ウイスキーのアルコール度数は高い?平均は?銘柄・飲み方別に比較して紹介!
ウイスキーのアルコール度数は何度なのでしょうか?最高はどれぐらいなのでしょうか?今回は、ウイスキーのアルコール度数の平均を〈ショット・ロック・水割り〉など飲み方や銘柄別の一覧で、違いや美味しい飲み方とともに紹介します。度数の高い・初心者でも飲みやすい銘柄をそれぞれ紹介するので参考してみてくださいね。
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目次
- ウイスキーのアルコール度数は高い?平均は何度?
- ウイスキーのアルコール度数は「37度〜60度以上」全体的に高い
- ウイスキーの度数の種類・銘柄別の一覧
- ウイスキーの度数をテキーラ・ビールなど他のお酒と比較すると?
- ウイスキーの度数による違いは?高い方が美味しい?
- ①高度数のウイスキーほど香りが豊か
- ②割ってもウイスキーの味を感じやすい
- ウイスキーの飲み方別の度数は?ショット・ロック・水割りだとどれぐらい?
- ①ショット・ロックの度数はそのまま
- ②水割り・ハイボールなどはウイスキーとの比率によって変わる
- 高度数のウイスキーを美味しく飲むには?
- ①少しずつ飲む
- ②チェイサー・水と一緒に楽しむ
- ③割ってアルコール濃度を下げて飲む
- ④空腹状態で飲まない
- ⑤自分の限界を超えて飲まない
- 度数の高いウイスキーのおすすめ銘柄3選!
- ①ノブクリークシングルバレル(4,375円)
- ②ザ・グレンリベットナデューラ(8,553円)
- ③メーカーズマークカスクストレングス
- ウイスキー初心者でも飲みやすい度数が低いおすすめ銘柄3選!
- ①バランタイン17年(5,258円)
- ②ブラックニッカクリア(2,678円)
- ③サントリーウイスキー知多(3,588円)
- ウイスキーを飲む際は度数・飲み方に注意!
ウイスキーのアルコール度数は高い?平均は何度?
ウイスキーは穀物を発酵、蒸留したのちに木樽で熟成させたお酒のことで、最近ではハイボールに使われるお酒としても人気があります。ウイスキーのアルコール度数は高いイメージを持つ人は多いかもしれませんが、今回はウイスキーの銘柄や平均度数など、ウイスキーについて詳しく解説するので参考にしてください。
ウイスキーのアルコール度数は「37度〜60度以上」全体的に高い
ウイスキーの平均アルコール度数は40度ほどですが、37~60度以上あるウイスキーもあり、全体的にアルコール度数は高めです。日本で作られるジャパニーズウイスキーに比べて、イギリスやアメリカで作られるスコッチやバーボンは度数は高く、最高で69度のものもあります。
これらのウイスキーのアルコール度数が高い理由は、原酒の香りや味を極力変えないために、加水や他の原酒とブレンドさせないといった生産過程の違いにあります。
ウイスキーの度数の種類・銘柄別の一覧
国内に流通しているウイスキーの銘柄は数多くありますが、一部の銘柄とその度数を以下に紹介します。
・ブラックニッカクリア/37度
・シングルモルトウイスキー山崎/43度
・サントリーウイスキー知多/43度
・ザ・マッカラン/40度
・サントリー響ジャパニーズハーモニー/43度
・サントリーウイスキー角瓶/50度
・BARレモンハートハイランドパーク15年/50度
・ブッカーズ/60度
・グレンファークラス/60度
・ブラントンストレートフロムザバレル/64度
・スタッグJr.ジョージTスタッグ/66度
前述したように、ジャパニーズウイスキーであるブラックニッカや山崎など国内で作られたものは、40度程度のアルコール度数がほとんどです。バーボンの代表的な銘柄であるブッカーズや、スコッチであるザ・マッカランなど国外で作られたものは、度数が高い傾向があります。
ちなみに、バーボンはトウモロコシを原料としたアメリカ産のウイスキーのこと、スコッチはスコットランドで作られたウイスキーのことを指します。
ウイスキーの度数をテキーラ・ビールなど他のお酒と比較すると?
お酒 | アルコール度数 |
ビール | 5% |
ワイン | 12% |
日本酒 | 15% |
焼酎 | 25% |
ウイスキー | 40% |
テキーラ | 40% |
ブランデー | 40% |
上の表は、代表的なお酒の種類とおよそのアルコール度数を表したものです。ビールに比べるとウイスキーやテキーラなどのアルコール度数は、とても高い数値であることが分かります。この数値は平均度数なので、ウイスキーの中には69%あるもののほか、最高では96%のスピリッツなど更に高いお酒もあります。
これらのアルコール度数の高いお酒は、ストレートで飲む際はチェイサーと共に味わうのがおすすめで、水や炭酸水と混ぜてアルコール濃度を下げる飲み方も一般的です。
(*テキーラやビールの度数について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウイスキーの度数による違いは?高い方が美味しい?
ウイスキーの度数は37~60度以上と幅広いですが、度数によってどのような違いがあるのでしょうか。アルコール度数が高い方が美味しいのか、といった疑問についても解説するので参考にしてください。
①高度数のウイスキーほど香りが豊か
度数が高いウイスキーは、低いものに比べて香りや味わいを豊かに感じることができます。その理由は、ウイスキーの生産過程における工程の違いにあります。ウイスキーは蒸留過程においてアルコール濃度が上がり、熟成するための木樽に入れる前に加水してアルコール濃度を調整することがあります。
これは、アルコール度数が40度程度の度数の低いウイスキーの作り方です。一方で、加水されないまま熟成されるものは、薄まることがなくアルコール度数の高いウイスキーが出来上がります。味わいに対しても同じことが言え、加水されていないことにより原酒本来の香りが残り濃厚な味わいを楽しめるのです。
②割ってもウイスキーの味を感じやすい
アルコール度数の高いお酒は、低いものに比べると水などで割ってもウイスキーの味を感じやすいと言えます。ウイスキーを飲み慣れていない人にとっては、ストレートよりも割って飲む方が飲みやく感じる人は多いかもしれませんが、割っても十分ウイスキーの味わいを楽しめるでしょう。