サイドカーとはどんなカクテル?言葉の意味・由来は?レシピも紹介!
サイドカーとはどんなカクテルか知っていますか?女殺しと呼ばれているのでしょうか?今回は、サイドカーについて〈カクテル言葉・意味・由来〉や〈味・アルコール度数〉など特徴を、作り方・レシピとともに紹介します。〈ウイスキー・コアントロー〉などサイドカーをアレンジしたレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
サイドカーとはどんなお酒?カクテル言葉の意味や由来は?
サイドカーは、カクテルの中でも名前の広く知られたお酒です。今回は、サイドカーの特徴やレシピなどを詳しく紹介します。まずはサイドカーのベースとなるお酒や、名前の由来、カクテル言葉について見てみましょう。
サイドカーはブランデーベースで作るカクテル
サイドカーはブランデーベースで作るカクテルで、その中でもコニャックを使用します。100年以上の歴史を持つカクテルで、シンプルだからこそ作るのが難しく、バーテンダーの腕前がわかるカクテルとも言われています。
サイドカーの名前の由来は諸説ある
サイドカーの名前の由来は諸説あり、以下が挙げられます。
・サイドカー付きのバイクに乗っていた常連客のために作られた
・第一次世界大戦でサイドカーに乗って撤退した将校にちなんで作られた
サイドカーとはバイクの横につける座席のことで、それにちなんだカクテルであることは間違いないようです。後者の説は第一次世界大戦にサイドカーで撤退した将校が、恐怖を紛らわせるためにブランデーとともにレモンを齧っていたことが由来とされています。
このほかにも1933年にホワイトレディと呼ばれるカクテルを、フランス人向けに改良した説がありますが、こちらの説である可能性は低いようです。
サイドカーのカクテル言葉は「いつも2人で」
カクテルには花言葉と同じようにカクテル言葉があり、サイドカーのカクテル言葉は「いつも二人で」です。「いつも二人で」と似たカクテル言葉を持つカクテルは、以下の通りです。
・XYZ:永遠にあなたのもの
・コープスリバイバー:死んでもあなたと
・ジンライム:色褪せぬ恋
・バックスフィズ:心はいつも君と
・マミーテイラー:いつもあなたと
サイドカーはバイクの横につなげる座席のことを指すため、「ずっと隣にいたい」といった意味から「いつも二人で」というカクテル言葉がついたと言われています。プロポーズや結婚記念日におすすめの、ロマンチックなカクテルと言えるでしょう。
(*カクテル言葉の一覧について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サイドカーの味わい・アルコール度数は?女殺しと呼ばれている?
サイドカーの味わいや、香りはどのようなものなのでしょうか。また、サイドカーは女殺しと呼ばれることもあるようですが、その理由についてアルコール度数とともに解説します。バーで注文するときにアルコール度数を知っておくことで、お酒に弱くても深酔いすることなくお酒を楽しめるでしょう。
サイドカーの味わい・香り
サイドカーはコニャックが基本のブランデーベースで作るため、どっしりとしたイメージを抱きがちです。しかし実際には、混ぜているのがレモンジュースやコアントローなどのホワイトキュラソーのため、すっきりとした飲み口と甘い柑橘の香りが楽しめます。フルーティーな味わいのカクテルが飲みたいときにおすすめの一杯で、ブランデーの華やかさも感じられます。
サイドカーのアルコール度数は約25〜30%と高め
サイドカーのアルコール度数は25度〜30度と高めで、レディキラーカクテルとも呼ばれています。他にもレディキラーカクテルがあり、以下のものが挙げられます。
・グラスホッパー:20度
・アレキサンダー:25度
・マイタイ:25度
・B-52:31度
・キス・イン・ザ・ダーク:33度
レディキラーとは女殺しという意味ですが、これは見た目がおしゃれで甘く飲みやすいため、女性を誘うときに使われるカクテルだからです。アルコール度数が高く、酔いが回りやすいため、飲み過ぎには注意が必要なカクテルです。
サイドカーの美味しい作り方のコツは?
出典: @8g_shisha
サイドカーは材料と道具が揃えられれば、自宅でも簡単に作ることができます。材料の割合やブランデーの選び方などサイドカーを美味しく作るコツを抑えて、好みのサイドカーを作ってみましょう。