山椒の種類・品種は?旬の時期や実・葉の保存方法は?活用レシピのおすすめも紹介!
山椒の種類・品種について知っていますか?粉のイメージが強い山椒ですが、どのような木なのでしょうか?今回は、山椒の種類別の見分け方や、旬・選び方に加えて、保存方法・賞味期限の目安を紹介します。山椒の栽培方法や、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 山椒の木の種類・品種は?見分け方は?【写真】
- ①朝倉山椒(アサクラザンショウ)
- ②山朝倉山椒(ヤマアサクラザンショウ)
- ③ぶどう山椒(ブドウザンショウ)
- ④竜神山椒(リュウジンザンショウ)
- ⑤高原山椒(タカハラサンショウ)
- ⑥華北山椒(カホクザンショウ)
- ⑦鰭山椒(ヒレザンショウ)
- 山椒の旬や選び方は?
- 山椒の実・葉の旬の時期
- 山椒の実・葉の選び方のポイント
- 山椒の保存方法は?賞味期限は?
- ①山椒の実の保存方法・期間
- ②山椒の芽の保存方法・期間
- 山椒の木の栽培方法は?
- ①山椒の木を植える時期や鉢のポイント
- ②栽培場所
- ③水や肥料のやり方
- ④害虫駆除の方法
- ⑤収穫の時期や方法
- 山椒の活用レシピ
- ①山椒の実の佃煮
- ②木の芽味噌
- ③四川風鶏肉とナッツの炒め物
- ④山椒の実ご飯
- ⑤鯛の実山椒カルパッチョ
- 山椒の種類は様々
主に岐阜県高山市で栽培されている品種で、もともとは高原川流域で自生していたことが名前の由来と言われています。朝倉山椒やぶどう山椒と比べると実は小粒ですが、とても香りが良く、長期保存が可能な品種です。
⑥華北山椒(カホクザンショウ)
一般には中国名の花椒で知られ、日本の山椒とは区別して、四川山椒や中国山椒などとも呼ばれます。果皮が香辛料として利用され、痺れるような辛みを持ち、中国四川料理でよく使われている山椒です。
⑦鰭山椒(ヒレザンショウ)
琉球山椒、沖縄山椒、イワザンショウなどいろいろな名前で呼ばれている沖縄原産の山椒で、実は香辛料、葉は木の芽として利用されます。小さくて丸い形の光沢のある葉を持ち、庭木としても人気のある品種です。
山椒の旬や選び方は?
生の山椒は旬の時期にしか手に入りません。葉、花、実はそれぞれに収穫時期が異なり、様々な風味が楽しめます。ここでは山椒の旬や選び方のポイントについて説明します。
山椒の実・葉の旬の時期
山椒の若葉である木の芽の旬は4~5月で、時期を同じくして黄色い花が咲き、その後につけた青い実が山椒の実です。山椒の実は、6月に旬を迎えます。
山椒の実・葉の選び方のポイント
山椒の実と葉の選び方のポイントは、以下のとおりです。
【山椒の実の選び方】
・山椒が枝にしっかりとついているもの
・小枝が枯れていないもの
・きれいな濃い緑色をしているもの
・実にハリのあるもの
【山椒の葉の選び方】
・葉が薄いもの
・薄い緑色をしているもの
・黒ずんでいないもの
収穫してから時間が経ってしまった山椒の実は、しぼんでハリがなくなり、枝からも外れやすくなります。枝から取れた実が多く混入しているものは、購入を控えたほうがよさそうです。
山椒の葉は厚くて濃い緑色のものは旬を過ぎて硬くなり、風味も良くないことが多いようです。また、葉が茶色がかっているものは、枯れかけだったり傷んでいる可能性もあるので避けたほうがよいでしょう。飾りとして利用する場合は、葉の大きさや形もポイントになります。