マッカランの値段を種類別に比較！定価・相場や近年の推移など紹介！

オークションサイトでマッカランの値段を見ると、定価では買えなくなっているのがわかります。マッカランの値段の推移は、今後も変わることはないのでしょうか。ここでは、マッカランが値上がりしているのかについて説明します。

マッカランに限らず、ウイスキー全体が過去に比べて値上がり傾向にあるのは事実です。ウイスキーは何年も熟成させる必要があるため、量産が難しいお酒です。ウイスキーの味や香りが人気になった時点で、すでに市場に出回っているマッカランの数が限られているので、定価の2～3倍が相場の商品も少なくありません。

マッカランに限らず、近年はウイスキーの高騰が注目を集めています。国産のウイスキーの値段も、定価の2～3倍になるのは珍しくないようです。ここではマッカランの中でも、値段が高騰している事例を2つ紹介します。

ザ・マッカラン64 inラリックシール・ペルデュは1946年に製造されたウイスキーを、2010年に世界にたった1つしかない高級クリスタルブランドのボトルに詰めたものを指します。世界巡回チャリティープロジェクトの一環として作られたもので、オークションの最終価格は3,864万円にものぼりました。

マッカラン1926年は、現存するマッカラン最古のウイスキーのことです。瓶詰めされたのは1986年のことで、シャリー樽に60年間も貯蔵されていたといいます。1986年当時に瓶詰めのうえ販売されたのはわずか40本で、2018年のオークションでは1本に1億2,500万円もの価格がついて話題となりました。

マッカランは世界中に愛飲者が多く、未開封品から中古品まで様々な商品がオークションで取り引きされています。銘柄によっては定価で手に入れるのは難しいですが、相場の値段を覚えておき機会があったら購入してみるのもよいでしょう。