ブラッディシーザーとはどんなカクテル?クラマトトマトジュースを使う?レシピも紹介!
ブラッディシーザーとはどんなカクテルか知っていますか?ブラッディマリー(ブラッディメアリー )との違いも気になりますよね。今回は、ブラッディシーザーについて、〈カクテル言葉・由来〉や〈クラマトトマトジュース〉などレシピ・作り方を紹介します。〈クラマトトマトジュース〉を使ったブラッディシーザー以外のカクテル・お酒も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
ブラッディシーザーとは?クラマトジュースを使ったカクテル?
真っ赤な見た目が特徴的なブラッディシーザーとは、どのようなカクテルなのでしょうか。ここでは、ブラッディシーザーの特徴や作り方を紹介します。ブラッディメアリーとの違いについても紹介するので、参考にしてください。
ブラッディシーザーとはウォッカをクラマトジュースで割ったカクテル
ブラッディシーザーは、ウォッカをクラマトジュースで割ったカクテルです。クラマトジュースはハマグリエキス入りの香辛料が効いている、スパイシーなメキシコの伝統的なトマトジュースです。メキシコでは、二日酔いに効くドリンクとしてよく飲まれています。
二日酔いに効く理由は、クラマトジュースに入っているハマグリの貝エキスの成分です。ハマグリには「アラニン」という肝臓の働きを促進させる成分が含まれており、これによってアルコールを分解する肝機能が高まるので二日酔いに効くとされています。
花言葉があるようにカクテルにもカクテル言葉がありますが、ブラッディシーザーのカクテル言葉はネット上に情報が記載されていません。ブラッディシーザーによく似ているブラッディメアリ―のカクテル言葉は、「私の心は燃えている」「断固として勝つ」という意味があります。
ブラッディシーザーの由来
ブラッディシーザーは1969年、カナダのレストランオーナーだったウォルター氏によって作られました。新しくオープンするイタリアンレストランのためにカクテルを創作するように頼まれたことが、始まりだったと言われています。イタリア料理によく合うカクテルであることから、ローマ皇帝から「シーザー」を拝借したそうです。
ブラッディマリー(メアリー)との違い
見た目がよく似ているブラッディシーザーとブラッディメアリーは、両方ともウォッカベースのカクテルです。違いはブラッディメアリーはシンプルなトマトジュースでウォッカを割りますが、ブラッディシーザーはクラマトジュースで割ります。
クラマトジュ―スで割るブラッディシーザーは、トマトジュースで割るブラッディメアリーと比べてよりコクと旨味のある冷製トマトスープのような味わいです。反対にブラッディメアリーは、とてもさっぱりとした味わいに仕上がります。見た目が似ていても味わいは違うので、一度飲み比べをしてみるのもおすすめです。
(*トマトジュースで作るカクテルについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブラッディシーザーの味は?アルコール度数はどれくらい?
あまり聞きなれないクラマトジュースを使用しているブラッディシーザーは、どのような味がするのでしょうか。ここでは、ブラッディシーザーの味とアルコール度数について紹介します。
ブラッディシーザーの味わい
ブラッディシーザーはトマトジュースの中にハマグリエキスと香辛料が入っているので、シンプルなトマトジュースよりうま味やスパイスを感じる味わいに仕上がります。出汁文化でうま味を大切にする日本人には、とても魅力的に感じられるカクテルです。
ハマグリエキスと香辛料によってさっぱりとしており、冷製トマトスープのように飲めるので、甘いカクテルが苦手な人にもおすすめです。
ブラッディシーザーのアルコール度数は10%程度
ブラッディシーザーはウォッカ1に対して、クラマトジュース3~4ほどで割るカクテルです。ウォッカのアルコール度数が40度程度なので、ブラッディシーザーはアルコール度数10%程度に仕上がります。カクテルの中でも比較的アルコール度数が弱く、ハマグリエキスにより二日酔い防止にも効くので締めの1杯にも適しています。