ミントジュレップとは？レシピは？カクテル言葉やモヒートとの違いも！

ミントとともにグラスに注がれたカクテルのミントジュレップは、具体的にはどのようなお酒でしょうか。今回は、見た目にも爽やかで軽快な印象である、ミントジュレップについて解説します。まずはミントジュレップの由来と、モヒートとの違いを見てみましょう。

ミントジュレップはアメリカの最高峰の競馬とも言われる、ケンタッキーダービー公式のカクテルであり、レース当日には観客に店員が売り歩く姿が見られます。アメリカのケンタッキー州はバーボンの聖地ともされており、1800年代にはすでに飲まれていた記録があることからも、歴史ある一杯と言えます。

ジュレップとは苦い薬を飲みやすく和らげる水のことを指し、アルコール度数の強いバーボンに、ミントを加えて苦味を和らげたことが名前の由来とされています。

ミントを使ったカクテルの中ではモヒートも有名ですが、ミントジュレップとの違いはベースの違いにあります。ミントジュレップはバーボンウイスキーを使用するのに対し、モヒートはラム酒を使うため、香りや味わいがそれぞれ違います。また、モヒートはライムを使うことから柑橘系の香りも楽しめるので、好きな方を選んで楽しんでください。

ミントジュレップはグラスにたっぷりのミントが入ったものとなっていますが、味わいはどのようなものでしょうか。初めてミントジュレップを飲もうとしているなら、あらかじめ味わいや香りのほか、アルコール度数についても知っておきましょう。

ミントジュレップはバーボンをベースとしており、砂糖やシュガーシロップを加えることから、ほのかな甘みを炭酸水の中に感じるのが特徴です。ウイスキーにソーダを割って作るハイボールよりも甘味を感じ、ミントの香りも楽しめます。ミントを潰して作るためひんやりとした冷たさも感じられ、本場のアメリカでも夏に人気となっています。

ミントジュレップは材料さえ揃えば自分で作ることもでき、ポイントを抑えることで美味しいミントジュレップが自宅で楽しめます。ここではミントの潰し方や、フレッシュミントが手に入らない時の代用方法を紹介します。