グレンリベット18年とは？定価は？うまい・ますいなど評価も紹介！

グレンリベット18年はウイスキーが好きな人からウイスキー初心者まで、幅広く人気を集めるお酒ですが、どんなウイスキーなのでしょうか。ここでは、グレンリベット18年について、実際に飲んだことがある人のレビューや味わいや香りの特徴などを紹介します。

グレンリベットは、ウイスキーの本場で知られるスコットランドのウイスキーブランドです。グレンリベットは12年や14年などがあり、グレンリベット18年は18年以上にわたり、オーク樽やシェリー樽で熟成を経て作られています。グレンリベット18年は、単一の蒸留所で大麦麦芽だけを使って作られたシングルモルトのスコッチウイスキーです。

さらに、世界中でも愛されているシーバス・リーガルやロイヤル・サルートのキーモルトとしても知られています。グレンリベットの発祥は古く、1774年から作られているため「すべてのシングルモルトはここから始まった」と言われるほどです。

度数は40%で、熟成樽にはファーストフィルのシェリー樽と、セカンドフィルのアメリカンオーク樽が使われています。また、ウイスキーが密造酒扱いされていた時代に、品質の良さが認められて史上初のスコットランド政府公認蒸留所に認定されています。同ブランドであるグレンリベット12年など、年数が浅いものに比べて、深い味わいが楽しめると評判です。

グレンリベット18年はglenlivet 18と表記されたおしゃれなラベルが印象的で、比較的定価が安いところも魅力です。ウイスキーは熟成年数が長いものほど値段が上がる傾向にありますが、グレンリベット18年は、年数が長いシングルモルトウイスキーの中ではコスパが良く、ウイスキー初心者でも気軽に楽しめます。

グレンリベット18年の、正規品の希望小売価格はおよそ1万円程度で、定価が1万円を切ることも少なくありません。有名なスコッチウイスキーであるボウモア18年は1万5000円程度、定価が高騰しているジャパニーズウイスキーの山崎18年は市場価格が跳ね上がり、10万円を超すこともあります。

こうした有名ブランドのウイスキーと比較しても、グレンリベットは定価が安くて手に取りやすく質の良いウイスキーであることがわかります。

グレンリベット18年は質が良く、古くから世界中で愛されているウイスキーです。ここでは、グレンリベット18年の見た目や味わい、香りなどの特徴について紹介します。実際に飲んでみた人の口コミやレビューも合わせて紹介するので、参考にしてください。

グレンリベット18年は熟成された黄金色をしていて、アプリコット色とも評されます。琥珀のようなつやのある透明な液体で、飴色の深い輝きが感じられます。

グレンリベット18年の香りはとても複雑で、一言では言い表せないほど複雑です。まず香り立つのはピーチや柑橘類などの爽やかで甘みを含んだフルーティーな香りです。しかし、次第に奥深くウッディでやや苦味にも感じられるビターな香りも立ち上ります。

レーズンなどの熟成した香りやバニラやナッツのような香ばしい甘みのある香りもあり、華やかな軽い香りから深い余韻まで楽しめます。

グレンリベット18年は香りと同じように、味わいも複雑で色々な風味が感じられます。口に含んだ時は、柑橘類を思わせるフルーティーで、花のような華やかな風味が楽しめます。次第にスパイシーで香ばしい、ナッツ類やレーズンのような風味が立ち、ビターチョコレートを思わせるような濃厚な味わいが残ります。

甘く軽やかな味わいから、次第に深みのあるビターな味わいへ余韻が変わるグレンリベット18年のフィニッシュは、上品でまろやかな風味です。カラメルのようなビターな味わいに、独特のウッディでスパイシーな風味が加わります。苦みは程よいアクセントとなり、全体的にまろやかで調和が取れた、複雑な風味が口の中に残ります。

実際に飲んだことがある人のレビューでも、フィニッシュの上品な味わいについて取り上げているものが多いです。

ここでは、グレンリベット18年を実際に飲んだことがある人の体験談やレビュー、味わいの評価について紹介します。美味しいというレビューとまずいというレビューの両方を紹介するので、グレンリベット18年を飲む時の参考にしてください。

グレンリベット18年は、ウイスキー愛好家にも評価の高い人気のお酒ですが、どんな飲み方が合うのでしょうか。ここでは、グレンリベット18年の代表的な飲み方を紹介します。

ストレートはウイスキーの味わいを丸ごとそのまま味わえるので、ウイスキーが好きな人におすすめの飲み方です。ただし、アルコール度数が高いので、アルコールが苦手な人にはおすすめできません。口に含む前から感じられる香りから、口の中に残る余韻や鼻に抜ける最後の香りまで、グレンリベット18年の味わいを余すことなく楽しめます。

