ウイスキーのショットとは?容量は何ml?意味や飲み方も紹介!
ウイスキーのショットとはどんな飲み方か知っていますか?ワンショットが何mlなのか気になりますね。今回は、ウイスキーのショットの飲み方やショットグラスの容量を、ワンショットの意味やバーでの頼み方とともに紹介します。ウイスキーのショットを飲む上での注意点やショットに合うおすすめ銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
- ウイスキーの「ショット」とは?ワンショットの量は何ml?
- ウイスキーの「ショット」は専用のショットグラスを使用した飲み方
- ウイスキーの「ショット」の容量は国・バーによって異なる場合もある
- バーでウイスキーのワンショットを飲みたい場合は「シングル」と頼もう
- ウイスキーのショットの飲み方は?一気が普通?
- ①一気での飲み方が一般的
- ②時間をかけてゆっくり飲むのもおすすめ
- ウイスキーのショットを飲む上での注意点は?
- ①アルコール度数が高いので飲み過ぎない
- ②チェイサー・水を忘れずに飲む
- ウイスキーのショットにおすすめの銘柄3選を紹介!
- ①ジョニーウォーカーグリーンラベル 15年(42度/3,950円)
- ②バランタイン 21年(40度/9,800円)
- ③ロイヤルサルート 21年(40度/11,800円)
- ウイスキーのショットでの飲み方を知っておこう
ウイスキーの「ショット」とは?ワンショットの量は何ml?
ウイスキーをバーで頼む際にショットグラスが出てくるものですが、国によって容量が異なることを知らない人も多いです。ワンショットの容量を覚えておくと、海外でウイスキーを頼む時に便利です。ここでは、ウイスキーのショットの意味と容量について説明します。
ウイスキーの「ショット」は専用のショットグラスを使用した飲み方
ウイスキーにおけるショットとは、専用のショットグラスを使用した飲み方です。日本のバーにおけるワンショットの容量はシングルで30ml、ダブルで60mlが基本です。ワンショットはアメリカ由来の言葉で弾丸や発射を意味し、強いお酒を一杯ひっかける意味で用いられます。
海外の店ではワンショットの量が異なり、アメリカではジガーと呼ばれる45mlで提供されることが多く、3ジガーだと135mlとなります。またアメリカなどではワンショットを1オンスで表すのが一般的です。
(*ショットグラスについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウイスキーの「ショット」の容量は国・バーによって異なる場合もある
以下のようにウイスキーのショットの容量は、国もしくはバーによって異なる場合もあります。
・日本(ショット):30ml
・アメリカ(ショット):30ml
・イギリス(ショット):25~35ml
・イングランド(ショット):45ml
・スコットランド(ショット):60ml
・アイルランド(ショット):75ml
上記は、各国の一般的なワンショットの容量を表したものです。日本やアメリカ、イギリスでのショットの容量は30ml程度ですが、スコットランドやアイルランドでは日本の2倍以上もの量になります。
日本におけるウイスキーのショットの容量がアメリカと同量なのは、トリスバーの影響によるものとされています。戦後の洋酒ブームの火付け役であるトリスバーがアメリカの1ショットに倣ったことが始まりといわれ、体質的にお酒に弱い日本人の体質に合っていたことが理由のようです。
バーでウイスキーのワンショットを飲みたい場合は「シングル」と頼もう
日本ではなく海外でウイスキーを飲む機会もありますが、バーでワンショットを頼む際にはシングルにするのがおすすめです。シングルはワンショット1杯分を指すので、日本とアメリカでは30mlで提供されます。ダブルはシングルの2倍の容量を意味するので、同じショットグラスでも注がれる量が増えるのが特徴です。
また近年はワンショットの半分を注いでもらうハーフと呼ばれる頼み方も増えており、その場合はシングルだとショットグラスに15mlを入れて提供されます。
ウイスキーのショットの飲み方は?一気が普通?

