シンガポールスリングとは?カクテル言葉や度数は?意味・由来も紹介!

シンガポールスリングとはどんなカクテルか知っていますか?日本でも飲めるのでしょうか?今回は、シンガポールスリングについて〈味・度数〉や〈カクテル言葉・発祥・意味・由来〉など特徴を、〈ラッフルズ・サヴォイ〉別の作り方・レシピとともに紹介します。シンガポールスリングが簡単に飲める〈リキュール・缶〉のおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. シンガポールスリングとは?カクテル言葉や名前の意味・由来は?
  2. シンガポールスリングはジンやパイナップルジュースで作るカクテル
  3. シンガポールスリングの発祥はラッフルズ・ホテル
  4. シンガポールスリングの名前の由来
  5. シンガポールスリングのカクテル言葉は「身を任せられる者を求めるロマンチスト」
  6. シンガポールスリングの味は?アルコール度数はどれぐらい?
  7. シンガポールスリングの味わい・香り
  8. シンガポールスリングのアルコール度数は16〜18%程度
  9. シンガポールスリングの作り方・レシピ【サヴォイ・スタイル】
  10. 材料
  11. 作り方・手順
  12. シンガポールスリングの作り方・レシピ【ラッフルズ・スタイル】
  13. 材料
  14. 作り方・手順
  15. シンガポールスリングは日本でも飲める?リキュールや市販缶のおすすめも!
  16. シンガポールスリングは日本のバーなどで飲むことができる
  17. チェリーブランデー 24度|ボルス (1,068円)
  18. ザ・カクテルクラフト ライム香るジントニック|アサヒ(4,500円)
  19. シンガポールスリングとはどんなお酒・カクテルか知っておこう

シンガポールスリングとは?カクテル言葉や名前の意味・由来は?

色鮮やかなロングカクテルであるシンガポールスリングを、好んで飲む人も多いでしょう。シンガポールスリング発祥の経緯や名前の由来を知ると、その味わいをより深く楽しみたくなるかもしれません。ここでは、シンガポールスリングはどのようなカクテルかを説明します。

シンガポールスリングはジンやパイナップルジュースで作るカクテル

シンガポールスリングは、ジンをパイナップルジュースなどで割って作るカクテルです。実際にはパイナップルジュース以外にレモンジュースやチェリーブランデーなど8種類もの材料を合わせて作り、仕上げにフルーツを飾るのが特徴の1つです。

シンガポールスリングの発祥はラッフルズ・ホテル

シンガポールスリングの発祥は名門ホテルとして名高いラッフルズ・ホテルで、1915年にチーフバーテンダーだった厳崇文氏によって考案されました。当時は人前で飲酒するのはマナー違反とされていた女性でも飲めるようにと、考案されたのがきっかけです。

パイナップルジュースやレモンジュースなどいくつもの材料を使うことで、ノンアルコールドリンクに見せることに成功したのです。やがてシンガポールスリングのレシピはイギリスに渡り、サヴォイ・ホテルのチーフバーテンダーだったハリー・クラドック氏によって簡略化されて提供されるようになりました。

1930年には「サヴォイ・カクテルブック」が刊行され、簡略化されたシンガポールスリングのレシピが広く使われるようになったのです。

シンガポールスリングの名前の由来

シンガポールスリングの名前の由来は、シンガポールの美しい夕焼けです。イギリスの著名な小説家であるサマセット・モーム氏が、赤く美しいカクテルをシンガポールの夕焼けに見立てたといわれています。サマセット・モーム氏はシンガポールに滞在する際はラッフルズ・ホテルを定宿としていたので、好んで飲んだと考えられます。

シンガポールスリングのカクテル言葉は「身を任せられる者を求めるロマンチスト」

シンガポールスリングのカクテル言葉は「身を任せられる者を求めるロマンチスト」で、似た意味を持つものは以下の通りです。

・サイドカー:いつも2人で
・ブルーラグーン:誠実な愛
・XYZ:永遠にあなたのもの
・ベルベットハンマー:今宵もあなたを想う
・ハネムーン:幸福はいつもあなたと


上記はシンガポールスリングのように、恋愛中にふさわしいカクテルばかりです。出会いの場や恋の始まり、長く愛を育んできた相手との時間などシチュエーションに合わせてカクテルを選ぶとよいかもしれません。

(*カクテル言葉について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

カクテル言葉66選!意味や誕生日は?恋愛・失恋などシーン別に一覧で紹介!

シンガポールスリングの味は?アルコール度数はどれぐらい?

鮮やかな赤色な印象的なシンガポールスリングですが、どのような味わいかが気になるところです。またジンが使われているので、アルコール度数がどれくらいかを知りたい人もいるかもしれません。ここではシンガポールスリングの味わいと、アルコール度数を説明します。

シンガポールスリングの味わい・香り

シンガポールスリングの味わいと香りは、作り方によって違います。ラッフルズ・スタイルのシンガポールスリングはパイナップルジュースとレモンジュースを使っているので甘味が強く、リキュールも相まって南国のフルーツを思わせる香りが強いです。

一方のサヴォイ・スタイルはソーダ水を使うのでさわやかな口当たりで、加えられたリキュールからほのかなチェリーの香りがします。スタイルによって好悪が分かれるので、一度飲み比べてみましょう。

シンガポールスリングのアルコール度数は16〜18%程度

シンガポールスリングのアルコール度数は16〜18%程度ですが、他のカクテルと比較すると以下の通りです。

・カシスオレンジ:5%
・ジントニック:5%
・ジンフィズ:10%
・ジンデイジー:16%
・ロングアイランドアイスティー:25%


甘めのロングカクテルとして有名なものと比較すると、シンガポールスリングは中程度のアルコール度数と考えられます。ワインのアルコール度数が14%で日本酒が15%であると考えると、決して低くはありません。パイナップルジュースとレモンジュールが入っていて口当たりがよいからと、飲み過ぎないように注意しましょう。

シンガポールスリングの作り方・レシピ【サヴォイ・スタイル】

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