ロックは、きりっと引き締まった味わいですっきりと飲みたい人におすすめの飲み方で、軽やかな味わいを持つグレンリベット18年にもよく合います。氷が溶けて加水されるとともに、味わいが変わるのも楽しめる飲み方で、アルコール度数も抑えられるので飲みやすいです。

グレンリベット18年はフルーティーな味わいやスパイシーな香りを持つウイスキーなので、ハイボールの爽快感のある飲み方もおすすめです。シュワシュワ弾ける炭酸の刺激と、グレンリベットの甘みのバランスは絶妙で、料理と合わせたい時にも向いています。アルコール度数も低くなるので、アルコールが苦手な人やウイスキー初心者でも楽しみやすい飲み方です。

水割りは、グレンリベット18年の旨味を引き出すおすすめの飲み方で、少し水を加えるだけで甘みがより引き立ちます。水割りの割合はお好みですが、少量の加水でも香り立つような甘みが感じられ、まろやかな風味が楽しめます。氷を加えずに作る水割りもおすすめで、ロックの切れのある口当たりとは違った深みある口当たりが感じられます。

グレンリベット18年は、ウイスキー初心者にもおすすめのウイスキーです。ここでは、グレンリベット18年にまつわる、よくある質問について紹介します。

グレンリベット18年は歴史の古いお酒ですが、2019年末ごろから、ラベルを一新しています。旧ラベルの白いラベルに印刷されたグリンリベット18の文字に対して、新しいラベルは青い色を印象付けるようなおしゃれなデザインです。新旧を並べてみると、違いも良くわかります。

グレンリベット18年は、人気の余り品薄になることもあり、休売されることもあります。熟成年数の長いウイスキーほど、品薄になってもすぐに補充できるわけではないので、需要と供給のバランスが崩れると終売になることも多いです。グレンリベット18年は、終売や休売になっているわけではありませんが、今後も品薄になれば販売が中止される可能性があります。

グレンリベット18年は、これまでに何度か値上がりをしていて、今後も値上げする可能性が噂されています。円安の影響や法律の改定、品薄の状況などから、値上がりする可能性は高く、コスパ良く買える状態が今後も続くとは限りません。

グレンリベット18年は、人気のあるウイスキーなので、偽物が出回っているという噂も多いです。しかし、基本的に正規品のグレンリベットを購入した場合、偽物である可能性は極めて低いです。輸入されたグレンリベット18年は、運ぶ過程で箱に異臭がついている場合もあるようですが、密閉されているので、中身は問題ありません。

グレンリベットはグレンリベット18年以外にも種類があり、年数が若いものから12年、14年、15年と続きます。さらに年数が長いものは21年と25年で、ほかにもファウンダーズリザーブとカリビアンリザーブという種類が販売されています。カリビアンリザーブはEC限定販売のウイスキーで、トロピカルな風味が特徴です。

ファウンダーズリザーブは、グレンリベットの創始者であるジョージ・スミスが導入した伝統的な蒸留方法を使って作られた伝統的なウイスキーです。

グレンリベット18年は品薄になることもありますが、実際にはどこで購入できるのでしょうか。ここでは、代表的なグレンリベットが購入できる場所について紹介します。

グレンリベット18年はそれほど多く出回っているお酒ではありませんが、ドンキホーテや一部のスーパーでも取り扱っていることがあります。また、酒屋さんで手に入ることも多く、ウイスキーを多く扱う酒屋さんで探すと見つかる可能性も高いです。やまやなど、お酒を専門に扱うお店では置いている場合が多いので、身近な店舗で探してみてください。

実店舗では、定価で購入できるのでネットオークションなどを通すより安く購入できることもあります。

ネット通販では、グレンリベットが比較的手軽に手に入ることが多いです。楽天市場やAmazonなどのECサイトでは、複数のグレンリベット18年が販売されていて、定価でも1万円を切るコスパの良い価格で購入できます。以前の最安値では6000円程度とされていましたが、近年の値上がりにより、定価は7000～8000円程度になっています。

グレンリベット18年はウイスキー愛好家の間でも評価が高い人気のウイスキーですが、比較的安い定価で販売されていてウイスキー初心者でも手軽に楽しめます。レビュー評価も高く、フレッシュな果実の香りからビターで濃厚な余韻まで、いろんな複雑な風味がしっかり楽しめるお酒です。紹介したレビューも参考に、グレンリベット18年を試してみてください。