ロッホローモンドとはどんなウイスキー？味はまずい？インチマリンとの違いも紹介！

ロッホローモンドと呼ばれるウイスキーがありますが、どのようなお酒なのでしょうか。ここでは、ロッホローモンドの正体や、蒸留所の特徴について紹介します。

ロッホローモンドとは、スコットランドの南ハイランドで製造されているシングルモルトウイスキーのことで、ロッホローモンドグループが販売しています。2018年には、東京都に本社を構える株式会社都光酒販がローモンドの日本国内の正規代理店として、国内で販売を開始しました。

ロッホローモンド蒸留所の最大の特徴は、モルトウイスキーの製造に必要な単式蒸留器とグレーンウイスキーを製造するための連続式蒸留器が、同じ敷地内に設けられていることです。

この蒸留所には、樽の製造や修繕を行う樽工場のほか瓶詰の整備所まで設置されているため、ウイスキーの製造を自社で一貫して行うことができます。ロッホローモンド蒸留所は、スコットランドのローモンド湖の岬に立地しており、このローモンド湖とリーヴン川の水を使ってウイスキーを生産しています。

ロッホローモンドにはどのような種類があり、同じ蒸留所で造られているインチマリンとの違いはあるのでしょうか。ここでは、ロッホローモンドの種類や、インチマリンとの違いについて解説します。

インチマリンは以前ロッホローモンドブランドのひとつとして展開していましたが、現在は統合により販売を終了しています。インチマリンはロッホローモンドとは違い、フルーティーな味わいが強く感じられるウイスキーです。

かつてロッホローモンド蒸留所では、ロッホローモンドをはじめインチマリン、インチモーンと呼ばれるウイスキーの製造を行っていました。その後、インチマリンとインチモーンのブランドがロッホローモンドブランドに統合しています。

ブランドのリニューアルに伴い、かつて販売されていたインチモーン1992やインチマリン マディラウッドフィニッシュ、インチマリン18年は販売を終了しました。その代わりに、ロッホローモンドインチマリン12年やロッホローモンドインチモーン12年などの新商品が誕生しています。

ロッホローモンドは、どのような味わいのお酒なのでしょうか。ここでは、ロッホローモンドの味わいや、美味しい・まずいと感じる人のレビュー別の評判について紹介します。

ロッホローモンドは、樽熟成によるバニラの甘い香りにハーブの風味が加わった、複雑な味わいです。口当たりはややオイリーで、パイナップルやパッションフルーツなどの南国の果物の豊かな香りに加えて、缶詰のシロップに似た甘味も感じられるため、異国風の雰囲気も楽しめます。