ピーチフィズとは？作り方は？度数・味やカクテル言葉の意味も紹介！

ピーチフィズは名前も可愛らしく、女性からも人気のカクテルですが、どんなお酒なのでしょうか。ここでは、ピーチフィズについて、その中身やよく似たお酒との違いを紹介します。

ピーチフィズの基本的な中身はピーチリキュールにレモン果汁、炭酸で、グレナデンシロップなどで甘みを付け加えることもあります。英語のピーチが付けられているように、桃の風味が良く感じられるカクテルで、一般的に使われるピーチリキュールはクレーム・ド・ペシェですが他の桃のお酒を使っても構いません。

ピーチフィズとよく似たピーチリキュールを使うカクテルには、ピーチソーダやピーチツリーフィズがありますが、それぞれに少しだけレシピが異なります。ピーチソーダはピーチリキュールに炭酸水を加えるだけのもので、レモンジュースなどで酸味をつけていません。

また、ピーチツリーフィズは、たくさんあるピーチリキュールの中でもオランダのデカイパー社のピーチツリーを使って作るピーチフィズのことです。ピーチツリーフィズはピーチフィズの別名と勘違いしている人もいますが、正確には両者は使うピーチリキュールが異なる別々のカクテルです。

ピーチフィズはピーチリキュールに炭酸水とレモンジュースを加えて作るカクテルですが、どうしてフィズという名前がついているのでしょうか。ここでは、ピーチフィズの名前の由来やカクテル言葉について紹介します。

ピーチフィズの「フィズ」は、お酒に甘みや酸味を加えて炭酸水で仕上げるカクテルスタイルを指しています。

英語圏では炭酸のはじける音が「フィズ」と聞こえることに由来するようで、ピーチフィズ以外にも中身を変えたジンフィズやオレンジフィズなどがあります。ピーチフィズもピーチリキュールに炭酸水を加えていることでフィズという名前を付けられていますが、炭酸水だけで作るカクテルはピーチソーダとなるので注意してください。

ピーチフィズはピーチリキュールを使ったカクテルですが、どんな味わいなのでしょうか。ここでは、ピーチフィズの味わいやアルコール度数いついて紹介するので、ピーチフィズを飲む時の参考にしてください。

ピーチフィズはほのかに甘いピーチの風味にすっきりした炭酸が絶妙で、のど越しの良いお酒です。炭酸の心地よい刺激ですっきりと飲めますが、後味に桃の風味が残り甘みも感じられます。フルーティーな風味が好きな人や、炭酸を使ったジュースが好きな人におすすめで、苦味やくせもないので飲みやすいです。