ジンとウォッカの違いは?原料は同じ?味・作り方などの比較や飲み方のおすすめを紹介!
ジン・ウォッカの違いを知っていますか?今回は、テキーラ・ラムと4大スピリッツに分類されるジン・ウォッカの違いを〈原料・度数・味・製造方法〉などで比較して紹介します。おすすめな飲み方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
ジン・ウォッカはどんなお酒?

お酒は製法により醸造酒、蒸留酒に大別されます。醸造酒とはビールや日本酒、ワインなどのことで、ジン、ウォッカは蒸留酒になります。ジン・ウォッカにはどういった特徴があるのか、まずはこちらの見出しで見ていきましょう。
4大スピリッツと言われる蒸留酒
度数 | 原料 | |
ジン | 37.5度~ | 主に穀物 |
ウォッカ | 37.5度~96度 | 主に穀物 |
テキーラ | 35度~55度 | アガベ・アスール |
ラム | 35度~ | サトウキビの廃糖蜜、または搾り汁 |
ジン、ウォッカなどの蒸留酒は、スピリッツと呼ばれることもあります。スピリッツの代表的なものとして、ジンとウォッカ以外にテキーラ、ラムがあり、これはまとめて4大スピリッツと呼ばれています。それぞれに原料や製造方法が違い、どれも個性的で魅力あるお酒です。
ジン・ウォッカの違いとは?

ジンやウォッカにはそれぞれ様々な種類がありますが、製法などの違いはあるのでしょうか?ここでは、その違いについて説明していきます。
①原料に大差はない
ジンの主原料は主にトウモロコシ、大麦麦芽などでウォッカは小麦、ライ麦、トウモロコシなどと、どちらも主に穀物が原料です。どちらのお酒もアルコールの原料に定義があるわけでは無く、ミルクやフルーツなどを原料にしたウォッカやジンもある様です。ただし、ジンの場合には香り付にジュニパーベリーを使う事が前提とされています。
②度数
ジンとウォッカどちらも40度前後から50度程の商品が多いですが、ジンに関してEUの規定では37.5度以上のものとされています。ウォッカのスピリタスの様にアルコール度数が96度あるものもあるので、もしこういった種類を取り扱う事があれば火気を避けるなど取り扱いに注意しましょう。
③味・風味
ウォッカの主成分は水とアルコールの為すっきりとした味わいのものが多いですし、ジンはハーブなどの香りを付けている為、爽やかな香りが広がります。上記の様な味わいのもの以外にも、フルーツ系やスパイスのフレーバーを付けたもの、甘味を付けたウォッカ、ジンもあるので、好みや気分に合わせて選んでみて下さい。
④製造方法・工程
ジンとウォッカはどちらとも度数の高いアルコールを蒸留するところまでは同じですが、ウォッカの場合は白樺の炭で濾過をするのが特徴で、特有のすっきり、まろやかな味わいを作り出します。一方、ジンはジュニパーベリーやコリアンダーなどのハーブで香り付けされるのが特徴で、爽やかな味わいになります。
ジンの飲み方のおすすめは?
ハーブの香る爽やかなジンは、飲み方次第で色んな楽しみ方の出来るお酒です。ジンを使ったカクテルをいくつか紹介するので、参考にしてみて下さい。