和食の合言葉「まごわやさしい」の意味とは?献立レシピも紹介!

「まごわやさしい」という言葉を知っていますか?何の合言葉でしょうか?今回は、「まごわやさしい」がどの食材を現すのか、反対の言葉のほか、最近使われる「まごわやさしいこ」についても紹介します。まごわやさしいを使った献立レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. まごわやさしいの意味とは?何の合言葉?
  2. 「まごわやさしい」は食事に取り入れるべき和の食材の頭文字
  3. 最近は「まごわやさしい」に「こ」を加えることも
  4. 反対の言葉は「おかあさんやすめ」
  5. 「まごはやさしい」の食材を紹介!
  6. 【ま】豆
  7. 【ご】ごま
  8. 【わ】わかめ
  9. 【や】野菜
  10. 【さ】魚
  11. 【し】しいたけ
  12. 【い】いも
  13. 「まごわやさしい」食材の献立レシピ7選!
  14. ①まごわやさしい鍋
  15. ②炊き込みご飯
  16. ③おからハンバーグ
  17. ④鮭のグラタン
  18. ⑤白身魚と厚揚げのみぞれ煮
  19. ⑥味噌汁
  20. ⑦海藻サラダ
  21. まごわやさしい食材で健康を!

まごわやさしいの意味とは?何の合言葉?

海外から様々な食文化が入り、食のスタイルが多様化する中で、伝統的な和食が健康に良いと注目を集めています。伝統的な和食の食生活を表す言葉に「まごわやさしい」という合言葉がありますが、どのような意味を持つのでしょうか。

「まごわやさしい」は食事に取り入れるべき和の食材の頭文字

「まごわやさしい」は、伝統的な和食に取り入れると良い食材の頭文字を意味します。

・ま:まめ
・ご:ごま
・わ:わかめ
・や:やさい
・さ:さかな
・し:しいたけ
・い:いも


ジャンクフードやお菓子をはじめとした美味しい食べ物は増えていますが、それと同時に食生活が乱れ、生活習慣病は増加しつつあります。合言葉「まごわやさしい」の食材をまんべんなく取り入れた和食を意識することで、栄養バランスが良く身体に良い食事に仕上げることができます。

最近は「まごわやさしい」に「こ」を加えることも

最近では、理想的な食生活について酵素を意味する「こ」を最後に加えた「まごわやさしいこ」と言い表すこともあります。和食に欠かせない酵素を含む食品は、味噌や漬物です。酵素を含む発酵食品には、腸内環境を整える効果や免疫力を上げる効果があります。

反対の言葉は「おかあさんやすめ」

「まごわやさしい」の反対の合言葉に「おかあさんやすめ」があり、現代の食生活や食の欧米化を象徴する食べ物の頭文字を意味します。

・お:オムライス
・か:カレーライス
・あ:アイスクリーム
・さん:サンドイッチ
・や:焼きそば
・す:スパゲッティ
・め:目玉焼き


これらの料理は子供から大人まで幅広い世代に好まれる食べ物ばかりですが、栄養バランスは良くありません。野菜の使用量が少ないためビタミン・ミネラルが少なく、一方で肥満・高血圧・糖尿病など生活習慣病の要因につながる糖質や脂質を多く含んでいます。

また、柔らかい食べ物が多く、さほど噛まなくても食べられてしまいます。噛む回数が減ることで唾液の分泌量が少なくなり、食べ過ぎや虫歯などを引き起こすリスクも高まることに注意が必要です。

「まごはやさしい」の食材を紹介!

「まごわやさしい」を意識した献立にするためには、どんな食材が「まごわやさしい」に該当するのか知っておく必要があります。ここでは、「まごわやさしい」に該当する食材を、1文字ずつに分けて詳しく紹介します。

【ま】豆

まごわやさしいの「ま」に該当する食材は、以下の通りです。

・大豆
・小豆
・黒豆
・グリンピース
・納豆
・豆腐
・油揚げ


豆類には良質なタンパク質やミネラルが豊富に含まれています。中でも大豆は栄養価が高いことから「畑の肉」とも称されている豆類です。まごわやさしいの「ま」には小豆・大豆・黒豆・グリンピースなど豆そのものだけでなく、大豆を発酵して作る納豆・豆腐・油揚げも含まれます。

(*小豆・黒豆の栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

小豆の栄養素と効果・効能は?成分を逃さない食べ方や煮汁ダイエットのやり方など紹介!
黒豆の栄養素と効能は?成分を逃さない食べ方・調理法など紹介!

【ご】ごま

まごわやさしいの「ご」に該当する食材は、以下の通りです。

・ごま
・栗
・銀杏
・アーモンド
・くるみ
・ピーナッツ
・松の実

ごまだけでなくナッツ類や木の実も該当し、これらの食材にはタンパク質・ミネラル・脂質が豊富に含まれています。ほかにも、体内の細胞膜の酸化を防ぐ働きを持つビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれていて、老化や動脈硬化の予防にもつながります。

(*栗・ピーナッツの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

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