シンガポールスリングとは?カクテル言葉や度数は?意味・由来も紹介!
シンガポールスリングとはどんなカクテルか知っていますか?日本でも飲めるのでしょうか?今回は、シンガポールスリングについて〈味・度数〉や〈カクテル言葉・発祥・意味・由来〉など特徴を、〈ラッフルズ・サヴォイ〉別の作り方・レシピとともに紹介します。シンガポールスリングが簡単に飲める〈リキュール・缶〉のおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
- シンガポールスリングとは?カクテル言葉や名前の意味・由来は?
- シンガポールスリングはジンやパイナップルジュースで作るカクテル
- シンガポールスリングの発祥はラッフルズ・ホテル
- シンガポールスリングの名前の由来
- シンガポールスリングのカクテル言葉は「身を任せられる者を求めるロマンチスト」
- シンガポールスリングの味は?アルコール度数はどれぐらい?
- シンガポールスリングの味わい・香り
- シンガポールスリングのアルコール度数は16〜18%程度
- シンガポールスリングの作り方・レシピ【サヴォイ・スタイル】
- 材料
- 作り方・手順
- シンガポールスリングの作り方・レシピ【ラッフルズ・スタイル】
- 材料
- 作り方・手順
- シンガポールスリングは日本でも飲める?リキュールや市販缶のおすすめも!
- シンガポールスリングは日本のバーなどで飲むことができる
- チェリーブランデー 24度|ボルス (1,068円)
- ザ・カクテルクラフト ライム香るジントニック|アサヒ(4,500円)
- シンガポールスリングとはどんなお酒・カクテルか知っておこう
シンガポールスリングとは?カクテル言葉や名前の意味・由来は?
色鮮やかなロングカクテルであるシンガポールスリングを、好んで飲む人も多いでしょう。シンガポールスリング発祥の経緯や名前の由来を知ると、その味わいをより深く楽しみたくなるかもしれません。ここでは、シンガポールスリングはどのようなカクテルかを説明します。
シンガポールスリングはジンやパイナップルジュースで作るカクテル
シンガポールスリングは、ジンをパイナップルジュースなどで割って作るカクテルです。実際にはパイナップルジュース以外にレモンジュースやチェリーブランデーなど8種類もの材料を合わせて作り、仕上げにフルーツを飾るのが特徴の1つです。
シンガポールスリングの発祥はラッフルズ・ホテル
シンガポールスリングの発祥は名門ホテルとして名高いラッフルズ・ホテルで、1915年にチーフバーテンダーだった厳崇文氏によって考案されました。当時は人前で飲酒するのはマナー違反とされていた女性でも飲めるようにと、考案されたのがきっかけです。
パイナップルジュースやレモンジュースなどいくつもの材料を使うことで、ノンアルコールドリンクに見せることに成功したのです。やがてシンガポールスリングのレシピはイギリスに渡り、サヴォイ・ホテルのチーフバーテンダーだったハリー・クラドック氏によって簡略化されて提供されるようになりました。
1930年には「サヴォイ・カクテルブック」が刊行され、簡略化されたシンガポールスリングのレシピが広く使われるようになったのです。
シンガポールスリングの名前の由来
シンガポールスリングの名前の由来は、シンガポールの美しい夕焼けです。イギリスの著名な小説家であるサマセット・モーム氏が、赤く美しいカクテルをシンガポールの夕焼けに見立てたといわれています。サマセット・モーム氏はシンガポールに滞在する際はラッフルズ・ホテルを定宿としていたので、好んで飲んだと考えられます。
シンガポールスリングのカクテル言葉は「身を任せられる者を求めるロマンチスト」
シンガポールスリングのカクテル言葉は「身を任せられる者を求めるロマンチスト」で、似た意味を持つものは以下の通りです。
・サイドカー:いつも2人で
・ブルーラグーン:誠実な愛
・XYZ:永遠にあなたのもの
・ベルベットハンマー:今宵もあなたを想う
・ハネムーン:幸福はいつもあなたと
上記はシンガポールスリングのように、恋愛中にふさわしいカクテルばかりです。出会いの場や恋の始まり、長く愛を育んできた相手との時間などシチュエーションに合わせてカクテルを選ぶとよいかもしれません。
(*カクテル言葉について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
シンガポールスリングの味は?アルコール度数はどれぐらい?
鮮やかな赤色な印象的なシンガポールスリングですが、どのような味わいかが気になるところです。またジンが使われているので、アルコール度数がどれくらいかを知りたい人もいるかもしれません。ここではシンガポールスリングの味わいと、アルコール度数を説明します。
シンガポールスリングの味わい・香り
シンガポールスリングの味わいと香りは、作り方によって違います。ラッフルズ・スタイルのシンガポールスリングはパイナップルジュースとレモンジュースを使っているので甘味が強く、リキュールも相まって南国のフルーツを思わせる香りが強いです。
一方のサヴォイ・スタイルはソーダ水を使うのでさわやかな口当たりで、加えられたリキュールからほのかなチェリーの香りがします。スタイルによって好悪が分かれるので、一度飲み比べてみましょう。
シンガポールスリングのアルコール度数は16〜18%程度
シンガポールスリングのアルコール度数は16〜18%程度ですが、他のカクテルと比較すると以下の通りです。
・カシスオレンジ:5%
・ジントニック:5%
・ジンフィズ:10%
・ジンデイジー:16%
・ロングアイランドアイスティー:25%
甘めのロングカクテルとして有名なものと比較すると、シンガポールスリングは中程度のアルコール度数と考えられます。ワインのアルコール度数が14%で日本酒が15%であると考えると、決して低くはありません。パイナップルジュースとレモンジュールが入っていて口当たりがよいからと、飲み過ぎないように注意しましょう。