ウイスキーのワンショットの量だけでなく、お酒の飲み方を知りたいと思う人もいるでしょう。ワンショットの量は少ないものの、ウイスキーのアルコール度数は高いので飲み方に注意が必要です。ここでは、ウイスキーのショットの飲み方を説明します。
①一気での飲み方が一般的
ワンショットのウイスキーはアメリカドラマでもよく見るように、一気に飲むのが一般的です。しかしウイスキーはアルコール度数が高く危険が伴うので、一気に飲む方法には自己責任が伴います。チェイサーとして水を用意しながら交互に飲むのが、悪酔いしないコツです。
またショットのウイスキーにレモンを加えた炭酸水をチェイサーとして添えても美味しいので、試してみてください。
②時間をかけてゆっくり飲むのもおすすめ
ワンショットのウイスキーは一気に飲むのがルールではないので、時間をかけてゆっくり飲むのもおすすめです。時間をかけてウイスキーを飲むことで、味と香りを堪能できます。複数のウイスキーを飲み比べしたい時は特に、時間をかけて余韻も楽しみましょう。
ウイスキーのショットを飲む上での注意点は?

アルコール濃度の高いウイスキーの美味しさをショットで楽しむうえで、健康を損なわないように意識すべきことがあります。ここでは、ウイスキーをショットで飲む際の注意点について説明します。
①アルコール度数が高いので飲み過ぎない
ウイスキーは40度とアルコール度数が高いので、飲み過ぎないよう注意が必要です。ワンショットを一気に飲んでいると、いきなり酔うことも珍しくありません。ビールのアルコール度数は5%、ワインは14%程度なので、ウイスキーはこれらのお酒の2~8倍もの度数があります。そのため、ウイスキーを飲む量には十分配慮しましょう。
(*ウイスキーのアルコール度数について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
②チェイサー・水を忘れずに飲む
ウイスキーをショットで飲む際には、チェイサーである水を忘れずに飲むのが基本です。ショットグラスのウイスキーを口に含むごとにチェイサーである水を飲むと味をリセットでき、体内のアルコール濃度を下げる効果もあるので意識してみましょう。
(*チェイサーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウイスキーのショットにおすすめの銘柄3選を紹介!
ストレートのままショットグラスで飲むなら、やはりスコッチウイスキーを選びたいところです。寒さをしのぐためにストレートで飲むお酒として定着したスコッチウイスキーは、旨味をダイレクトに感じられます。ここでは中でもおすすめする、珠玉の銘柄3つを紹介します。
①ジョニーウォーカーグリーンラベル 15年(42度/3,950円)
スコッチウイスキーブランドとして世界中にファンがいるジョニーウォーカー製の中でも、15年にわたって熟成されたモルト原酒だけを使っています。4種類のモルトウイスキーがブレンドされた、奥行きのある味わいです。
②バランタイン 21年(40度/9,800円)
ブレンドされたウイスキーとは思えないほど芳香が際立ち、まろやかで口当たりの良いフルーティーな味わいが人気です。ウイスキー識者の中での評価も高いので、一度飲んでみる価値がある製品といえます。ストレートでゆっくり飲んで、口当たりや香りを楽しむ飲み方がおすすめです。
③ロイヤルサルート 21年(40度/11,800円)
日本でも人気が高いシーバスブラザー社が1953年に、エリザ別女王戴冠を記念して作ったウイスキーです。ロイヤルサルートと呼ばれる王礼砲を21発打ち鳴らしたことを記念して、21年以上熟成したモルト原酒だけをブレンドした至高の一品といえます。
ウイスキーのショットでの飲み方を知っておこう
ウイスキーは世界中で愛飲されているお酒の1つで、ワンショットの量は国や店によって異なります。アルコール度数が高いお酒なので、酔いにくくするためにチェイサーを置いて飲むのがおすすめです。今回の記事で紹介した飲み方を参考に、ウイスキーをショットで飲んでみましょう。