリエ
ペポかぼちゃが日本でもっとも食べられているのは種です。黄緑色のかぼちゃの種は香ばしくて美味しいですね。かぼちゃの種は中国では古くから漢方薬に用いられていただけあって、栄養価も高いです。
かぼちゃの選び方や栄養価は?
食べ頃なかぼちゃの選び方のポイント
食べ頃なかぼちゃの選び方のポイントを紹介します。
・ヘタが茶色に乾燥して、コルクのようになっている
・ヘタの周囲がへこんでいる
・皮がかたくて爪で押しても跡がつかない
・皮に鮮やかなオレンジ色の部分がある
・ずっしりと重く、形が左右対称である
皮の一部だけにある黄色やオレンジ色の部分は中の果肉の色と同じです。そのため、この部分の色が鮮やかになってくると、果肉も熟してきていることが分かります。
かぼちゃの栄養価・効能
かぼちゃは緑黄色野菜であり、健康や美容に効果のある栄養素がたくさん含まれています。以下に、かぼちゃに含まれる主な栄養素を紹介します。
・β-カロテン
・ビタミンA、C、E
・食物繊維
・カリウム
β-カロテンには抗酸化作用による疲労回復効果や免疫力をあげる効果があるほか、ビタミンAに変換されて目や皮膚の粘膜の健康を守ります。ビタミンEは抗酸化作用が非常に強いほか、血行をよくする働きがあり冷え性の方におすすめです。食物繊維は便通の改善、カリウムは高血圧予防やむくみの改善に効果があり、健康や美容に欠かせない栄養素です。
(*かぼちゃの栄養と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
かぼちゃの正しい保存方法・期間は?
かぼちゃは丸ごとのままだと保存性が高い食材ですが、一度切ってしまうと痛みやすく、保存には注意が必要です。ここではかぼちゃを冷蔵または冷凍で保存する場合の適切な方法を紹介します。
①冷蔵保存する場合
種とワタの部分は水分を多く含みここから痛み始めるため、切ったらすぐに種とワタをスプーンできれいに取り除きます。できるだけ空気に触れないようにラップを密着させて包むと、冷蔵庫の野菜室で3、4日は日持ちします。かぼちゃを保存する適温は10〜13度とやや高めなので、冷蔵室より野菜室に入れる方がよいでしょう。
②冷凍保存する場合
かぼちゃは生のまま冷凍保存することもできます。角切りやくし形切りなど用途に合わせて切ったかぼちゃを1回分ずつラップで包み、保存袋に入れて冷凍室で保存します。酸化や乾燥による劣化を防ぐため、できるだけ保存袋から空気を抜いておくことも大切です。冷凍できる期間の目安は2週間ですが、できるだけ早く使い切るようにしましょう。
(*かぼちゃの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
かぼちゃの旬の食べ方・レシピのおすすめ
かぼちゃは種類が豊富ですが、それぞれに適した調理法があります。ここでは定番のかぼちゃ料理から珍しい食べ方まで色々なレシピを紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。