カクテル「ボイラーメーカー」とは?悪酔いするお酒?度数・飲み方も紹介!
ボイラーメーカーとはどんなお酒か知っていますか?悪酔いするというのは本当でしょうか?今回は、ボイラーメーカーについて〈味・度数・飲み方〉や〈カクテル言葉〉など特徴を、美味しい作り方・レシピやテキーラ+ビールで作るカクテルとの違いとともに紹介します。ボイラーメーカーにおすすめのウイスキーも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ボイラーメーカーとはどんなお酒?カクテル言葉は?
- ボイラーメーカーとはウイスキー+ビールで作るカクテル
- ボイラーメーカーのカクテル言葉は「無鉄砲」
- ボイラーメーカーの味・アルコール度数は?悪酔いするって本当?
- ボイラーメーカーの味わい・香り
- ボイラーメーカーのアルコール度数は20%程度
- ボイラーメーカーで悪酔いする理由は飲み方にある
- ボイラーメーカーの美味しい作り方・レシピ
- 材料
- 作り方・手順
- ボイラーメーカーのウイスキーの選び方は?おすすめ銘柄3選も紹介!
- ボイラーメーカーに合うウイスキーの選び方
- ①シーバス・リーガル12年|シーバス・ブラザーズ(2,193円)
- ②バランタイン・ブルー12年|バランタイン(1,805円)
- ③ウッドフォードリザーブ・ダブルオーク・プレミアム|ウッドフォードリザーブ(5,291円)
- ボイラーメーカーとはどんなお酒・カクテルか知っておこう
ボイラーメーカーとはどんなお酒?カクテル言葉は?

ボイラーメーカーとはカクテルの名ですが、聞いたことがある人は少ないかもしれません。今回は、ボイラーメーカーとはどのようなお酒なのか、どんなカクテル言葉なのかといった疑問について解説します。
ボイラーメーカーとはウイスキー+ビールで作るカクテル
ボイラーメーカーとはウイスキーとビールで作るカクテルのことです。ウイスキーの入ったショットグラスを、ビールジョッキもしくはビールグラスの中に沈めるといった、奇抜な作り方のカクテルで知られます。
また、ショットグラスに入れるお酒ををテキーラで作ると、サブマリノと呼ばれるカクテルになります。いずれもアルコール度数の高いカクテルなので、飲み方には注意が必要です。
ボイラーメーカーのカクテル言葉は「無鉄砲」
ボイラーメーカーのカクテル言葉は「無鉄砲」です。以下では、似たような言葉を持つカクテルとカクテル言葉を紹介します。
・ブラックルシアン:強敵
・ヤングマン:がむしゃら
・バーボネラ:野性的
・ソウルキス:どうにでもなれ
・アースクエイク:衝動
それぞれの花に花言葉があるように、カクテルにもそれぞれのカクテルに意味が込められたカクテル言葉があります。ロマンティックな言葉が込められたカクテルがある一方で、ボイラーメーカーの「無鉄砲」のほか、「強敵」や「がむしゃら」など勢いを感じるカクテル言葉もあるようです。
カクテルに使われるお酒の組み合わせや味わいのイメージによって、ネーミングされているのでこれらのカクテルは奇抜なカクテルと言えるかもしれません。
(*カクテルのカクテル言葉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ボイラーメーカーの味・アルコール度数は?悪酔いするって本当?

