カシスオレンジのアルコール度数は低い?酔わない?何杯で酔うの?
カシスオレンジのアルコール度数を知っていますか?居酒屋では何%なのでしょうか?今回は、カシスオレンジのアルコール度数を〈カシスソーダ・ファジーネーブル・ビール〉など他のサワー類やお酒と比較するとともに、リキュール「カシス」の度数を紹介します。カシスオレンジが酔わないと言われる理由や何杯で酔うかの目安も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
カシスオレンジはアルコール度数が低く、酔わないお酒とも言われていますが、実際に酔うことはないのか気になる人もいるのではないでしょうか。次はカシスオレンジを飲んで酔わないとしたらどのような理由があるのか、また酔うとしたらどの程度飲むと酔うのかを紹介します。
カシスオレンジが酔いにくいとされている理由
カシスオレンジが酔いにくいとされている理由はいくつかあります。ここではなぜカシスオレンジが酔いにくいカクテルなのか理由を説明します。
・アルコール度数が低い
・ロングカクテルである
・ジュースとアルコールの相性が良い
カシスオレンジはアルコールの中でもアルコール度数の低いカクテルです。余程お酒に弱い人でないかぎり、1杯飲んだ程度で酔う心配は少ないと言えるでしょう。またカシスオレンジはロングカクテルであり、氷の入ったグラスで提供される為、飲んでいるうちに実際のアルコール度数よりも低いアルコール度数になっていきます。
さらにカシスオレンジに含まれているオレンジジュースの糖分はアルコールと非常に相性の良い成分です。お酒を大量に飲むとアルコールを分解しようと肝臓の働きが活発になります。このアルコール分解の際にグリコーゲンをたくさん生成しますが、アルコールを摂取していると生成が遅れて低血糖になります。その際に糖分がグリコーゲン生成を助けてくれるのです。
またオレンジジュースに含まれるビタミンCは二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促します。さらにオレンジジュースに含まれているカリウムはアルコールを飲むことで消費されてしまう栄養素でもあります。以上のことから、オレンジジュースとアルコールの相性は非常に良く、カシスオレンジは酔いにくいお酒と言えるでしょう。
カシスオレンジの杯数別のアルコール量と酔い具合の目安
酔い具合 | カシスオレンジ何杯(5度) | アルコール量 | ビール瓶(相当量) |
そう快期 | 1杯 | 20g | 1本 |
ほろ酔い期 | 1~2杯 | 20~40g | 1~2本 |
酩酊初期 | 3杯 | 60g | 3本 |
酩酊期 | 4~6杯 | 80~120g | 4~6本 |
泥酔期 | 7~10杯 | 140~200g | 7~10本 |
昏睡期 | 10杯以上 | 200g以上 | 10本以上 |
アルコールの血中濃度と体への影響は以下のような物があります。お酒に酔う段階の目安として参考にしてみてください。
・そう快期
さわやかな気分になり、皮膚が赤みを帯びる。また陽気になったり判断力が鈍る。
・ほろ酔い気
ほろ酔い気分になり、理性が失われる。また体温が上がり脈が速くなる。
・酩酊初期
気が大きくなり、大声で叫ぶ。怒りっぽくなり、立つとふらつく。
・酩酊期
千鳥足になり、何度も同じことをしゃべる。呼吸が速くなり吐き気が起こる。
・泥酔期
まともに立てず、記憶がはっきりしない。言葉がめちゃくちゃになる。
・昏睡期
ゆり動かしても起きない。呼吸はゆっくりと深く死に至ることもある。
カシスオレンジ大ジョッキ1杯あたり500mlとビール瓶1本あたり500mlのアルコール量は上記のようになります。カシスオレンジとビールのアルコール度数はほぼ同じなので、大ジョッキ1杯とビール瓶1杯は同じアルコール量と言えます。またカシスオレンジをカクテルグラスで飲む場合は1杯あたり60mlとなるのでアルコール量は約2.4gとなります。
厚生労働省では生活習慣病のリスクを高めるアルコールの一日の摂取量を男性で40g以上、女性は20g以上と定義しています。以上のことを考えると、良い具合の目安には個人差がありますが、ほろ酔い期程度のカシスオレンジ大ジョッキ1~2杯が適切な量と言えるでしょう。カクテルグラスの場合は16~17杯とかなりの量になります。
カシスオレンジの度数は低いが飲み方には注意
フルールの風味が豊かなカシスオレンジは女性やアルコールが苦手な方にも人気があるカクテルです。カクテルの中でもアルコール度数も低く、酔いにくいお酒だと言えます。しかし、飲みすぎてしまうと体調不良や二日酔いを引き起こすので、適量を守りながらカシスオレンジを楽しんでください。