スプマンテとはどんなワイン?イタリア語の意味は?プロセッコとの違いも紹介!
スプマンテとはどんなワインか知っていますか?今回は、スプマンテのイタリア語の意味やシャンパンとの違いを、〈プロセッコ・フランチャコルタ〉などの種類とともに紹介します。スプマンテに合う料理やおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- スプマンテとはどんなワイン?イタリア語の意味は?シャンパンと違いはあるの?
- スプマンテとはイタリア産のスパークリングワインの総称
- スプマンテとシャンパンはどちらもスパークリングワインを指す
- スプマンテの種類は?プロセッコ・フランチャコルタと違いはあるの?
- スプマンテの代表的な種類
- 種類①プロセッコ
- 種類②フランチャコルタ
- スプマンテのおすすめ商品3選を紹介!
- ①フェッラーリ ブリュット(3,278円)
- ②ガンチア・アスティ・スプマンテ(960円)
- ③チェッロ プロセッコ ブリュット NV チェッロ エ テッラ(1,188円)
- スプマンテに合う料理も知っておこう
- スプマンテはイタリア料理との相性が良い
- ①ローマカルボナーラ
- ②ローストポークのバーニャカウダ添え
- ③アクアパッツァ
- スプマンテとはどんなワインか知っておこう
スプマンテとはどんなワイン?イタリア語の意味は?シャンパンと違いはあるの?
お酒が好きな人であれば耳にすることも多いスプマンテとは、どんなワインなのでしょうか。ワインが好きでも、スプマンテについて詳しく知っている人は多くありません。ここでは、スプマンテについて詳しく紹介します。
スプマンテとはイタリア産のスパークリングワインの総称
スプマンテとは、イタリア産のスパークリングワインの総称で、色々な種類のワインが含まれています。基本的に発泡性のイタリア産のワインはスプマンテと呼ばれますが、ガス圧が1気圧から2.5気圧の微発泡のワインはフリッツァンテと呼ばれ区別されているので注意が必要です。
スプマンテは、イタリア語のスパークリングワインにあたる言葉です。そのため、イタリアではイタリア以外で作られたワインであってもスプマンテと呼ばれることもあります。
スプマンテとシャンパンはどちらもスパークリングワインを指す
スプマンテはイタリア語のスパークリングワインにあたる言葉で、個々のワインに使われる呼称ではありません。イタリア以外の国では、スプマンテはイタリア産のスパークリングワインを指す言葉として使われています。
同じように、各国でスパークリングワインを指す言葉は存在し、英語のスパークリングワインはドイツではシャウムヴァイン、スペインではエスプモーソです。フランスではスパークリングワインを指す言葉はヴァン・ムスーというので、シャンパンもヴァン・ムスーに含まれています。
スプマンテはスパークリングワインの総称にあたり、ブドウの品種や製法に特別な決まりがあるわけではありません。そのため値段がリーズナブルなものも多く、気軽に飲むこともできます。
スプマンテの種類は?プロセッコ・フランチャコルタと違いはあるの?
スプマンテはイタリア産のスパークリングワインのことなので、色々な種類のワインが含まれています。ここではスプマンテに含まれるワインの種類や、それぞれの違いなどを紹介します。
スプマンテの代表的な種類
スプマンテの代表的な種類は、以下の通りです。
・プロセッコ
・フランチャコルタ
・ランブルスコ
・アスティ
スプマンテを代表する有名なワインのシュルはプロセッコですが、スプマンテがすべてのスパークリングワインを表す総称です。対してプロセッコは、原料や産地などが限定されたスパークリングワインを指します。スプマンテとプロセッコの具体的な違いは、以下の見出しで紹介します。
種類①プロセッコ
プロセッコはスプマンテの一種で、フランスのシャンパン、スペインのカヴァと並んで有名なスパークリングワインです。プロセッコはイタリアのヴェネト州で作られた、白ブドウのグレーラと呼ばれる品種を85%以上使っているスパークリングワインです。
プロセッコは比較的甘口で度数も低いものが多く、飲みやすくすっきりしています。口当たりが軽やかで、シャンパンなどの高級ワインよりリーズナブルな価格で手に入ることが多いところも人気です。
種類②フランチャコルタ
フランチャコルタはロンバルディア州で作られた高級ワインで、スプマンテの中でも最高格付けにあたります。風味も豊かでふくよかなブドウの香りが良く、フルーティーな味わいが感じられます。出荷までに要する瓶内熟成期間も、18ヶ月以上と決められていてシャンパンより長いです。
度数は12~13度程度のものが多く、ワイン初心者でも飲みやすいです。他にも、スプマンテの中にはモスカートなどの銘柄で知られるピエモンテ州のアスティや、ロンバルディア州とエミリア=ロマーニャ州で作られているランブルスコなどがあります。
スプマンテのおすすめ商品3選を紹介!
