リキュールとは？飲み方はストレート・ロックが美味しい？おすすめの種類も紹介！

リキュールの種類は風味を加える原材料によって、以下の4つに分類されます。

・香草、薬草系
・果実系
・ナッツ、種子系
・その他

薬酒の起源として知られている薬草系は、緑茶やミントが主な原材料で独特の香りや味わいがあるため、他のリキュールのアクセントに使うことも珍しくありません。果実の果肉などをメインに使う果実系は嗜好品として人気が高く、種類と製造量が最も多いリキュールです。

カカオなどを原材料とする種子系は濃厚な味わいが特徴的で、口当たりが良く高い知名度と人気を誇るカルーアミルクは種子系に分類されます。さらに近年では技術の進歩と幅広い趣向の増加により、乳製品などが原材料のリキュールも数多くあります。一例としてはアルコール度数が低く甘い味わいで、ヨーグルトを使ったヨーグリートと呼ばれるリキュールが人気です。

リキュールにはカクテルなど色々な美味しい飲み方がありますが、まずは以下のような種類のリキュールをストレートで飲んでみることをおすすめします。

・香草、薬草系
・果実系
・ナッツ、種子系

ストレートで人気の高いリキュールは、味わいがはっきりしているチョコレートの種子系や、濃厚な味わいが特徴的なカシスといった果実系の種類です。さらにハーブと果実がミックスされたリキュールも人気で、独特なハーブの苦味と様々な素材が混ざったコクのある美味しい味わいを、ストレートではしっかり味わうことができます。

ストレートはリキュール本来の味わいと香りを感じることができる飲み方です。しかし、40度を上回るアルコール度数の高いリキュールもあるため、ストレートで飲む場合はリキュールグラスで少しずつ飲むようにしましょう。

ロックは氷入りのグラスにリキュールを注ぐ飲み方で、以下のような種類のリキュールと良く合います。

・香草、薬草系
・果実系
・ナッツ、種子系

冷たい状態をキープできるロックのおすすめは、すっきりした味わいが特徴的で、ハーブが入った香草系のリキュールです。また、トロピカルフルーツなどのさっぱりした味わいの果実系や、カルーアといったコーヒーの香りと濃厚な味わいがある種子系の種類にも合います。

氷が溶けるにつれてリキュールの味わいが変化するロックは、ストレートが苦手な人や時間をかけてお酒を楽しみたい人におすすめできる飲み方です。

アルコール度数を抑えてリキュールを気軽に楽しめる水割りは、以下のリキュールとの組み合わせが特におすすめです。

・香草、薬草系
・果実系

水割りが合うリキュールの種類は、独特の苦味があるハーブが入った香草系や、果物や生の果皮をブレンドされた風味が強い果実系です。水割りは8：2の割合を心がけるようにすると、リキュール本来の味わいや香りを損なわずに、美味しいお酒を楽しむことができるので参考にしてください。