ホッピーの飲み方は？なかそとって？そのまま・氷入りでも美味しい？

居酒屋などのドリンクメニューの欄にはホッピーの注文の仕方として、黒や白・赤という種類のほかにセット・なか・そとという文字が並んでいます。基本的なホッピーの飲み方そして「なか」・「そと」とは何を意味しているのかも、あわせて紹介します。

ホッピーの居酒屋での頼み方は、最初にホッピーセットを注文すると氷と焼酎が入っているジョッキと、ホッピーのボトルが出てきます。ホッピーセットとはホッピーを「そと」・焼酎を「なか」といい、この両方がジョッキと一緒に提供されることを意味します。

まずはこれらを割って飲むのが一般的な飲み方となっており、焼酎が入っているジョッキに泡がたつように勢いよくホッピーのボトルの中身を注ぎかき混ぜずに飲みましょう。その後追加で焼酎を頼みたい時には「なか」ホッピーを頼みたい時には「そと」を頼み、好みの割合で割り飲みます。

ホッピーは割り材として使うのではなく、そのままストレートで飲んでも美味しいです。ホッピーは低アルコールのビールテイストの清涼飲料水として作られているので、ビールは苦くて苦手という人や痛風でプリン体が気になるという人も安心して飲めます。

ホッピーは低カロリー・低糖質・プリン体ゼロのため、健康に気をつけている人にはおすすめです。冷やしてそのまま飲めば、アルコール度数約0.8%の低アルコール飲料で低アルコールビール感覚として楽しめます。

ホッピーは小売店で販売しているので居酒屋で飲むだけでなく、家でも手軽に楽しむことができます。ここでは、ホッピーを家で楽しむ際の美味しい飲み方や作り方を紹介します。

ホッピーの美味しい飲み方の基本は3冷で、3冷とはホッピー・焼酎・ジョッキを全てしっかりと冷やして作ることです。ジョッキに氷を入れて割ると時間の経過と共に氷が溶けて薄まってしまいます。すると本来の味わいを楽しめなくなってしまうので、3点をしっかり冷やして氷は入れずに飲みましょう。

ジョッキは良く綺麗に洗って、自然乾燥させてから冷蔵庫で冷やします。メーカーはジョッキを凍らせることをすすめていますが、ジョッキは冷凍庫よりも冷蔵庫でしっかり冷やした方が、泡が細かくなり美味しくすっきり喉ごしがよくなります。

ホッピーと焼酎を割る際の量の割合は、ホッピーが5で焼酎が1の割合がスタンダードとされています。ホッピには黒ビールのような苦みや香ばしさがある黒ホッピーと、ホップの香りも豊かで後味がスッキリしている白ホッピーが一般的で居酒屋に置かれています。

居酒屋によっては白・黒より倍の醸造時間をかけじっくりと丁寧な熟成が行われた赤ホッピーが置かれているので、出会ったら飲んでみて下さい。ビールのハーフ＆ハーフのように、白ホッピーと黒ホッピーを半分づつ焼酎で割る、ハーフ＆ハーフも味わいがあり美味しい飲み方です。

ホッピーと相性が良いとされる焼酎と割ることが、美味しいホッピーの飲み方の基本となります。アルコール度数25度の甲類の焼酎が良いとされ、居酒屋でのホッピーの割り材としての代表的なものがキンミヤ焼酎で最高の組み合わせとされています。良く冷えたジョッキにキンミヤ焼酎を入れ、ホッピーを勢いよく注ぎます。

特にキンミヤ焼酎をシャーベット状に凍らせたシャリキンは、最強の黄金の組み合わせです。キンミヤ焼酎を凍らせたシャリキンで割ることで、氷を入れずに冷たいまま状態でホッピーを楽しむことができます。シャリキンはパウチタイプのものが販売されているが、家でも簡単に作ることができるので試してみて下さい。

キンミヤ焼酎をはじめ焼酎の割り材として定着しているホッピーですが、焼酎以外の様々な割り材と割ったり、好みのアルコール度数で楽しめるのもホッピーの特徴です。色々なリキュールやソフトドリンクとの組み合わせも楽しめるので、オリジナルのホッピーカクテルに挑戦してみましょう。次の章では、具体的なアレンジ方法を紹介します。

ホッピーは居酒屋での焼酎との割り飲料として知られていますが、焼酎で割るだけでなくどのような割り材とも相性が良く、オリジナルのカクテルを楽しむことができます。ホッピーをアレンジしたお酒の飲み方を、3種類紹介します。