朝カレーの効能は?ダイエット効果あり?痩せる食べ方や作り方・レシピも紹介!
【管理栄養士監修】朝カレーを食べるメリットを知っていますか?今回は、朝カレーの<ダイエット・健康>などの効果・効能に加えて、太るなどの食べる際の懸念点を紹介します。朝カレーの作る際のコツや、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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朝カレーは体にいい?
前日にカレーを作って残った時には朝カレーを食べている人も多いでしょう。食欲がない朝でもカレーのスパイスが刺激となり、しっかり朝食を食べられるかもしれません。そして近年、朝カレーの効果や効能に注目が集まっています。ここでは、朝カレーは体にいいのかについて説明します。
朝カレーを食べて得られる効能は?ダイエット効果ある?
朝カレーには、様々な健康に良い効果や効能があると言われています。ここでは、朝カレーを食べて得られる効果や効能にどんなものがあるのか、ダイエット効果はあるのかについて説明します。(※1)
①ダイエット効果
カレーの辛味付けのスパイスとして使われる唐辛子には、カプサイシンと呼ばれる成分が含まれています。このカプサイシンには脂肪分解を促す働きがあるため、朝食で摂取することで痩せる効果があります。
また、カレーには野菜も多く使われるため、食物繊維やビタミンを摂取しやすいこともメリットです。食物繊維には腸内環境を整える効果があり、ビタミンの一部には代謝を促進する効果があることから、これらの相乗効果によってもダイエット効果が期待できるでしょう。(※2、3)
(*カレーのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②胃酸の分泌抑制
前述した唐辛子に含まれるカプサイシンには、胃液の分泌を抑制する働きがあることもわかっています。胃酸の過剰分泌は胃粘膜を痛めてしまいます。この胃酸が多く分泌されるのを抑制し、さらに胃粘膜を保護する胃液の分泌を促進するため、胃粘膜の保護作用がえられます。
③二日酔いの改善
カレーに使われているターメリックに含まれるクルクミンと呼ばれる成分には、アルコールの代謝を促進する働きがあります。そのため、二日酔いの時に朝カレーを食べるとターメリックの働きでアルコールの代謝が促進され、二日酔いの症状の改善に役立ちます。(※4)
④美肌効果
前述したターメリックに含まれるクルクミンには、体内での活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用があることもわかっています。活性酸素はしみやしわの原因になりますが、活性酸素の働きを抑えることでしみの原因となるメラニン色素の産生が抑制されるほか、肌のターンオーバーが正常化されることでしわもできにくくなります。
⑤脳の活性化
朝にカレーを食べると脳の働きが活性化することも知られています。特にカレーに含まれるカルダモンと呼ばれるスパイスは脳を活性化させる代表的なスパイスで、カレーを食べることで脳の血流量が増加したとする研究結果もあります。
カレーを朝食に食べることで集中力や計算力がアップすることが期待できるので、大事な試験や会議などがある日は、朝ごはんのメニューをカレーにするのも良いでしょう。
⑥栄養バランスの向上
前述した通り、カレーには肉やシーフード、野菜など様々な具材を入れることができるので、一品でも栄養バランスがとりやすいメニューです。また、スパイスの風味で野菜独特の味が気にならなくなるので、野菜を細かくしてしまえば野菜嫌いの子どもにも食べやすくなるのもメリットです。