ハブ酒のアルコール度数はどれくらい?高い?ショット何杯で酔う?
ハブ酒のアルコール度数を知っていますか?高いのか低いのか気になりますね。今回は、ハブ酒のアルコール度数を〈泡盛〉など他のお酒と比較して、飲み方「ショット」1杯のアルコール量や何杯で酔うのかを紹介します。ハブ酒の飲み方や度数別のおすすめ銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
ハブ酒のアルコール度数は高い?低い?
ハブ酒は沖縄を中心に作られており、ハブと焼酎を使用したお酒です。また、ハーブや薬草と一緒に漬けることが多く、ハブのエキスと合わさって複雑な味わいになっています。そんなハブ酒のアルコール度数は高いのでしょうか。ここでは、ハブ酒についてアルコール度数を含め詳しく紹介します。
ハブ酒はアルコール度数「21〜40度」のお酒
ハブ酒のアルコール度数は21度から40度まで幅広くあるため、その味わいなどはさまざまです。基本的には25~35度のものが多く、中には40度とアルコール度数が高いものもあります。
ハブ酒はアルコール度数の高い泡盛などのお酒に漬けることによって、ハブのエキスをしっかりと出しています。また、ハブは毒を持っていることで有名な蛇ですが、ハブ酒そのものに毒がない理由は、アルコール度数の高い泡盛などのお酒に長時間漬けることによって無毒化されるためです。
ハブ酒をビール・泡盛など他のお酒類と比較すると?
お酒 | アルコール度数 |
ハブ酒 | 21〜40% |
ラム酒 | 40% |
泡盛 | 30% |
ワイン | 18% |
ハイボール | 8% |
ビール | 5% |
チューハイ | 5% |
ハブ酒は泡盛やラム酒などアルコール度数の高いお酒を利用して作られるため、醸造酒であるビールやソフトドリンクと割って作られるチューハイと比較するとアルコール度数は高くなります。また、ハブ酒のアルコール度数は商品によって異なるため、購入する際はご自身の好みに合わせて購入するようにしましょう。
ハブ酒のショット1杯のアルコール量は?何杯で酔う?
沖縄を中心に有名なハブ酒は、ショットで飲まれることもあります。アルコール度数が高めのお酒ですが、ショット1杯に含まれているアルコール量や何杯で酔ってしまうのかの目安についても詳しく紹介します。
ハブ酒のショット1杯(30ml)のアルコール量は「約8.5g」
ショット1杯30mlのアルコール度数は平均35度で、アルコール量は約8.5gになります。ハブ酒そのものを楽しみたい場合は、ショットで飲んでみるのもおすすめです。そのままではアルコール度数が高く、味にも癖があるため、気になる場合はショットではなく割り材で薄めてもおいしく飲むことが出来ます。
ハブ酒のショット杯数別のアルコール量と酔い具合の目安
酔い具合 | ショット何杯(35度) | アルコール量 | ビール瓶(相当量) |
そう快期 | 2~3杯 | 20g | 1本 |
ほろ酔い期 | 3~5杯 | 20g~40g | 1~2本 |
酩酊初期 | 7杯 | 60g | 3本 |
酩酊期 | 9~14杯 | 80g~120g | 4〜6本 |
泥酔期 | 16~24杯 | 140g~200g | 7〜10本 |
昏睡期 | 24杯以上 | 200g以上 | 10本以上 |
・そう快期:皮膚が赤くなり、陽気になる
・ほろ酔い期:体温が上がったり、脈が早くなったりする
・酩酊初期:声が大きくなったり、怒りっぽくなったりする
・酩酊期:呼吸が速くなり、吐き気が起こる
・泥酔期:まともに立つことが出来ず、記憶もあいまいになる
・昏睡期:起しても起きず、最悪の場合は死亡することもある
アルコールを摂取したときの酔い具合は個人差があり、症状もさまざまです。ハブ酒をショットで飲む場合は、アルコール度数が高いので一度に大量飲まないよう注意しましょう。
ショットで飲む場合、3杯程度まではそう快期となりおいしく飲めます。しかし、7~14杯飲むと吐き気がするなど酩酊状態になることがあります。また、16杯以上では泥酔したり昏睡状態になったりすることもあるので大変危険です。
ハブ酒の飲み方も知っておこう
ハブ酒は癖があるお酒とも言われていますが、ここでは飲みやすくておすすめの飲み方などを紹介します。
・カンガラー(ハブ酒+コーラ+レモン汁)
・ウージ畑(ハブ酒+砂糖+シークワーサー)
・ストレートまたはロック
・好みのジュースで割る
そのまま飲むとハブのエキスに癖があり飲みにくいと感じる人は、好みの割り材と割って飲むのがおすすめです。有名なものに、コーラとレモン汁で割ったカンガラーや砂糖とシークワーサーで割ったウージ畑があります。ウージとは沖縄の方言でサトウキビのことで、甘味があるため女性にも飲みやすいお酒になっています。
ハブ酒そのものの味わいを感じたい人は、ストレートやロックで飲むと良いでしょう。他にもジンジャエールやお好みのジュースなどで割って飲むことも可能で、沖縄のバーなどではカクテルとして提供しているところもあります。