北海道産の米「ゆめぴりか」の特徴は？味は？つや姫などと比較し紹介！

ゆめぴりかは香りや粘り、食感、艶の良さなど味以外の面でも評価が高い人気の品種です。粘り気が強いことからお米に食べ応えを求める人におすすめと言えるでしょう。新米はさらに艶が良くなりや弾力も強くなるので、店頭で見かけたらぜひ試してみてください。

お米にはつや姫やななつぼしといった人気の品種もありますが、ゆめぴりかとの違いはどのようなところにあるのでしょうか。ここではゆめぴりかとつや姫・ななつぼしなどの違いについて特徴を踏まえて解説します。

つや姫は山形県で誕生したお米で、ゆめぴりかよりは弱いものの程よい粘りを持ち、甘味があってゆめぴりかに比べてやや固めのさっぱりとした食感が特徴の品種です。ゆめぴりかも艶のあるお米ですが、つや姫はその名前にも表れている通り光沢に優れているのが大きな特徴です。軽めの味わいで魚の塩焼きなどのあっさりした和食に合います。

(＊つや姫の特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ななつぼしはゆめぴりかと同様に北海道で生産されているお米で、ゆめぴりかに比べると香りは控えめとなっており、粘りとあっさりとした甘みが特徴のバランスの良い品種です。しっとりとした炊き上がりに仕上がるため冷めても美味しく、ゆめぴりかと同様にお弁当に向いているほか、お寿司のシャリにも使われています。

(＊ななつぼしの特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

コシヒカリは30年以上もの歴史を持つお米で、日本国内での生産量が最も多く、食味のバランスがよく粘りがあると言われています。ゆめぴりかと同程度の粘りがあり、味も濃いのでゆめぴりかと同様に味が濃いおかずとの相性が良い品種です。あっさりとした味わいのおかずはやや相性が悪いほか、粘りが強いため炒飯や混ぜご飯にもあまり向きません。

(＊コシヒカリの特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ふっくりんこもゆめぴりかと同様に北海道で開発されたお米で、ふっくらとした柔らかな食感を持ち、強い甘味があります。お米自体の味が良いことからおにぎりにして食べるのがおすすめで、ほかにも特に魚介系の和食との相性が良い品種です。粘りはゆめぴりかに比べると弱いので、ゆめぴりかでは重さを感じてしまう人にもおすすめと言えるでしょう。