ボイラーメーカーの味わいやアルコール度数などの基本的な情報と、悪酔いするかどうかについて紹介するので、ボイラーメーカーを飲む際の参考にしてください。
ボイラーメーカーの味わい・香り
前述したとおりボイラーメーカーはビールとウイスキーのカクテルで、奇抜な組み合わせだと感じる人もいるかもしれませんが、「意外と美味しい」と言う人も多いカクテルです。バーボンの芳醇な香りや甘さがビールのほろ苦い味わいとよく合い、炭酸によるのど越しのよさもあり飲みやすいと言われています。
ボイラーメーカーのアルコール度数は20%程度
ボイラーメーカーのアルコール度数はおよそ20%ですが、一般的なほかのカクテルの度数を紹介します。
・スプモーニ:5%
・カシスオレンジ:5%
・ジントニック:10%
・モスコミュール:10%
・モヒート:15%
スプモーニやカシスオレンジなどのリキュールを用いたカクテルは、アルコール度数が低めでお酒が苦手な人でも飲みやすいです。ジンやウォッカ、テキーラなどはアルコール度数が40度前後のお酒なので、それらを使ったカクテルも度数が高い傾向になります。
ボイラーメーカーは、アルコール度数が約20%のウイスキーと、5%程度のビールを混ぜたカクテルなので度数が高くなるのは納得できるでしょう。
ボイラーメーカーで悪酔いする理由は飲み方にある
アルコール度数が高めのボイラーメーカーですが、悪酔いすると言われる理由はその飲み方にあります。ボイラーメーカーは元々アメリカで飲まれるカクテルで、映画の「リバー・ランズ・スルー・イット」で登場するお酒としても有名です。
そのシーンの中では、ビールの中にバーボンウイスキーのショットグラスを入れ、一気に飲み干すといった景気づけのお酒として描かれています。同じように一気に飲んでしまっては、度数の高いお酒なので悪酔いしてしまいますが、味わうようにゆっくり飲めば悪酔いすることは避けられるでしょう。
ボイラーメーカーの美味しい作り方・レシピ
ボイラーメーカーを作る際に必要な材料は少なく、自宅でも簡単に作れるカクテルです。ここでは、ボイラーメーカーの美味しい作り方を紹介します。
材料
・ビール:120ml
・バーボンウイスキー:45ml
作り方・手順
ボイラーメーカーの作り方は、以下の通りです。
①グラスにビールを120ml注ぐ
②①にバーボンウイスキーを45ml注ぐ
ボイラーメーカーの作り方と材料はシンプルで、ビールとウイスキーがあれば簡単に作れます。ショットグラスごとビールの中に沈める方法もありますが、ショットグラスは使わずに直接グラスにウイスキーを注ぐ作り方も一般的です。グラスは予め冷やしておくと、ビールの泡立ちがよくのど越しのよい一杯になるでしょう。
紹介した動画ではアサヒスーパードライとメーカーズマークのウイスキーを使っていますが、用いる銘柄によって味わいも変わるので好みの味を探すのもおすすめです。アメリカ発祥のカクテルなのでアメリカンビールと、アーリータイムズやジンビームなどのバーボンウイスキーを使うのもおすすめで、黒ビールを用いるのも味わい深くなります。
ボイラーメーカーのウイスキーの選び方は?おすすめ銘柄3選も紹介!

ボイラーメーカーを作る際に用いるウイスキーはどのような銘柄がよいのか、おすすめの銘柄と共に選び方も紹介するので参考にしてください。
ボイラーメーカーに合うウイスキーの選び方
ボイラーメーカーに合うウイスキーの選び方の基本としては、アメリカ発祥のカクテルなのでバーボンウイスキーを選ぶのが一般的です。しかし、好みによってはスコッチウイスキーを合わせても美味しく味わえます。好みのウイスキーを合わせて、さまざまなボイラーメーカーの味わいを楽しんでください。
①シーバス・リーガル12年|シーバス・ブラザーズ(2,193円)
「スコッチのプリンス」とも呼ばれるシーバスリーガルは、芳醇でまろやかな香りがと深みのある味わいが特徴です。立ち上るシーバスリーガルの香りは、ビールと合わせてもよく引き立ち、ボイラーメーカーを作るのに用いるのもおすすめです。
②バランタイン・ブルー12年|バランタイン(1,805円)
バランタイン・ブルー12年は40種類の原酒を使用した、「スコッチの宝石」とも呼ばれるスコッチの代表的な銘柄です。香りや味のバランスがよく、初心者でも飲みやすい味わいなのでボイラーメーカーを初めて飲む人にもおすすめです。
③ウッドフォードリザーブ・ダブルオーク・プレミアム|ウッドフォードリザーブ(5,291円)
アメリカケンタッキー州にある最古の蒸留所で作られるウッドフォードリザーブは、伝統的な製法を守りながら作り出された、豊かな香りと深い甘みを味わえるバーボンウイスキーです。アメリカ生まれのボイラーメーカーを、こだわりのアメリカ産ウイスキーで作りたい人にもおすすめです。
ボイラーメーカーとはどんなお酒・カクテルか知っておこう
ボイラーメーカーとはアメリカ発祥であり、カクテル言葉が「無鉄砲」の、景気づけの一杯にも相応しいとされるお酒です。今回、紹介した作り方やおすすめのバーボンウイスキーやスコッチウイスキーを参考に、自分好みのボイラーメーカーを作ってみてください。