マッコリの原料・成分とは?どぶろく(日本酒)や甘酒との違いは?
マッコリとはどんなお酒か知っていますか?原材料・成分は何でできているのしょうか?今回は、マッコリの〈味わい・度数・効果〉など特徴や、どぶろく(日本酒)・甘酒との違いを紹介します。マッコリの作り方やおすすめ銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
- 韓国のお酒「マッコリ」とは?原料・作り方は?
- マッコリの原料・成分
- マッコリの作り方・製造方法
- マッコリの味わい・アルコール度数
- マッコリと「どぶろく(日本酒)」や「甘酒」などとの違いは?
- マッコリと「どぶろく(日本酒)」の一番の違いは原料
- 甘酒とマッコリの違いはお酒であるか否か
- マッコリと生マッコリの違いも知っておこう
- マッコリを飲むと体にいい効果も?
- マッコリの成分と飲むメリット・効果
- ただし飲み過ぎは体に悪いので注意
- マッコリの美味しい飲み方は?
- ①ストレート
- ②ロック
- ③割ってから飲むのもおすすめ
- マッコリのおすすめ銘柄3選も紹介!
- ①JINRO マッコリ|眞露(JINRO) (600円/1000ml)
- ②ソウルマッコリ|サントリー(SUNTORY) (455円/750ml)
- ③生マッコリ|麹醇堂(クッスンダン)(530円/700ml)
- マッコリとはどんなお酒か知っておこう
韓国のお酒「マッコリ」とは?原料・作り方は?
韓国の伝統的なにごり酒であるマッコリは日本酒のどぶろくにとても似ていますが、どのようなお酒なのでしょうか。マッコリは原料に何を使い、どのような作り方をしているのかを紹介していきます。
マッコリの原料・成分
マッコリの原料は主に米ですが、その他にも麦・豆類・小麦粉・じゃがいも・さつまいも・トウモロコシなどの穀物を使うこともあります。マッコリの成分は水が80%を占めていて、その他には食物繊維や乳酸菌・酵母となりアルコール・タンパク質・脂肪・炭水化物も含まれています。
マッコリの作り方・製造方法
マッコリの作り方は原料である米・麦・豆類・小麦粉・じゃがいもなどを、蒸して乾燥させます。乾燥したものに麹と水を加えてアルコール発酵させ、粗く濾過して原料の固形物を省き出来上がります。
(*マッコリの作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マッコリの味わい・アルコール度数
マッコリにはほんのりした甘味と乳酸飲料のような酸味があり、口当たりがまろやかで飲みやすいお酒です。豊富に含まれている乳酸菌の成分の作用で、ヨーグルトのような酸味を感じすっきりとしています。
アルコール度数は6~8度前後とビールよりは少し高めですが、他のお酒と比較しても少し低めのアルコール度数となります。近年は低アルコールを好む若年層のために、韓国ではアルコール度数が4~5度のマッコリも出てきました。
(*マッコリの味わいやアルコール度数について、詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マッコリと「どぶろく(日本酒)」や「甘酒」などとの違いは?
韓国酒のマッコリと日本酒のどぶろくや甘酒とは、どのような違いがあるのでしょうか。見た目や味わいに類似点があるマッコリ・どぶろく・甘酒の違いを紹介します。
マッコリと「どぶろく(日本酒)」の一番の違いは原料
マッコリもどぶろくも原料を酵母でアルコール発酵させた醸造酒という点では同じですが、マッコリとどぶろくとの一番の違いは原料にあります。どぶろくは原則として米のみを原料として作られていますが、マッコリは米以外にも麦・小麦粉・ジャガイモ・サツマイモ・トウモロコシなどを原料としています。
マッコリもどぶろくも微炭酸でシュワシュワとした口当たりが爽やかですが、マッコリの方が発泡性が強いのが特徴です。また、味わいもよく似ておりいずれも酸味があり濃厚ですが、マッコリの方がどぶろくよりも酸味が強くなっています。
甘酒とマッコリの違いはお酒であるか否か
マッコリは主原料を糖化したものを更にアルコール発酵させているので、お酒になります。一方、見た目もどぶろくに似ているのでお酒と勘違いされがちですが、甘酒はお酒ではありません。甘酒は飲む点滴と言われている健康的な飲み物で、米と麹で作るものと酒粕から作る2つの製法があります。
本来は原料の米を米麹で発酵させたもので甘味飲料なのですが、現在は原料に酒粕を利用した甘酒が多く酒原に微量のアルコールが含まれていますが少量です。