クラフトジンの美味しい作り方・材料は?自家製は違法じゃないの?
クラフトジンの作り方を知っていますか?家で自家製するのは違法なのでしょうか?今回は、クラフトジンの美味しい作り方を〈材料・ジュニパーベリー・ボタニカル〉など美味しく作るポイントとともに紹介します。〈ビール〉などクラフトジン作りで違法になるケースも紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
ジンの作り方は?家で自家製するのは違法じゃないの?
ジントニックなどのカクテルに使うジンが流行っていますが、ジンを自宅で作って好みのクラフトジンを楽しみたい人も増えています。まずはじめに、自家製クラフトジンを作る際の注意点について紹介します。
自家製のジンは違法になる場合があるので注意
自家製のジンを作るときは、以下のような注意点に気を配ることが大切です。
・アルコール度数は20度以上にする
・米や麦などの穀物は漬けない
・ブドウ類の果物は漬けない
自家製のジンを作る際は、日本の酒税法を守ることが大切です。酒税法では、発酵させてお酒を作ることは禁止されているので、菌が発酵できないアルコール度数20度以上のジンを使います。
また、酒税法では米や麦などの穀物類を使ったお酒の製造も禁止されているので、ジンを作る時もこのような穀物類を漬け込まないようにしてください。さらに、ブドウや山ブドウなどを使ったお酒の製造も、法律に反するので避ける必要があります。
ジンの美味しい作り方のコツは?ジュニパーベリーは入れないとダメ?
ここでは、自家製のジンを美味しく作るコツを紹介します。ジンの代表的なボタニカルと言えばジュニパーベリーですが、ジュニパーベリーを入れないといけないのかも紹介するので、参考にしてください。
①ジュニパーベリーは必ず入れる
美味しいジンを作るためには、必ずジュニパーベリーを入れるようにしてください。ジュニパーベリーはジュニパーの実で、古くから薬としても使われてきた薬効のあるボタニカルです。ジン特有の香り付けをするのにも重要な役割をもつため、必ずジュニパーベリーを使いましょう。
②ベースのお酒の選び方
ジンは、ベースのお酒に様々なボタニカルを漬けて作るお酒です。どの蒸留酒を使うかは好みですが、カクテルのベースとしてもよく使われている無味無臭のウォッカは、ボタニカルの香りを邪魔しないのでおすすめです。また、手に入りやすいホワイトリカーは、低価格で手軽に自家製のクラフトジンが作れます。
ホワイトリカーは梅酒などの果実酒にも使われる蒸留酒ですが、比較的長時間漬け込みたい時に使うことが多いです。短時間で香りを付けたい時は、ウォッカの方がおすすめです。また、水分の多い果実を漬けると果実から水分が出て薄まってしまうため、度数の高い蒸留酒を選ぶようにしてください。
③漬け込むのにおすすめの材料【果物系】
自家製クラフトジンを作るのにおすすめの、果物系の材料を以下に紹介します。
・レモン
・グレープフルーツ
・オレンジ
・リンゴ
・梨
ジンにはレモンやオレンジなどの柑橘系の果物が使われているので、自家製のジンでも柑橘類を加えるのがおすすめです。レモンやオレンジ、グレープフルーツのほか、ゆずやすだちなども美味しいです。また、甘酸っぱく爽やかな風味のあるリンゴや梨もよく合います。果物らしい、フルーティーな香りがするジンが作れるので試してみてください。
④漬け込むのにおすすめの材料【その他】
ここでは、果実系以外のジンを作るときにおすすめの材料を紹介します。
・スパイス
・ハーブ
ジンにはスパイスの一種であるジュニパーベリーが欠かせませんが、他にもコショウや唐辛子、クローブなどのスパイスを入れても美味しいです。また、ローズマリーやミントなどのハーブを合わせると、香り高いクラフトジンが作れます。日本らしい山椒や生姜などを加えても美味しいので、試してみてください。
クラフトジンの作り方【材料・道具】
ここでは、自家製のクラフトジンを作る時に必要な道具や材料を紹介します。自家製のクラフトジンはストレートのほかカクテルにしても美味しいので、材料を揃えて自宅で作り、色々な飲み方を試してみてください。