ここでは、スプマンテのおすすめの商品を値段と一緒に紹介します。スプマンテはネット通販でも気軽に買えますが、種類も多いのでワインを選ぶ時の参考にしてください。
①フェッラーリ ブリュット(3,278円)
イタリアの大統領官邸や大使館でふるまわれた有名なスプマンテで、りんごのような爽やかな味わいが特徴です。スプマンテの中でもやや辛口ですが、鋭すぎず軽い口当たりで料理とも合わせやすいです。
②ガンチア・アスティ・スプマンテ(960円)
モスカート・ビアンコ種100%で作られたスプマンテで、フルーティーな味わいが強く、爽やかで飲みやすいです。程よく甘みもあり、ボディ感もある重厚な風味を持っていて、料理と楽しみたい時にも向いています。
③チェッロ プロセッコ ブリュット NV チェッロ エ テッラ(1,188円)
手頃な価格で買える人気のスプマンテで、辛口できりっとした風味が楽しめます。ロミオとジュリエットにゆかりのあることから、可愛いハートマークがあしらわれたデザインも人気です。甘味よりもすっきりした酸味が印象的な味わいで、料理をうまく引き立てられます。
スプマンテに合う料理も知っておこう
スプマンテは爽やかでのど越しも良いスパークリングワインなので、料理と合わせるのもおすすめです。ここでは、スプマンテと合わせるのに向いている料理を紹介します。
スプマンテはイタリア料理との相性が良い
スプマンテはイタリア料理と相性が良く、以下のような料理と合わせて一緒に楽しむのもおすすめです。
・アクアパッツァ
・カルパッチョ
・ミラノ風カツレツ
・パスタ
・ピザ
スプマンテは爽やかな軽い口当たりのスパークリングワインなのでトマトを使った料理と相性がよく、アクアパッツァやピザ、パスタなどがよく合います。他にも、サクサクした食感が美味しいカツレツやカルパッチョなども合わせやすく、イタリア料理全般との相性が抜群です。
①ローマカルボナーラ
牛乳や生クリームを使わず、パンチェッタと卵だけで仕上げるローマ風のカルボナーラもおすすめです。クリーミーな風味が少なくなり、パンチェッタや卵の旨味が引き立ちます。こってりしすぎないので、スパークリングワインの軽い風味によく合います。
②ローストポークのバーニャカウダ添え
ニンニクやアンチョビをたくさん使ったバーニャカウダソースは、お互いの香りの良さを引き立て合うのでスプマンテとよく合います。野菜に添えたサラダも美味しいですが、さっぱりしたローストポークにバーニャカウダを添えた一品は、スプマンテと楽しむメイン料理に最適です。
③アクアパッツァ
スプマンテは魚介料理とも相性が良く、トマトの酸味が美味しいアクアパッツァによく合います。魚や貝の旨味と野菜の旨味が一体となったスープは、すっきりしたスプマンテの味わいと好相性です。
スプマンテとはどんなワインか知っておこう
スプマンテはイタリアのスパークリングワインのことで、色々な種類があります。シャンパンなどの高級スパークリングワインよりも手軽に買えるものが多く、料理とも合わせやすいのでワイン初心者にもおすすめです。スプマンテの種類や特徴を参考に、好みのスプマンテを試してみてください。