サイドカーとはどんなカクテル?言葉の意味・由来は?レシピも紹介!
サイドカーとはどんなカクテルか知っていますか?女殺しと呼ばれているのでしょうか?今回は、サイドカーについて〈カクテル言葉・意味・由来〉や〈味・アルコール度数〉など特徴を、作り方・レシピとともに紹介します。〈ウイスキー・コアントロー〉などサイドカーをアレンジしたレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
①材料の割合
サイドカーの材料の割合は2:1:1が基本で、サイドカースタイルと呼ばれるほどです。カクテルの基本のスタイルでもあるので、まずはこちらの分量で作り、それからアレンジを加えて割合を好みのものにしていくことをおすすめします。
②ブランデーの選び方
コニャックやブランデーというと高級なイメージが強くついていますが、必ずしも高値のものを選ぶ必要はありません。バーでもそれほど高いブランデーを使用せず、比較的手に入りやすいものを使用していることが多いようです。
VSやVOSと表記されたものがおすすめですが、フルーツブランデーを使用して作っても、ホワイトキュラソーやレモンジュースとの相性も良く、少し違った味わいサイドカーを楽しめます。
③シェイクの仕方
サイドカーはシェイクして作りますが、基本的な作り方は以下の通りです。
1.氷をシェイカーに入れる
2.ブランデーとホワイトキュラソーとレモンジュースを入れる
3.シェイクしてグラスに注ぐ
サイドカーはソフトシェイクと呼ばれる、空気を含ませて優しく振る方法が基本です。しかし、優しすぎても混ざらないため、シェイクの感覚を掴むのが難しいカクテルです。基本的にはコニャックやグラスは冷やしておきますが、ハードシェイクにするとキリッとした飲み口になり、ブランデーの芳醇な香りは閉じてしまいます。
サイドカーのカクテルレシピ・作り方
サイドカーの作り方を、動画とともに紹介します。サイドカーはシンプルなショートカクテルなだけに、作り手の個性が出やすい一杯でもあります。プロの作り方を見ながら、基本的なサイドカーの作り方を覚えてください。
材料
・コニャック:25ml
・ホワイトキュラソー:25ml
・レモンジュース:10ml
・オレンジジュース:3ml
作り方・手順
サイドカーの作り方や手順は、以下の通りです。
1.シェイカーに氷を入れてしっかり冷やす
2.コニャック・ホワイトキュラソー・レモンジュース・オレンジジュースの順に注ぐ
3.シェイクしてグラスに注ぐ
サイドカーを作るときは、できるだけ材料や道具を冷やすのがポイントです。コニャックやグラスも、作る前に冷凍庫に入れておきましょう。サイドカーはソフトシェイクカクテルのため、氷がシェイカーの壁にリズムよく当たるのを感じながら、空気を含ませるようにシェイクします。
また、こちらのレシピではオレンジジュースが入っていますが、なくても構いません。
サイドカーをアレンジしたカクテルレシピは?
サイドカーはアレンジのしやすいカクテルでもあり、派生して作られたお酒が多くあります。その中でも、有名ながらも作りやすいカクテルを3つ紹介します。レシピを知っておくことで、バーでの注文も迷うことなくできるでしょう。
①ホワイトレディ
【材料】
・ドライジン:2/4
・ホワイトキュラソー:1/4
・レモンジュース:1/4
サイドカーのブランデーをドライジンに変えシェイクした一杯で、レモンジュースですっきりとした味わいながらも、優しい後味が特徴です。アルコール度数は高いものの、バランスのとれた味わいとなっていて飲みやすいです。すっきりとした柑橘系の味わいを求めている時におすすめのカクテルです。