カレーを冷蔵庫に入れ忘れた…何時間までセーフ?冬でも常温NG?
カレーを冷蔵庫に入れ忘れたらどうなるか知っていますか?今回は、カレーを冷蔵庫に入れ忘れた場合に繁殖する食中毒「ウェルシュ菌」の危険性や、食べても大丈夫なのかを夏・冬ごとに紹介します。ウェルシュ菌の繁殖を防ぐカレーの保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- カレーを冷蔵庫に入れ忘れた…もう食べれない?
- カレーを冷蔵庫に入れ忘れたらどうなる?
- カレーを冷蔵庫に入れ忘れた場合「ウェルシュ菌」や「腐敗」による食中毒の危険性がある
- カレーを冷蔵庫に入れ忘れた場合は何時間までなら食べられる?冬ならセーフ?
- カレーを冷蔵庫に入れ忘れて24時間以上経過した場合に食べるのはNG
- ウェルシュ菌は熱に強いため再加熱しても殺菌できない
- カレーのウェルシュ菌による食中毒を防ぐ保存のポイントは?
- ①保存する場合は鍋に入れたままではなく小分けで冷蔵庫に
- ②冷蔵保存の場合は1日を目安に食べる
- ③冷蔵庫に入れ忘れた場合は半日以内を目安に食べる
- カレーを長期保存する場合は冷凍保存しよう
- カレーの冷凍保存方法【ジップロックの場合】
- カレーの冷凍保存方法【タッパーの場合】
- 冷凍したカレーの解凍方法
- カレーを冷蔵庫に入れ忘れた場合は食中毒の危険がある
①保存する場合は鍋に入れたままではなく小分けで冷蔵庫に
鍋に入れたままの状態で放置しておくと、ウェルシュ菌が繁殖しやすくなってしまいます。小分けにすることで、早く冷ますことができます。また、解凍もしやすく便利なため、1人分ずつ保存しておくのがおすすめです。
②冷蔵保存の場合は1日を目安に食べる
冷蔵保存にも危険があります。ウェルシュ菌が最も繁殖しやすい温度は40~50度ですが、12~50度でも増殖することがわかっています。そのため、完全に冷めていないカレーを冷蔵庫に入れるのは、菌が増殖する可能性があるため危険です。余ったカレーは早めに食べるか、冷凍保存するよう心がけましょう。
③冷蔵庫に入れ忘れた場合は半日以内を目安に食べる
常温で保存していたカレーを安全に食べられるのは半日が期限です。半日以上常温で放置していた場合、ウェルシュ菌が増殖していたり腐敗していたりする可能性があるからです。すぐに食べない場合は、速やかに冷蔵または冷凍保存しましょう。
(*カレーの保存方法や冷蔵庫での保存可能日数について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カレーを長期保存する場合は冷凍保存しよう
カレーは冷蔵した場合、2~3日しか日持ちません。冷凍すると1か月程度日持ちするため、長期保存には冷凍するのがおすすめです。ここでは、カレーをどのように冷凍したら良いのか紹介します。
カレーの冷凍保存方法【ジップロックの場合】
カレーをジップロックで冷凍保存する方法は、以下の通りです。
①ジップロックに冷ました取ったカレーを入れる
②空気を抜いて、平らに入れる
ジップロックに入れて冷凍すると、カレーを立てた状態でかさばらずに保存できるので便利です。カレーが酸化して味が落ちるのを防ぐため、空気をしっかり抜いておくのがポイントです。
カレーの冷凍保存方法【タッパーの場合】
カレーをタッパーで冷凍保存する際のポイントは、以下の通りです。
・あまり深さのあるタッパーは選ばない
・1食分ずつ小分けにする
・タッパーにはラップを敷いておく
深さがあるタッパーを選ぶと解凍に時間がかかるため、1食分ずつ保存するのが最適です。タッパーへの色や臭い移りが心配な場合は、ラップを敷いておくのがおすすめです。また、必ず冷ましたカレーをタッパーに入れて冷凍しましょう。
(*カレーの冷凍保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍したカレーの解凍方法
冷凍したカレーの解凍方法は、以下の3通りあります。
・冷蔵庫で自然解凍する
・湯せんにかける
・電子レンジで解凍したのち、鍋で再加熱する
ジップロックで保存している場合は湯せん、タッパーで保存している場合は電子レンジで解凍するのが便利です。カレーは粘度があり、レンジでは十分に加熱できないため、解凍後は鍋で再加熱しましょう。