フェンネルとは?使い方&食べ方は?<葉・根元・シード>別の料理レシピなども紹介!
フェンネルとはどんなハーブか知っていますか?今回は、フェンネルの味わい&香りや、使い方・食べ方に加えて、育て方や「ディル」との違いも紹介します。フェンネルの<葉・根元・シード>を使った料理レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- フェンネルとは?
- フェンネルとは地中海原産のスパイスハーブ
- フェンネルの味わい・香り
- フェンネルの効能
- フェンネルの使い方&食べ方は?
- フェンネルの葉と根元の使い方の基本
- 種(フェンネルシード)も使える
- フェンネルの育て方・ポイントは?
- ①フェンネルを育てるのに適した環境
- ②フェンネルの種の撒き方
- ③フェンネルを苗から育てる方法
- ④フェンネルの水やり方
- ⑤フェンネルの害虫駆除&対策法
- 「フェンネル」と「ディル」の違いは?
- ①属性の違い
- ②味わい&香りの違い
- <フェンネルの葉>を使った料理レシピ
- ①フェンネルとチーズのホットサンド
- ②フェンネルとオレンジのサラダ
- ③サーモンとフェンネルの前菜
- <フェンネルの根元>を使った料理レシピ
- ①フェンネルの根の天ぷら
- ②柑橘と白菜とフェンネルの根のサラダ
- ③フェンネルの根元のグラタン
- <フェンネルシード>を使った料理レシピ
- ①タラのフェンネルシード焼き
- ②フェンネルシードと柑橘入りキャロットラペ
- ③フェンネルシードのドロップクッキー
- フェンネルを使ってみよう
(*フェンネルシードについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
フェンネルの育て方・ポイントは?
フェンネルはハーブの中でも育てやすいことで知られており、新鮮なフェンネルを活用するために自宅で栽培している人も珍しくありません。ここでは、フェンネルの育て方とその際のポイントを紹介します。
①フェンネルを育てるのに適した環境
フェンネルを育てるのに適した環境は、日当たりと水はけが良く、風が通る場所です。庭にフェンネルを植える場合は、赤玉土をすき込んでおく方が水はけがよくなります。また、フェンネルを鉢植えにする際には、ハーブ用の培養土を使うと育てやすいです。
②フェンネルの種の撒き方
フェンネルの種は、春か秋に撒くのが適しています。フェンネルは移植を嫌うので、鉢植えの場合は大きくなっても大丈夫なように、大きめのサイズの鉢を選ぶのがおすすめです。種を撒いた直後は水で流れてしまいやすいので、水のやり方に配慮しましょう。
③フェンネルを苗から育てる方法
フェンネルは苗でも販売されていますが、その場合も移植せずに済む場所に植えるのが基本です。庭に直接植える場合も、鉢で育てる場合も、苗の株の間が50cm以上になるように離して植えましょう。また、苗を植えたらすぐにしっかりと水やりをしてください。
④フェンネルの水やり方
どのような植物も適度に水やりをするのは基本ですが、フェンネルは根の部分の湿度が高まり過ぎることを嫌うハーブなので、根付いてからは水をやり過ぎないよう注意が必要です。フェンネルが根付いたら、根が乾燥した状態が保てる程度の水やりに抑えましょう。
⑤フェンネルの害虫駆除&対策法
フェンネルはハーブの中でも病気になりにくい種類だと言われていますが、アブラムシや青虫などの害虫がつくことはあります。そのため、葉の裏や茎を定期的に確認して、害虫を見つけたら捕殺してください。根元にナメクジがついても食害にあうので、注意が必要です。
「フェンネル」と「ディル」の違いは?
フェンネルはディルと見た目が似ていて混同されることが多いですが、似て非なるものです。ここでは、フェンネルとディルの違いについて詳述します。
①属性の違い
フェンネルとディルは同じセリ科ですが、属性は異なります。フェンネルはウイキョウ属の多年草ですが、ディルはイノンド(アネツム)属の一年草です。また大きさにも違いがあり、フェンネルは1.5~2mまで成長しますが、ディルは30~50cm程度にしかなりません。